2015年2月10日火曜日

カチの再発見と腕立て伏せ

クライミング始めて1年位はカチってナンボでした、はい。
細かいホールドは取敢えずカチ。
ギュッと持って、引き付けて。
憶えたら、
こんな素晴らしい武器を使わない手は無いよね。
勿論、、
最初は、ガバしか持てなかったし、
小さいホールド持つと腕を曲げちゃって直ぐパンパン。
徐々にカチれる様になると、
「持てるよこんなに小さいの」
「カチ、スゲー!!」
なんて密かに思ってたり。
「僕ってカチラーだわ」
なんて心の中で自称してみたり・・・

成長していくにしたがって、、
角度が付いた壁にステップアップしていくと、
カチると指が痛いし、
直ぐパンプするし・・・
悩んだ時期もあったな~。
でも、気が付いたら、
いつの間にかオープンハンドを習得してた。
まぁ、今は忘れているだけで
自分なりに相当試行錯誤したんだと思うが
で、垂壁を登らなくなったのと比例してカチ持ちも減っていった。
角度あっても悪くて、小さい明らかなカチホールドはカチるけど。


で、実は最近コンペティターにジョブチェンジした。
外寒いし、大人の事情もあって。。
実は初コンペで、
Zero(伊)の1周年コンペにマスタークラスでエントリー
予選は2月1日から22日までの期間に100課題
セルフジャッジで落としていく。
休日しか行けないから1日に打ちまくった。
おかげで指皮無くなってうっすら血がにじんでる、、、
で、8日に145°壁にある課題をやってたら、
どうも遠い右手(結構いいホールド)が届かない。。
デットだと止まらないし、
ヒールで体を壁に近づけても、
あと数センチ届かない。。。
左手は結構いいホールドだったのでオープンで持っていたのだが、
カチってみたら右手が届いた。
ずっと忘れてたけど、そりゃそうだ。
カチれば引き付けられるんだから。
それぞれのホールディングの特性、
つまりは、利点と欠点を体得しておかないといけないな~って
最近は初心に帰ることが多い・・・

今日はWSの中級セッションに参加。
課題は白壁で黄色が4つ。
黄色ってグレーディングしたのは僕だけど・・・
初登者にネーミングライツとグレード決定権があった。
サッコさんの面白い試み。
赤では無いし、緑は直ぐには登れないから黄色にした。
まぁ実際、黄色だろう。
1ルートだけムーブが分からないまま取り付いたのがあった。
まぁ、落ちたけど。
聞いたら、、
「それダミーで入れました」
だって。
純粋だから騙されたぞ・・・
一撃を意識したトレーニングの成果ともとれるが、
一撃出来たのは1つだったし、
まだまだ未熟なんだなってことを思い知らされた。

参加者が少なかったので
腕を休める時間が長くて、
サッコさんに色々と質問してアドバイスをもらった。
正直、中級セッションよりそっちの方が価値があった。
マジで、1000円払っても良いくらい。

1.ガバに関連した目から鱗の事実。
これは、ここには書かずにコソ練するわ。

2.1のパーミングへの応用
これはレベルが高すぎて現時点の僕には絶対に無理。

3.被った壁での体勢維持と体の振り
僕の真似をしてくれたのだが、、
はっきり言ってダサい後姿だった
肩と背中の筋肉がきちんと使えて無いんだって。
実は何が悪くてそうなるか理解して無いんだけどね。
「腕立て伏せして」
って言われたので、やってみたら
「腕立て伏せは正しく出来てる、それを引き付ける時にやれば良い」
だって。
腕立て伏せを正しいフォームでできていない人も結構いるらしい。
暫くの間は、腕立て伏せを体に覚え込ませるのと、
1と2を意識したアップをすることに決定。


今月の一大テーマとして初コンペ、
何とか決勝に残りたい。
11日に後半50課題が出るから、
また指皮削りに行かないとなぁ。
前半50課題は、
2日間のトライで39だか40課題
8日はトライ3日目で、3課題のみ、
トータルで42だか43課題
結構いけてるぜぇ~って思っていたが、
北ムーは1日で49課題落としてた・・・
当然オープンに参加してるから僕のやってる課題より断然キツイ
しかも、午前中仕事してたとか言ってるし、、
マジ引くわ~。スゲーよ、、本当に
平日行けないし、休日も実験の合間縫ってだが、、
やるからには目標を達成したい。
戦略は構築済みだから、
あとは粛々と進めれば良いはず。
誰か指皮分けて、、