2019年12月7日土曜日

良い課題は良い in 芦ヶ久保

福岡では美味しいものをたくさん食べた
"shinshinのラーメン"、"みやけのごぼう天うどん"、"吉塚のうなぎ"
名店では無かったが水炊きとイカ刺も美味しかった
満喫、満喫
もちろん発表もちゃんとやったし色々と勉強してきた
で、
終わり良ければとはいかず帰りの飛行機が欠航
ケチな経理係長に交通費を出し渋られる懸念があったので事務に「ホウ・レン・ソウ」
早めにカウンターに並んだこともあり、
2時間半くらい遅い便に搭乗できて日が変わるちょっと前に帰宅
金曜日では体力の回復もままならず、
久々にNボーイと約束をしていたのにまさかの寝坊

どこに行くか話し合い春にどぶ川に落ちた臭い記憶のある芦ヶ久保へ
僕は春に敗退したJason kehl初登の『Buddha Belly 初段+』
Nボーイは『Cryptochild 三段』
懸案であった台風の影響で岩につき刺さっていた流木はずらされており問題なし
ムーブを確認すると前半のヒールからの一手が止まらないし後半のカチ取りが怖くて出せない
前回はマントルが反せずに敗退したのでそれ以外は余裕だと思っていたが・・・
やべーなと凹む
徐々に体が動くようになると後半パートからマントルは問題なし
でも繋げるとどうなんでしょう
で、繋げトライ
やはり前半のヒールムーブの精度が低く、
ジャストミートしないと余裕をもって中間部分のシーケンスがこなせない

いざ中間部へ
ヒールムーブで膝痛が発症するのに加えて、
体力と指皮が持って行かれるなか何回か無理やりやるがどうも今一
そこで、
以前できなかった記憶のあるキョンムーブにすると余裕でベストポジションを捉えられた
完登の気配が一気にます
集中したトライで上部カチ取りムーブで痛恨のミス
大レスしての次トライ
件のカチ取りで足が切れて少しちびったが何とか完登

カチ取りで初めて足が切れてビビる
ムーブの強度と多彩さ、岩のサイズ、下地のスパイスがバランス良く揃った良課題だった
グレードとか関係なく良い課題って充実感や満足感が全然違う
次来るときは、僕も 『Cryptochild』やろうかな

個人的に好きなポジション
マットとスポットの為に声をかけるのも気が引けるため、
既に落としているのに誘ってくれたNボーイには感謝しかない
流石にこの課題を一人でやる実力はなかったし・・・

先日の「ジグザグ」と同様に勢いをつけてヒールに乗り込むムーブが出来ない
手が良かったり、止め先が良ければキョンや足が切れても問題ないが、
より高難易度な課題ではそんなごまかしは利かず、
弱点になるに決まっている
股関節の可動域問題だけでは無いような気がする
恐らく股関節の回旋からヒールへの乗り込みが連動出来ていないのだろう
ヒールのねじり込みが出来ていないのか!?
無駄に膝を痛めて終わり
克服すべき重要な問題点の一つだ
何をすれば良いのか分からないが・・・






春に登っていた同じ岩の2課題も載せておく
先ずは『ハング左抜け ungraded』
ハングの基本の様な良課題で登り易い
瑞牆の「花畑」をイメージしてくれたら遠からずといったところ



裏面の『杓子菜 ungraded』はムーブが面白い
ハング左抜けの次に触ると丁度良いかも
後ろのどぶ川が良いスパイスになっている
Nボーイがスポットしてくれたら落ちずに済んだのに
スポットしてくれなかったせいでNボーイの代わりに落ちた
右足をねじ込むムーブの発見でどぶポチャの可能性が激減
Nボーイに再登するように進めるが僕の魂胆を見抜いているのか拒否される
振られて落ちると登攀者かスポッターのどちらかがどぶポチャするので注意



この岩は大きく登りごたえがあるうえに、
低グレードの課題もあるので強傾斜のクライミングを楽しめる
強い人は『Cryptochild』を是非
ただ、道路から丸見えで民家も近いのでマナーには注意を


三峰に移動したがなにも登れずに終了