2015年5月8日金曜日

直島-岡山‐姫路城

GWは久々に旅行に行ってきた。
本当は小川山でキャンプ&クライミングとかが良かったのだが
希望が通るのは人生において殆ど無い事は知っている
大人だから、平気
あと、手首があまりにヤバいからレストを兼ねて、、、
後日談として、レストしても全くもって改善していなかったけど・・・
GW明けの木曜日にWSへ様子見へ
痛みが弱いルートなら黄色でも登れる
今までも、しっかりと力が入らないのをごまかしてどうにか登れてきたが、
まさかのピンク(5~6級)で登れないルートに遭遇
流石にビビって専門家のご意見を拝聴しに整形外科へ
予想通りの、尺骨神経が炎症起こしてるんじゃねって事で
注射(ステロイド+麻酔)と痛み止めの飲み薬、プラスして登るのダメ指令を受けた
これでレストは都合2週間になるなぁ
手首もう治らないんじゃないか説が漂っているが、
まぁ気にしないでおこう


話を過去に戻して、
先ず、土曜日は大学時代の仲間男女9人で飲み会
熊本で医師をしているんだか遊んでるんだかって奴が参加できなかったが
13年、良く続いているなぁ
奴らはなんだかんだ言って一生の仲間だな
殆ど結婚しているし、子供がいる奴も増えてきた



漫喫で朝を迎え、初日からHPを存分に削りながらも
日曜日は、6時台の新幹線で岡山へ
勿論、駅弁は列車が動いてから食した
これは「駅弁と電車」を愛する人の基本中の基本だろう
大人の嗜みとでもいうべきか!?
乗車券は最寄からの往復割を購入
一割引きと途中下車可は使える
3月末にも学会で来た記憶がある岡山駅前は相変わらず栄えていた
数年前に観光で来たときは、
犬、キジ、猿に加えて「ハト」が桃太郎の仲間になっていたはずだったが
キビ団子に飽きたのか
某携帯会社のCMでフィーチャーされないから拗ねたのか
駅前の桃太郎像からハトが消えていた
イオンで折り畳み傘とか購入して
クンクンにローカル線に興奮しながら宇野港へ
町田康って良いよね、、
さらに、
フェリーに乗って直島へ

フェリー!!

直島に着くと
草間弥生のどぎつい赤いかぼちゃがお出迎え


赤かぼちゃ

レンタサイクルと地中美術館の整理券をもらいに行くと
「もう無いですよ~、(まさかだけど、GWのこの時間に残ってると思ったの?)」
「(うん思った、まだ11時前だし)、そうなんですか・・・」
と店員とやり取り。
この様なチョットしたハプニングはあったが
計画変更して色々見て、素泊まり宿へ
やはり思い通りに事は運ばないもんだ


焼杉貼りの外壁が渋い直島の町並み

現代アートとガラクタの境が良くわからないまま初日終了


朝目覚めると、左肩甲骨付近が異様に痛くて腕が上がらないが
キット気のせいだろうと自分に言い聞かせて
月曜日は、『リ・ウーファン美術館』→『地中美術館』→『ベネッセハウスミュージアム』と
ベネッセ関連企業に金を落としてきた
この島は『安藤忠雄』押しらしい、、
建築物が彼の作品ばっかり


先ずはリー・ウーファンと忠雄がコラボした美術館

リ・ウーファン美術館、良くわからん棒とボルダー
 

作品だから登れないけどホールドは繋がっていた


海もきれいだな~

続いて、地中美術館
その名の通り、最上階がB1
自然光で絵画やアートを鑑賞する
モネは安定の美しさ
忠雄設計による空間デザインが相乗的に働き
本当に素晴らしかった

地中美術館より瀬戸内海越しの高松、しまなみ海道も見えた


地中美術館のそばの道、多分モネの睡蓮と柳のオマージュ



そろそろ本州が恋しくなったので
帰り支度


黄色いかぼちゃ


かぼちゃの手前は、
実は人が並んでる


安芸の宮島でも
次の人が写真を撮るっていう
こんな風景あったなぁ


『I ♡ 湯』っていう
「大竹伸朗」が手掛けたド派手な銭湯に行って
入湯せずにTシャツだけ購入
クライミングの時に着るので
見かけたら後ろ指差して下さい


Iラブ湯の外観


Iラブ湯の外観‐2

現代アートとガラクタの境があいかわらず良くわからずを拗らせた二日目
昼飯のうどん屋は、行ったら
「もう終わりです(今更来て残ってると思ったの?)」
「(うん思った、14時半だけど、16時まで開店だから)、そうなんですか・・・」
と会話デジャビュに苛まれるが
人生思い通りにいかないことをここ数日散々体験しているからやっぱり大丈夫
強い日差しの中、重い荷物を背負って15分くらいかけて戻る
この島の飯で地の物はあんまり期待しない方が良いかも
食材は地の物だと思うが、
イメージした「島、漁村、田舎」的な食事とは違う
昼も夜も小洒落たカフェだったからかも
てか、そういうのしか無かった・・・

塩、オリーブ、タコ、柑橘が売りで関連商品が沢山あった
オリーブソーダは良かった
酢橘ソーダはそのまんまスダチ味のソーダ
オリーブドーナツもまぁまぁ
うどんは旨いらしいけど、食えなかったから・・・
お土産買ってて
直島が「岡山県」じゃあ無くて「うどん県」だったことに
この旅一番の驚きを覚えて
一路岡山へ


岡山駅に戻って、
汚ったない店だけど、味は絶品の鰆料理に舌鼓を打った
マジで旨い
見た目とは裏腹に、高かった
でもあれなら見合った値段だな
岡山行ったら駅前の「竹浜」は行くべき
で、「鰆のたたき」を注文すべき
プラスして刺身の盛り合わせ頼むなら
「鰆のたたき×2」にすべき
汚い店と食べ方を指示する店主が苦手な人は
涙をのんで諦めよう
店主がご高齢なのでいつまで切り盛りできるかだけが心配
からの「山冨士」で「ねぎ中華」
これが旨いのは学会の時に確認済み
相変わらず旨い


火曜日は、
岡山駅でキハ40系や187系を興奮しながら撮影

みんな大好きキハ!!

姫路で途中下車し
姫路城へ
偶然見かけた「甘音屋」
の外観に興味をそそられ
どら焼きとかりんとうを購入
上品な甘さで、これまたとても旨かった
姫路に行ったら是非ご賞味あれ

姫路城は眩しいくらいの白さ
うん、実際眩しい。
天守閣は激混みで登れなかったが
櫓で当時を存分に偲んび
「野面積み」から「打ち込みはぎ」へと
石垣の加工遍歴から当時の技術の進歩に畏怖の念を抱いけたので
十分に満足


白鷺城

姫路から新大阪へはN700系の九州新幹線の車両に乗車
敢えて選んで良かった
唯一の悔いは、今回も500系を見送ったこと
引退前に是が非でも乗らないと
と、硬く心に誓って
帰宅

結果的に、
そこかしこに個人的な趣味をバレずに散りばめられた筈なので
ポイントを稼ぎつつの有意義なGWだった