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2026年4月25日土曜日

繊細な一片 in 早川

毎度お馴染みの早川へ

『定 4段』を触っているが中々登れない

毎回満を持して突撃するが・・・

運転時間が長いが何とか続けられている

触り始めて4日目

そろそろ登りたい


先ずは『歴 2段』

道路を歩いて探すとトンネルの数百メートル手前に階段があり川原へ

下地が池で焦る

せっせと石で下地を作る

岩はツルツル

2手目のカチにスタで右手を出せる足を見つけると登れた

というよりスタでないと止まらない

2手目が取れれば問題なし

窮屈な足上げが核心か

足が上がれば結構登りやすい


移動して「定 4段」

全てのムーブに非常に繊細なコツを積み重ねた

初手取りの足位置と右足の踏み込み

初手のホールディング

2手目取りに向けた重心移動とプッシュ

ムーブメモを何度も修正・加筆した

登れたトライはあっさりだったが,

そこに至る過程は長かった

ここからの一手に全てが詰まった課題

普段一つの課題にこだわる事はほぼ無い

心惹かれていたのだろう

バラしができず全貌が掴めない

止まらない一手

登れなくても小さな発見がある日々

執着していた

2手目は1日に一回止められた

つまり4日(4週)で4回止めた

一度目は位置が悪く持ち替えたら落ちた

二度目は重心を落とそうと左足を切ったら落ちた

三度目は3手目取りで良い位置に当たらず落ちた

登れて全容が明らかになった今,

二度目でムーブをミスらなければ登れていただろう

決定力とオブザベ力がなかった

そして,

仮にバラせればもっと早く登れていただろう

とはいえ,

未知の部分が無くなると“作業”に感じてしまい,

面白みが薄れて気持ちが続かない

総じて,良い課題はこうも魅了してくる


移動して『ソバがき 初段』

あまり触られていないのか掃除をする

日暮れが迫る時間帯だが結構滑る

「定」の岩は直射日光が当たらなければパリッとしていた

この岩は風が通りづらく湿気ってしまうようだ

窮屈な下部からフェイス面に出て

体を上げるパートに手こずった

下地の岩の隙間が気になる

チクタクを駆使するムーブができると登れた

結構面白いオススメ課題だ

不意落ちは避けたい姿勢


まだ登りたい課題がいくつかあるが,

息切れ感が出てきたので今シーズンの早川は終了

次に訪れる時に下地が変わっていないと良いな



<登れた課題>
歴(2段)
定(4段)
ソバがき(初段)

2026年3月15日日曜日

蹉跌 in 早川

お気に入りの早川へ『定 4段』を触りに行く

遠くてそれだけで疲れてしまうが

まだ,気持ちは切れていない


ということで到着

「定」は

おそらく3手で終わり

全てのムーブが繊細な課題だ

と言うよりさらに細分化した

全ての,

動き出し

ポジション作り

体の動かし方

ホールディングと踏み方

にコツがある

加えて,11時から15時は直射日光で岩が温まり触れない

もう少し早い時期に来るべきだったな

色々やったが2手目が一度だけ浅く止まっただけ

持ち替えようとして落ちた

ベスポジを確実に捉えないとダメだ


意気消沈して裏の岩の隙間にある『雪鈴 2段』

全てのムーブで躓いたが

バラしが終わると繋げ1トライで登れた

マントルが悪くて焦ったが,

狭い空間を抜ける中々面白い課題だった

せ,せまい



<登れた課題>
雪鈴(2段)

