2025年4月20日日曜日

染み出し in 宇那ルーフ

暑い

まだ4月だというのに気温が高すぎる

土曜日は30℃近くの猛暑の中タイヤ交換と洗車

本当は朝イチで気になっていた饅頭を買いに行きたかったのだが起きられず

日曜日はどこで登るか思案する

最近指皮の脱皮時期になったので小川山や瑞牆は無理そう

そもそもまだ展葉にも早いだろうから,

この暑さの日向では確実に熱中症になる

ということで,

最近の雨による影響が心配だが日陰でルーフの宇那に再上陸

ことがうまく運べば「太田部ボルダー」への転戦もありだ



朝,起きられず出鼻を砕かれる

ゆっくり朝食を食べる

Heeちゃんは習い事でのイースターのエッグハントだそう

卵が見つけられるか数日前から不安がっていた

「お父さんにも最近不安なことがあるんだよ」と共感しておいた

僕の不安,

岩へのモチベーションが低下気味

反比例して体重は増加気味ということだ

気を引き締めないと・・・


11時ごろに岩に着くと車が一台

3日目にして初めて人に会った

課題は違うが3人とセッション

今日の目標である『如春尼 3段+』のラインを確認すると,,

壁は染み出しでビチャビチャ

一方で,ホールドは湿気っている程度

ただ,すごく鋭利

黒曜石だったら指がなくなっているくらい

ルーフから出る2手が厳しい

それとなくのムーブが出来た

だが,繋げると無理

足位置を微調整する

繋げで核心2手目の“最後のガバ取り”まで繋がった

しかし,何度トライしてもガバが取れない

単発だと出来るのだが・・・

更に足を最適化し,シューズを変える

ムーブの精度は上がったがやはり止まらない

振られて落ちてしまう

そうこうしていると3人組は帰って行った


もう一度核心の2手を考える

足の置き方と体の向きに閃きが

試すとかなり精度が上がることが判明

ガバ取りの際に右手が外れにくくなる

繋げトライ

勇足でルーフ内の足順を失念し再度検討するという無駄な時間を費やしてしまったが

肘が上がりまくりでガバ取りへ

ガバが止まった

その先は全く問題ないムーブなのだが,

確実に指皮が裂けた感覚があり

もう落ちられないという考えからかなり慎重にムーブを起こして完登

何とか1日で登れた

案の定薬指と小指から出血

次はなかっただろう

「五月姫」より単体のムーブ強度は高いがトータル強度は低いか

ということで同程度(2段後半から3段)といった感じ


「太田部ボルダー」には行けなかったが詰めが甘かったので仕方ない

今日の出会いは中々良かった

年齢は僕よりちょっと上の3人で雰囲気も良かった

岩場の情報も交換できて実りが多かった