ジムの垂壁の課題が面白くて頑張った
結局登れなかったが・・・
で,トライ中には全く違和感がなかったのに翌日から右足の親指付け根に激痛
振り出しに戻ってしまった
まぁ受傷時よりはだいぶマシだが歩くだけで痛い
この状況では高さのある岩からの飛び降りや乗込みフックは避けたいところ
というか出来ない
なんとも勿体無いことをした
そして,週末は3月中旬の暖かさらしい
色々と思案して青葉に行くことにした
岩は低いし,登りたい課題は一切日が当たらないので暖かい方が好都合かもしれない
日向に出ればポカポカで居心地が良い
結構お気に入りの岩場になっている
駐車場に着くと確かに暖かい
まずは『シュレディンガーの猫 左抜け 初段』
岩がジャリジャリでポロポロと崩れてくる
スタートの強度が存外高い,
そもそも右ヒールが痛くて上手く掛けられない
いきなり出鼻を挫かれるがチョット工夫するとスタートすることが出来た
初登者の使っていないホールドを使っているがまぁ良しとして・・・
手順が決まると完登
初手の取り方が違う上で,ワングレードほど優しく感じた
次は『シュレディンガーの猫 もっと左抜け 2段-』
途中のポケット取りの手が逆になるがそこのムーブが分かると登れた
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足が決まると楽になる |
この2課題にグレード差はあまり感じなかった
小さい岩だが中々面白かった
ちょこっと移動して猫シリーズ
初登時にあったガスカチが完全に消失しムーブがだいぶ変わっている
このver.2の完登動画は少なく(見つけた限り1本)グレードもよく分からない
先ずは『キャットタワー』
前回敗退しているが今日はフレッシュだったので3手目が楽に取れた
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今日は問題なしの一手 |
その先の核心もポジションが決まり完登
面白い課題だ
今度は幸先が良い
次は栃木の知り合いの友人が初登した『前田キャット 2段』
『猫被』のスタートから「キャットタワー」を逆走して『猫ひろし 2級』に抜ける
このラインの核心であろう「キャットタワー」への合流部分が悪い
想定したムーブの中から自分にあったムーブが見つかり
繋げトライ
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多少コツもあったが,足が決まれば |
途中で落ちたので,
最後の「猫ひろし」をバラすが意外と悪い
しっかりリップをブラッシングして完登
面白いラインだと思う
最後は「猫被」
2つの課題を繋げるだけなのでワントライで完登
かなり強いクライマーが前述の動画で「猫被 ver.2」
は2段悪目とコメントしていた
「前田キャット」の初登者も2段とのこと
これらの課題はグレード差はあまり感じず,
登れると難し目の初段くらいに感じた
最後はちょっと下って『Genie 3段』
中間部に鮮烈な一手がある
ホールドは全て良いのだが足が深い
最初はスタートもままならなかったが慣れるとコツが掴めて核心へ
最初から核心は取れたがリップ落ち
上部のムーブをバラして
リップ落ちを更に2回するが何とか完登
こんな素晴らしいラインが登れて大満足だ
この課題,
まず初手が結構悪い
足がジャリジャリなので数ミリ単位でどんどん深くなる
中間部の遠い一手が最高強度
そしてリップ取りが意外と遠くて苦労した
登れるとテーピングを施した手はボロボロ
左手の親指以外は出血した
登れると難し目の2段くらいに感じる
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鮮烈な一手 |
実は,最近岩のグレードが全く分からない
その度に考えて来た
最初はグレードが甘いと思っていた
もちろん甘い場合もあるが,
1つの結論に達した
僕は“花崗岩が最も苦手”だということ
特有のホールドだけではなくマントルも
加えて直ぐに指皮が切れてしまうのでトライ数も限られる
その結果,花崗岩では一課題を登るのに苦労も時間もかかる
にも関わらず,
小川山と瑞牆に足繁く通った結果
これら苦労して完登した課題達が僕のグレードの基準となった
そりゃ他の岩場が易しく感じるわけだ
でもこれは“僕の体感”であって悪いことでは無い
人によって体感が異なるのは問題ない
また,環境や身体的要因で日々異なる感じ方もするだろう
例えば,
壺魔人は登れた時は初段ピッタリに感じた
が,
スーパー壺魔人の時は2級程度に感じた
ポケットの状態が全く違ったから
課題を貶しているつもりも
自分を誇示したり卑下しているわけでもない
これからも体感には素直に正直でありたい
青葉の課題は大方登れた
一旦卒業としよう