2026年3月8日日曜日

試行錯誤 in 早川

気になっていた課題である『現 3段』を触りに,

最近お気に入りの早川へ

ちと遠いことを除けば最高のエリアだ


飛び石伝いに川を渡れそうに無く,

長靴を取りに戻って渡渉

岩がでかい

明らかに下部核心だと思われるが,

上部のスラブから圧倒的な威圧感が溢れでている

取り付くと岩がツルツルでスタートの足が悪い

序盤のホールドは一つを除いて持ちは良いのだが,

如何せん足が悪くてムーブが起こしづらい

手順が変わるだけでどのホールドも使ったのだが,

3!通りの組み合わせを検討する

その内の唯一一通りのムーブで突破できた

持ち感のよいホールドで岩に立ち上がる

既に高度感を感じる

やっと中間部に到達

持ち感の悪い右手から遠いスローパーを取りにいく

その右手が信用できないし,高さに怯む

そもそも持ち感の悪い右手取りがバランスが悪い

これまた3箇所の足位置を検討することで,

右手取り,遠いスローパー取り,スローパーマッチ

の各ムーブが出来た

強ければ一つの足で完結できるようだが,

僕にはできなかった

それらを繋げるシーケンスが完成

既に体は疲労感で一杯だ

完登がイメージできてきたトライで,

スローパーマッチまで進んだ

が,どパンプしており中間部のマントルが返せない

「このトライで登り切れないと次はないかも」

という不安と焦りが募る

粘ったがバランスを崩して落ちてしまった

足位置が悪かったよう

その後は悪い右手に日差しが被ってしまい

ヌメるし眩しくて中間部から先に進めなくなった

熟慮して日が山の端に隠れるまでレスト


涎が垂れそうになり目が覚めると日が陰りそう

少ないトライで決めないと時間の余裕がない

体はフレッシュになっている気がしていたが,

取り付くと序盤が全くできなくなっていた

40も半ばになると,

再臨界,レストでの回復,は見込めない悲しい現実

体力的にも限界が近いようだ

気持ちを落ち着かせてしつこく触る

姿勢を意識すると上手く繋がりなんとか序盤を突破

慎重に中間部のムーブを起こしスローパーを捉える

スローパー取りの足位置を決めるのに時間がかかった

反省を活かしてマントルを返す

上部のスラブへ

ここから先は絶対に落ちられない

岩をよく観察して足を進める

スラブ自体はそんなに難しくなかった

何とか岩の上に立てた

マントルを返した10cm程右に新鮮な猿の糞

「触っていたら滑って落ちていたかも」

などと考えながら岩を下りた

岩も課題も素晴らしい

「自分が出来る事」を的確に取捨選択し,

しっかりムーブが組み立てられた

良い登りができたと思う

充実した一日に満足



<登れた課題>

現(3段)

