2019年5月11日土曜日

腰椎横突起骨折 Day4-21 と黒岩と小川山でのリハビリ

Day4-6(24-26日)
左足がひどく浮腫む
翌日には右足にも浮腫み
ということで、
足首や足先を動かす運動をする
そんなに効果ないが、
しないよりはましだろう
最近、
時折走る強い痛みの表現が間違っている気がしてきた
いづれも経験したことは無いのだが、
雷に打たれるというよりは、
皮膚または筋肉を裂かれる様な痛み
しかし、
徐々にではあるが痛みが弱くなっている印象
日々の生活では、
靴下やパンツを履くのが苦痛
どうにか1人で出来るといった感じ
風呂は立ってシャワーのみ
腰を曲げる、かがむことが厳しいので、
24日までは足の指を洗うのが不可能だった
が、25日には洗えるようになった


Day7-14 (4/27-5/4)
一気に痛みが引いてきた。
日に日に痛みの出る頻度が少なくなり、
痛みのでる動作が減ってくる
28日くらい(Day 8)にベッドでの寝起きで痛みが出なくなる
寝返りも問題なし
車の乗り降りでの痛みも同じように軽減される
足のむくみも無くなった
5/2日にはジムへ
飛び降りるのは怖くてできない
左足を開くムーブや左腰をひねるムーブは無理だが
ピンク(6-5級くらい)なら登れた
基本的な動作で痛みはでない
腰は筋肉が固まった違和感という感じ
6割方は治った!?

折角のGW
何もしなかったわけでは無く
細胞を世話したり
マルジェラの服を着て、
本人が一切登場しないマルジェラのドキュメンタリー映画を見たり
 
 
手打ちパスタ(マッケローニ)を作ったり

パスタは安く出来るが、
パンチェッタとパルメジャーノ・レッジャーノが高い
ゆで時間は90秒くらいで最高にモチモチ

雨で元気のない鯉のぼりを見てから
恐竜の足跡を見たり

多肉植物の寄せ植えをしたり
寄せ植えの先生のセンスは流石、これは僕らのセンスのない作品

不自由な体ながらもグタグタ過ごした


Day15-21 (5/5-11)
5/5に黒岩に行く
前夜にハーネスを履いて、
テンション掛けても痛みが出ないことを確認
夏子(5.8)をマスターで
nonさんの外岩”初”ビレイと
やはりぬぐえない腰への不安から必死でRP
ヌン掛けの役目は果たしたが、
もう登りたくない気持ちになる
nonさんの外岩リードデビューは
取敢えずの夏子のTR(トップロープ)
核心もすんなり抜けてノーテンで完登
暫く休んで、
夏子をRP

そのままヌンチャクも回収してもらった
その後はジム
赤(4級くらい)になると、
横への動きやハイステップが出てきて痛みで登れず
リードのビレイをしたが、
滑落距離が有る場合は怖くて少し余計に流してしまう


5/7
ジムでボルダー
赤なら登れる様になってきた
4-3級くらいの易しい黄色が登れたのは嬉しい
と言っても1課題のみだが
痛みや可動域の制限で出来ないムーブ
体幹で抑えきれないムーブ
例えば、
ハイステップや横への大きな動きはまだまだあるが、
5/5に登れなかった課題や起こせなかったムーブが出来るようなって嬉しい
怖くてできなかったジャンプも出来るようになった
しかし、不意落ちや完登後の飛び降りは恐怖心からまだ出来ない
普段の生活では腰の痛みは小さく、
”疼いている”といった感じ
部位はベルトループ上下の筋肉?骨?
寧ろ、ベルトループ周辺の痒みの方が気になる
シップによるかぶれの可能性もあるが、
貼らなくなってから大分経っているので違うのではと思っている。

5/9
ジムでボルダー
前回よりも動く範囲が広くなってる気がする
痛みも少しだが軽くなったか??
今まで動かさないで固まっていた筋肉が動くようになったからかも
手が良いため持ててしまえば腕だけで登れるので何とも言えないが、
135°の強傾斜の課題も含めて易しい黄色が8本登れた
これで一通りすべての壁の課題に手が出せた


Day21
小川山へ
相変わらずの違和感と鈍痛はある
低い、登り易い、ハイステップなどが無い課題を選択
ただ、体力自体が低下している
夕方前には腹筋、指、股関節、特に足が攣ってしまい、
一日を通して満足に登れなかった
とはいえ、
無理がきかなくて逆に良かったかも
実際、夕方になると腰の筋肉に多少の痛みや重さが出てきていた

nonさんはビクター岩の『コンパウンド 4級』と『コンケイブ 3級』が登れて満足
アンダー後の右足上げに嵌っていたが、
一度上がったらそのトライでマントルを反せていた



コンケイブは以前から登りたかったようで喜んでいた

僕はリハビリ、
条件をみたし、
このムーブが起こせるなら腰もだいぶ良くなったと判断できるであろう課題として
『ギガント』を選択



次にファルコ
途中雨が降ってきて焦ったが、
止んだら登れた
よっかった


これ以外にも4級、3級が登れた
外岩もそこそこ楽しめるレベルまで回復
ということで、
腰椎横突起の骨折治癒の経過はここまで
まだまだ完治とは言えないが、
外でお気楽に遊べるレベルにはこれくらいの時間がかかるよう
27日には再検査でレントゲンを撮る