2018年1月1日月曜日

2018年にあたり

明けましておめでとうございます。
岩への向き合い方は人それぞれで、
考え方も違うでしょう。
偏屈な頭でっかちなクライマーが
下手なりに思考して、
苦悩している様を駄文に駄文を重ねて綴っている当ブログですが、
本年もよろしくお願いします。
また、今年も皆様が目標課題を完登出来るように願っています。

去年の目標であった
「限界を超えたアドリビタムな登りを」
は、出来たような出来なかったような
そう感じる瞬間もあったから良いのかもって感じ
まぁ、目標が抽象的だから
対する答えも抽象的になってしまうかな、、
一年間通して外岩に通えた初めての年だった去年
やはり、バラシの出来ない岩を上に登っていく課題って、
完登したときにえも言えぬ達成感がある
次の一手はどうなんだろうって逡巡しながら出す一手は中々良いなぁ


さて、
去年の成果は・・・ 
2段が5本
初二段が1本(FA)
初段が14本
総評は、何というか・・・
2段の数は一昨年の2本よりも少し増えたが、
初段の数はほぼ変わらず
自身への期待・目標とは裏腹に
満足できない結果だった
まぁ、これが実力なんだから仕方ない
結局リードには一度も行かなかった。
実は黒岩にやりたいルートがあるので、
時間と気持ちが乗ったら行こうかな。。
 
とはいえ、
「コンパウンド 初二段」を初登できたのは良い経験になった。
「下から登ると初段」+「テッド初段」の繋げもの
でも、「コネクテッド」の後半課題である「テッド」を1つの課題と考えれば
フルラインで登れたって事かな
何れは新しいラインを引きたいと思う。

 
2段課題の感想、、、
「コネクテッド」 下仁田
リード的な長さ故にパワーの配分が必要。初段のトラバースをこなした後に現れるランジと後半の細かいホールドの連続が秀逸。

「四川風」 裏榛名
気持ちの良いダイナミックな動き。ジムっぽい課題だった。
「イシャンゴの骨」 金剛岩
連続する強度の高いムーブの処理。背中の使い方と足への負荷の分散が肝だった。1人であの課題に立ち向かえたのは贅沢な経験だった。

「ダモ」 赤城
バランシーで繊細なリップ取り。足への乗り込みと体幹が大切。岩もカッコいい。
「抜歯」 下仁田
身体張力が必要な核心。右手を離す決心が・・・

2段の課題はどれも記憶に残る面白い課題だったが、
「コネクテッド」と「イシャンゴの骨」が同率で去年のベスト課題かな

 
初段は、
「下から登ると初段」 下仁田
「テッド」 下仁田
「道化師low」 下仁田
「フルコンタクト」 下仁田
「日野ランジ」 下仁田
「ブラウンパッケージ」 市野萱川
「是空」 市野萱川
「神の瞳」 小川山
「卓越風」 裏榛名
「卓越風岩のトラバース」 裏榛名
「サニーデイSD」 裏榛名
「Sunny Side Up」 裏榛名
「朽木倒し」 赤城
「欠けたんです」 赤城

「卓越風」と「Sunny Side Up」が記憶に残る課題
やって損はないお勧めな初段。

こうして見ると、H野さんに鍛えられてるなぁ。
どれも一捻りある課題なんだよな~。
う~ん、リスペクト。

去年の反省点としては、、
もっと少ないトライで登れる様な工夫が必須だと思い知らされた。
勿論、実力があれば自然とそうなるのだろうが、
現状でもやりようによっては出来るんじゃあないかなぁ。。
「頭を使ってムーブを煮詰める」
「無駄なトライを出来る限り少なく」
を今年の意識する点にしていこう。

 
ついでに、
個人的に頑張っていた「心頭滅却108課題」の成果
4Qは4/4で100%
3Qは36/36で100%
2Qは39/46で84.8%
1Qは5/19で26.3%
1Dは0/3で0%
トータルでは、
84/108で77.77777778%
8が余計だが何か良いことが起こりそう
実際は、
2Qの出来ないムーブに大きな弱点があるんんだろうなぁ
そろそろ新しいセットになるようだが、ギリギリまで粘ろう。
今年もMoonboardでトレーニングだ。

 
年末の話だが、
そんな弱点の一部が、
大晦日に行った
吉祥寺のVolnyで炸裂
あの密度の高い壁
見た目だけでは無く
外岩に直結する強さが身につきそう
ファイル課題や
NKJさんに弱点克服の為に即興で作ってもらった課題で
体の使い方が下手過ぎることが分かった。
Moonboardほどポジティブでないが、ソコソコ良いホールドなのに、
135°という角度と高密度ゆえ
適当な距離出しと足使い
腕に頼った登りでは
全く太刀打ち出来なかった
Moonboardより難しい
強度と距離のみではない、クライミング力(総合力って意味で使ってます)が必要な壁だった。
あれで登ってれば外岩で強くなれるだろうな~
今流行りのボテ、大きな動き、コーディネーションなんて全くないが、
外岩に必要な強さを得る為の壁
NKJさんもいい人で、
近くにあれば通いたいジムだ。
教えてもらった事を意識してジムで登って行こうかな


最後に今年の目標、、
抽象的だが、
「1つ階段を上がりたい」
そんな”成果”と”登り”がしたい
一年後そう思える様に日々是精進