2026年1月10日土曜日

不思議 in 早川

前回の「早川」

「パンデミックジュース」を登ると「縁」を再登した静岡クライマーの方と岩の上でバッタリ

そのまま色々と情報交換させてもらう

『理 3/4段』が凄く良い課題でオススメだそう

調べてみると噂の『鋏 2段』と同じエリア

何とか見つけた『ビタミンH sd 初二段』も近そう

という事で2週連続の早川へ



「理」の岩は直ぐに見つかった

「気をつけて下さい」と言われた通り

もし岩の上で滑ったら10m位下の川に落下しそう

そして岩からの下降路が枯れた木・・・

日陰で寒すぎるので「鋏」と「ビタミンH」を探す

「鋏」も触ろうかと思っていたが下地が悪すぎ

マット一枚分の平な下地があるにはあるが,

マントル付近で落ちたらマットが敷けない岩盤の急斜面に落ちる

多分,もとい絶対に怪我,もとい大怪我

完全に気圧されてしまった

「ビタミンH」は下部が非常に狭そう

という事で,少し暖かかくなるまでブラブラ


『理 3/4段』に取り付く

初手は2トライ目で止められた

2手目は体をくの字に曲げて持ちにくいカチへ

ホールディング位置が全くわからなかったが,

2回目で今一だが何とか止まった

強引に体重を右に移動して3手目をタッチして落下

ボンヤリと2手目への入り方やホールディングのコツがイメージできた

3手目の狙いもボンヤリ

次トライ

2手目が止まり慎重にムーブを起こすと何故か3手目も止まった

右に入れた理由が分からない

絶対落ちたく無かったので南無三デットを連発

ことごとく当たりを引いてそのまま登れてしまった

余りの呆気なさにビックリ

グレードは全く分からない

初段と言われればそうだし、3段と言われればそう

そんな体感だ

強度というより,

重心の動かし方とホールドへの正解なアプローチが大切なんだと思う

ムーブ強度の面では優しく感じたが,

再現できないと言い切れる重心移動でありシーケンスだったと思う

あと,体のサイズがドンピシャだった気がする

そんな細末なことより岩とラインが素晴らしい

次は『ビタミンH sd 初二段』

最初のトライは下部で落ちたが,

狭いだけで難しくは無かった

小さな突起取りのムーブに気がつくと,

そこからのリップ出しが核心になった

当初はもっと右のリップ際を取ろうとしていたが,

真上の遠いガバにしか手が出せなかった

この時期なのに突起は触った後に少し湿気っている

足位置と向きを工夫するとリップ取りがバラせた

繋げトライを数回するとガバが止まり完登できた

下降路はクライムダウン

気持ちの良い一手

移動して『炭団 初段』

下降路で足が攣りかける

這々の体で渡渉地点を探すがどこも厳しそう

「今なら岩を伝って行けるんじゃないですか〜」

というO澤君の言葉を楽天的に捉え,

長靴で来なかった事を後悔する

多分30分位フラフラしていた

足の状態とアプローチを考え,

長靴を取りに戻ることに二の足を踏む

川幅は20m弱で水深は深くて30cm程

「僕なら行ける」

決意して渡渉開始

水深数センチの2歩で断念

急いで踵を返す

あまりの冷たさに声が出る

諦めて車に戻り長靴で渡渉

立派な岩だ

下地は泥炭のような少し臭い砂

最初のトライでは,

右手でブロック(下地が高い時のスタート)を取った後にスタートの左手を強引に持ち替えた

次の遠い右手出しが出来ずに立派な血豆が・・・

この持ち替えムーブのバランスが悪い

突破できないこと数トライ

一度,右に吹っ飛んで臭い砂の上を流れる川に着水

靴は臭いは足は攣るわで良いとこなし

マットが足りないので右に吹っ飛ばない足を探す

良い足位置が決まるが,

マットが少なくプレッシャーから次の右手が出せない

リスクの少ない落ち方を模索

試行錯誤してデットを選択すると右手が止まった

試しに一度飛んだので怖がらずムーブを起こせた

そのまま左手をサイドカチっぽいところへ

浮遊して焦ったが止められた

後は慎重に手を進めると登れた

非常の面白い課題だった

帰路で足が攣ったが何とか車へ

素晴らしい岩を登れて満足



足は復活しそうにないし,

明日は「兜山」なので時間は早いが切り上げることに

運転中に酷く足が攣り焦る

クルコンってこんな時も便利

温泉後に「手作り定食 杏と梅の木」へ

豚ハラミ定食,だし巻き玉子も追加した

結構おいしかった

機会があったらまた行きたい



<登れた課題>
理(3/4段)
ビタミンH sd(初二段)
炭団 (初段)

