11月になったということで瑞牆へ
今回は気になっていた課題をいくつか触りつつ
シーズンに向けて体と指皮を慣らしていく算段
体と指皮と心が鈍ったNボーイに会えたし、
キーナン・タカハシの『百鬼夜行 FL』を目の当たりに出来たのでそれだけで満足
キーナンは人当たりも良く、
僕もこうありたいもんだとつくづく思ったが
人間が出来ていないのでまぁ難しいだろう
心地よい気温と美しい景色の中
中々に充実したクライミングができた
Nボーイが新天地に旅立って早ひと月
ジムで会えないのはつまらないが、
これまでの様に外岩で一緒に登れるからダメージは少ない
彼が新しいジムで上手くやれているかは分からないが、
ジムなんてトレーニングの場でどこのジムにも煩わしくて時間を共有したくない人間はいるだろうからどうでもいいでしょう。
結局は外岩が楽しめればそれで万事OK
Nボーイは直ぐに心身ともに戻してくるはずなので、
次会った時に「本当にトレーニングしてきたんですか」と
一瞥されて置いて行かれない様に精進せねば
バカなので登るなら上方向でしょうということで、
気になる課題は『ティンバーヤード』と『裂けた青空』
カンテに沿った重心コントロールが大切な課題だが、
僕は足が上手く捌けなくてぶらーんとなる
『ティンバーヤード』はマントルさえ気を付ければ
気持ちよく登れる課題
高さもあり充実する
高さもあり充実する
登る前にライン確認を忘れずに
『竜王』はマントルを確認していなかった事を非常に後悔
一緒に触っていた方に
「マントルもそこそこ悪いみたいですよ、ここもホールドとして(マントル後に)使えるみたいですよ」
とアドバイスをもらい
とアドバイスをもらい
「そうなんですね、ここも(マントル返すときに)使うんですね」
という擦れ違いから危うく返せない所だったが、
スタートで小指がこれ以上痛くなるのは勘弁なので必死に返した
完登後にお互いの勘違いも解消
ということで、
『スラッシュフェイス』には相手にされず『ストレートフェイス』のマントルを必死に返したり
花崗岩の洗礼を此れでもかと浴びて指皮と前腕とその他もろもろがガリガリに削れたり
足置きがこれまで以上に疎かになっていることを確認できたり
キメラをハーフサイズ上げたことが間違いだった可能性が浮上したり
ソリューションのソールが削れて黄色い内臓が見えちゃったり
と、
秋の夜長につくづくと静かに思惟すれば
目標に向けて甘い気持ちを切り替えるという
何も考えていないと同義の結論にいたった
登りたかった課題が登れたので
次からはヒリ付くクライミングを始めたいな
低きに流れる弱いメンタルを払拭せねば