2019年12月14日土曜日

岩→登山→岩 in 瑞牆

登れないnonさんの軽い運動とリフレッシュの名目でアプローチが楽で居心地のいい瑞牆の金山沢へ
20分のアプローチに40分以上かけて到着
5月の骨折リハビリ時に灼熱敗退した『鷲は舞い降りた 初段』
熱中症になりかけるくらいの暑さだった時とは段違いのフリクション
ムーブは出来ていたのでサクッと完登
登る前の十分なストレッチが効いていたのかも
強くなったと勘違いさせるフリクション
続いて、
SDの『双生の荒鷲 2段』
ムーブを作ると比較的楽に出来た
最後のガバ取りで落ちてショックを受けたが次トライで完登
下部でホールドが判らず少しモタモタしてしまった

次は『ゴールドマウンテン 初段+』
フリクションが良かったことに加えて、
掃除されておらずティックマークがたくさん残っていたせいでFLASH
この課題は地ジャンではない疑惑が盛大に持ち上がる
”Sきさん”は地ジャンしていなかったのでやってみたが全くもって無理だった
もうちょっと粘れば良かったか
フリクションバッチリ

思った以上に早く終わったので瑞牆山荘へ
僕はハットエリアでnonさんは戻って増富温泉
ハットエリアは雨後で全く登れなかった日に散々迷ったあげく全貌を明らかにしていた
その時はマットなしで一杯一杯だったのでマット1枚でストックも持って行く
いや、ストック様と言うべきか

で、努めてゆっくりと山を登り
明らかにしていたはずの岩を探し求めて汗だくになってガンダーラ岩へ
ダウンを脱いでおけば良かった・・・
そして、まさかの誰もおらず・・・
記憶以上に岩が大きくマットの少なさに不安がよぎる
準備を始めると足が攣るが気付かなかったことにして『山ガール 初段』
2つの穴ポコを持ちながら左ヒールを掛けると
無かったことにはならず脹脛が猛烈に攣る
休み休みトライして、
穴ポコのホールディングは分かったものの恐怖から核心の飛ばしが出せない
「いつでも攣れるよ」と準備万全の左ヒールが掛かっているのでどこに落ちるのか今一予想できない
飛び出しのリハーサルを数回してマット位置を調節
ママよっ!と飛ばすと左足は何ともなかったが右手のみマットでマット脇に左足と御ケツからマジ落ち
内臓が潰れて”ぐえっ”となる
恐怖からヒールへ十分な負荷を掛けられず腰が引けてしまった結果の最悪な落ち方
ケツがこれ以上割れなくて良かった
ぐえっとなった瞬間
飛ばし先がガバだと分かったので泣かなかったが足が猛烈に攣る
残り少ないアクエリアスを飲み干し
竹輪、いや、竹輪様の存在を思い出して板チョコと一緒に一気食い
竹輪は塩分とタンパク質が多いので運動中には最適だと思っている
で、時折吹くマットが飛ばされるほどの強風に耐えながら休んでいると何とか回復
飛ばしも成功
飛ばしの一手
右手を寄せたいのだが上手くバランスが取れない
落ちたら今度こそ振られてどこに行くか分からないし、
足が攣りかけているからもう登りたくないという一心で色々とこねくり回し、
再度のママよっ!と左手を飛ばして完登

休んでいると
nonさんから「温泉出てお汁粉も食べてもうやることが無いから迎えに行く」と連絡が
「『ガンダーラ 2段』の下部ムーブだけでも作らせて」と返信
下山時間も含めて残された時間は30分程なのでさっそく取り掛かる
1トライ目はカンテを取ってからの右手寄せで振られて落ちたが、
得意のキョンを発動したら問題なさそう
キョンで振られ知らず
次トライでしっかり腰を落としたらキョンが決まりそのまま完登
一人で岩と対峙する充実した時間を過ごせた
グレードは置いておいて岩もラインも好みだ

マットを片付けていると太ももまで攣りだす
足的に最後のトライだったのかもしれない
マットを1枚にした英断と
ストック様と竹輪様に御同行願わなければ取りつくことすら出来なかったと思う
帰りは落ち葉に滑りながら何とか転ばずに下山
運転中に右足が攣ったが休みながら帰宅