2025年1月5日日曜日

少しでも暖かいところで in SSK & 兜山

年が明けて2025年

新年は鳳来,豊田,恵那辺りへの遠征を計画していた

勿論,自分の中だけで

しかし前日になっても復調せず37℃前後の発熱が続く

行ったこともないところだし,長距離運転にも不安が拭えない

加えて,捻挫により高い岩からの飛び降りにも一抹の不安がある

ということで,

たとえ風邪が悪化しても帰ってこられるであろう距離かつ暖かい岩場をチョイス

先ずはSSKのトイレ横

ここは日差しが入るので寒くはならないしアプローチもない

『異香 3段』は登りたいし

もう一つは兜山

甲府盆地と大して標高差がなく南向きで暖かいらしい

トポは入手しており,寒波の時にでも行こうと考えていた


朝,

やはり体調は今一なのでエスタックイブとロキソニンを飲んでSSKのトイレ横へ

以前と比べるとフリクションが良い

「異香」のマントル部分のムーブ作りでアップ

手の送り順

足の踏む位置

が決定した

マントルは返していないが下部からつなげてみる

こういう時は未完成部分で落ちて,

下部が出来なくなり後悔することが多々ある

が,

逆にムーブを完成させても繋げトライで失念したり,

繋げてくると思った以上に強度が高くてこなせなくなることもある

塩梅が難しい

これは以前にも書いたが解像度の問題だ

下部のムーブを思いだしながら数トライすると,

途中の足の動かし方が以前とだいぶ違っていたが核心の一手が止まった

その後はさっきの手順をなぞる

上手く足が踏めずアタフタしたが何とかマントルを反せた

ここまで来て落ちたくないマントル

新年一発目に良い登りができた

岩の状態が良かったので2段位に感じた

「芳香」も登った時は2段に感じたが,,

その後は,鼻水を撒き散らしながら

『微臭』と『霊香』の2課題を触るが全く出来ない

体調が悪いから仕方がない

ということで,

近くにある『ぬらりひょん 初段』を触る

が,

何回やっても左足が上がらない

ただ指皮が消費され,掌から血が滲む

寒くなってきたし,指先から出血しても嫌なので,

早めに切り上げて以前教えてもらった岩を探しに

換言すれば,

体調が悪いから仕方がない

1時間ほどで見つけたがどちらも下地が川になっていた

至極残念

甲府でカレーを食べるがイマイチ

サービスは良かったがもう行かない

トイレ横は粒子が粗くて指皮に良くないし,

あのエリアは芳香と異香以外に課題あったっけ?

ということでトイレ横にももう行かない



翌日は兜山へ

トポの地図が丁寧なので問題なく駐車場に着いた

早目に来たつもりだが,ほぼスペースが無い

これは自宅から来るには厳しいか・・・

ということで,目を付けていた石舞台へ

トポの地図が丁寧で迷わず到着

まずは『黒子の舞 初段』

右足がシューズに入らない

爪先が入らないのは靴が冷えてるせいだと思ったら,

足が腫れているからだった

ねじ込むが兎に角痛くて右足に荷重できない

そんな感じで騙し騙し取りついたら

荷重することもなく一撃出来た

大分,優しく感じた

ダウンを着たままでも登れることが分かった

次は『世阿弥 2段』

こちらは右足への荷重なしに下部ができない

体が上がらず2手目が取れない

ソリューションにしたら靴も入るしソールが硬い為に荷重できる事を発見

が,

中間部で中々体を引き上げられない

デットでガバカチどりを試みるがダメ

先ずもって,2手目のスローパー取りもデットだし

負荷が強い

足位置と足順をこねくり回すと

2手目もカチ取りもスタになる

今度は上部のガバ取りに向けて体が上がらない

ポジションを工夫すると力を使わずに引き上げられる様になり

なんとか完登

ただ足が後ろの岩に触れた気がしたので登り直した

登り自体もより綺麗なムーブになり満足

良い課題だと思う

体の引き上げ核心か

次は裏の『パペットマスター 2段』

下部の強度が高く指皮も削れそうなので撤退

ムーブを起こすと足首と親指が兎に角痛いし

下って『Life is unfair 初段』

初手取りで明らかにいい足があり

デットをしないで完登

このムーブでも「黒子の舞」よりワングレード難しく感じた

マントルが下手で落ちそうになる


さらに下って『霊亀 初段』

結構頑張るが敗退

この課題はトポのラインでは右側のカンテを使う状況にはならないと思うが,

チョーク跡がしっかりある

確かにスタート後に自然とカンテに導かれるのだが,

凹角を登る事にならない気もする

左へ行くには些か不自然なラインどりをすることになるが・・・

どっちが正解なのかモヤモヤだけが残った

カンテは触ってないので難易度の違いは不明

最後に西エリアに足を伸ばして『オニアザミ 初段』

木に触れるのはどんな感じか確認するつもりが

触れずにそのまま完登

上部でバタついたが一撃出来た

疲れていたので嬉しい完登

このムーブでぶつからなければ,

登りやすいのではと思う

心が狭いので木と岩の隙間が余裕


アフガンで美味しいカレーを食べるために早目に帰路についた

「霊亀」が登れなかったのは悔しいが満足できた

お店まで結構時間がかかったが,しっかりありつけて大満足