2018年5月6日日曜日

GW後半 in 赤城

3日は大谷石の採石場で異世界感を味わった後に、
「まさし」で餃子を食べてから南下して益子陶器市へ
かっこいい皿と器を購入
なかなか良いんじゃあないかと


手前の皿が僕のチョイス
後ろの器は相方チョイス
器と同じ模様の小ぶりな湯飲みを所有済み。
どう見ても僕のセンスの圧倒だろう
むろん、値段も圧倒

夕飯は「古陶里(ことり)」でポークステーキ
結構おススメ


で、4日は赤城で因縁のあの課題に相対してきた
取り付いて2日目にリップを撫で始め、
そこから全く進展せず・・・
リップまでのムーブにあるコツが日々違ってしまい
今まで触ってきた課題では経験したことが無い安定感のなさ。
お蔭で精神面はダダ下がり。
UFO君のアドバイスによりやっとリップが取れた前回
気温も低く、
岩もパリッとしていた今回は勝負をかけていた
最後のカチ取りも遠いなぁと感じたが、
何とかとらえられた



クライミングが上手い人にとっては、
難しくない課題だろう。
しかし、僕にとっては、
今まで登った課題の中でもっとも時間がかかり、
クライミングの難しさを感じたムーブ、シーケンスだった。
強度は高くない、
だが、全てのムーブに高い集中が必要だった。
大変勉強になった。
正直、憧れのラインを見つけるために沢山触ろうと思った課題の1つで、
自分のクライミング力をアップさせるための踏み台程度に考えていた。
だが現実には、
大きな壁にぶち当たり、
自分の中の「ルール」を曲げていた。
恐らく、フィジカル以外の部分での躓きに、
敗北を認めたくなかったのだろう。
このラインに魅了されていた気がする。

たった1つのホールディングの違いでここまで長引いた。
最初から分かっていたらもっと早くに完登し、
分からなければ今も完登できていないだろう。
その違いを自分で見つけられなかったことが悔やまれる。
時間はかかるが、
登らないとホールドすら確認できないこの様な課題が好きだ。
そこにクライミングの醍醐味を感じる。
こんな質の高い課題が身近にあったことに感謝。
初登者に「やっと登れました」と報告したが、
僕の心の内は伝わらなかっただろう。


その後、5日からは赤城でリラックスしながらクライミングを楽しんだ。
夜はジムで登りつつ

初めて赤城に行った日に登った2級ライン「ハブとマングース」の
1級Ver.を登り、、




ビックシップの岩にある「転覆 1級」をスタートを間違えてFlash
さらに、右端から新たなラインを引いてみた
トポに無いのでおそらく初登だろうということで、
「横波」と命名。
転覆と同程度の難易度だろうか。
体感3級程度なので、
苔スラブの次に触る課題、
土木等のアップに登ってみてはどうだろうか。

「転覆」を正しいスタートで登り、
「横波」のスタートを明確化しに、
6日もちょっとばかり岩を触りに行った



最後に遠いガバカチでマントルを反しているが、
実はそれを使わないのでは!?
と思っている。
つの部分の真上辺りに甘いカチが有ったのだが、
それで反すとなると難しそう。



木陰のためかそこまで暑く無く、
気持ちよくGWの登り収め
夕方からはジムへ
体が重く思ったように登れなかったが、
まぁ、よしとしよう。

やっと大きな肩の荷が下りた。
梅雨までにもう1本は打ち込める課題を見つけて、
あわよくば完登したい。