2026年1月3日土曜日

登り初め in 早川

明けて新年

Heeちゃんが爆誕してから光陰矢の如しで,

もう2026年

最近「早川ボルダー」が気になっており,

少ない人脈とGoogle map & ブログ & 動画を総動員して岩の場所を下調べしていた

ただ一番気になる「道場岩」は確証が得られず

そんな折,

年末の「大日」でClimbing Giantさんに遭遇

僕が決して成れないであろう凄く感じの良い人だった

これ幸いと「道場岩」の場所を教えてもらう

4つの候補に絞っていたが,候補2でドンピシャ

なかなかの探索能力だと自画自賛

年末に得た光明

善は急げということで登り初めで突撃することに



峠越えの一箇所のみ高速を利用

少し遠かったが,

朝は寒いだろうから時間がかかっても良しとした

先ずは「鳥岩」

アプローチは2秒

『夜鷹SD 初段』に取り付く

とても登りやすい

体が伸びて気持ちが良い課題だった

2回登ってアップ終了

気持ちの良い一手


次は『トビSD 初段』

結構頑張るがヒールで膝が壊れそう

掻き込みでもトライしたが無理

肩甲骨とヒールといった僕に実装されていない柔軟性のダブルパンチが必要

一生登れないと悟る

かなり頑張ったんだけど悔しい


ということで「道場岩」へ

岩を伝って問題なく渡渉できた

やはり実物はカッコいい

『斬 2段』

早速トライ

速攻落ちる

2手目を取った後のトーフック解除と足移動がキツイ

フック解除で振られに耐えると結構吸われそう

一手目の時点で解除したりと幾つか試すが

結局耐えられなかった・・・

マントルは比較的高く下地も今一なので,

余裕を持って突入したい

ということで,

できる限り足に逃がせて振られないムーブを構築

振られに耐えなくて良いムーブ


マントルまでのムーブも確認

繋げ1トライ目ではフック交換に失敗したが,

2トライ目でムーブが繋がって上部へ

マントル部分のホールドが乏しく焦るが完登できた

余裕が無かったら厳しかったかも

いい登りができた

中間部以降は優しいので課題としては結構登りやすい


メインエリア(自分の中で)へ移動

静岡の3人組が登っていた

『縁 初段』はホールドがわかると登れた

特段難しいムーブはなく登りやすい

高さがあって充実する好課題だ

ガバポケット取りの一手,結構リーチーかも

『パンデミックジュース 初段』はクロスの際の足使いがわかると登れた

こちらもかなり登りやすい

足が大切な核心ムーブ

『棘 初段』はホールドがかなりガビガビで,

右手の人差し指の指先が痛くなった

まだ「椚平」のダメージが完治していない

1トライ目が最高高度でその後は躓くが,

テーピングしてホールディングがわかると上部に行けた

ホールディングがポイントだった

リップ付近のホールドとムーブがわからず落ちる

下からではホールドが見えないのでしっかりバラして,

場所も確認

何故か時折焦げ臭い風が流れてくる

気にしないでトライを続けて,

バラしていない箇所でアタフタしたが登れた

小さい岩だが良い課題だった

途中,静岡クライマーが移動してきた


「縁」の面に戻ると,

“先程はいなかった大集団”が焚き火をしながら登っていた

「臭いの原因はこれか〜」と思いながら

『蹄 3段』『定 4段』

「蹄」は初登時には無くて後に出現したガバが完全に無くなっていた

静岡クライマーに聞くと,ここ1-2日で欠けたらしい

このガバを使うとかなり簡単になるっぽいし,

当初の形に戻ったので寧ろ良かった

風向きが変わると煙が流れてくるわ,灰まで飛んでくるわでイライラする

山火事が頻発している昨今,

近くに木がない河原とはいえ焚き火をする精神性に疑問

まず,火はほったらかしにしない方が良いと思う

Wetな実験系の研究室なら火からは離れるなって習うよね?

というより,

「こっちは臭いと灰で気が散るんだよ」

と“神○川クライマー“にイラついてくる

精神をかき乱されたのが原因(敗因)という事にして

鳥岩に移動


もう一度「トビ」を触るが無理

「蹄」で攣りはじめた足が本格的に攣りだす

『ミサゴSD 初段』を触る

核心であろうヒールからの遠いリップ取りにハマる

バラしても止まらず結構凹む

中間部のムーブ修正

飛び出しの際の足位置の調整

をする

それでも捉えられない

ヨレから全てのムーブを起こすのがキツい

少し長めにレストして最後のつもりで繋げトライ

中間部は問題なく繋がった

ポジションに上手く入れたのか,

最後に見出した左足のおかげかわからないが,

核心が初めて止まった

このトライで登れて良かった

その先は当然バラせていなかったのでad libitum

慎重に,

だが大きく体を動かす意識でムーブを起こす

完登できた

これはかなり嬉しい

レストも効いていたが,

中間部以降でかなり集中できていた

締めに非常に良い登りができた

当然その後に「トビ」を触る

が登れず・・・

まぁこんなもんだろう

全体としてはいい登り初めだった



<登れた課題>
夜鷹SD(初段)
斬(二段)
縁(初段)
パンデミックジュース(初段)
棘(初段)
ミサゴSD(初段)