2025年3月9日日曜日

久々の石灰岩 in 木古里ボルダー

土曜日の夜に雨雲レーダーと睨めっこ

南岸低気圧により関東全域で降水(降雪)があるが,神流町の方はほぼ無さそう

道路のライブカメラでも念押し

連日の岩だが日曜日は当然行く

権利というやつだ

昨日は特別許可が下りた

感謝する振りだけは忘れずにした

こんな時のために行かないでおいた,

というより遠くて敬遠していた木古里ボルダーへ

大分昔に「理事長岩」に行って以来

恐竜センターには2回行っているので神流町自体は4度目か

遠いというのは実距離というより精神的な距離

神流湖周遊のグネグネ道の運転が面倒くさい



暖かい予報だったが,岩場に着くと日が当たっておらず寒い

岩も冷たい

染み出しで『テクイ 2段-』のフットホールドであろう部分がびしょびしょ

そもそも今日やる予定の3課題の右スタートのガバカチの周囲もビショビショ

持つ部分は乾いていたので周囲にチョークをまぶして乾かし,

染み出しにティッシュを張る

「テクイ」から始めるが核心のガストンムーブが厳しい

バラせたと思っていたが,

リップ上のホールドでガストンムーブを起こしていた

初登ラインはリップよりも下を通る

そちらを試すも

濡れた石灰岩など踏める技量もなく,リップ近辺の上回りで完登

上周りのライン

体感は1級から初段といったところ


次は『オレンジ 初段~2段』と『きこり 初段~2段』を触る

どちらも強度が高い

手は良いのだが

被っているしなんとも厳しい

石灰岩特有のツルツルスタンスにも苦労する

石灰岩の足使いを思い出しながら交互に触りムーブを作る

日が当たって暖かくなってくる

動きも軽くなり岩も待ち易くなる

「オレンジ」のムーブが出来た気がしたのでお試しの繋げトライ

ランジまで繋がっていしまい

なんとランジも止まった

止まったことにビックリ

左手を寄せたいのだが何も考えておらず,

ムーブも思いつかず,

というより体が固まらず左手が離せずオタオタ

キャンパしたらジムでも苦手な”プチ”コーディネーションになり完登できた

精一杯のコーディネーション

とても面白い充実度の高い課題だった

「きこり」はスローパー止めの一手が厳しい

足位置と右手のホールディングを工夫したらムーブができた

繋げトライをしてみると

中間部以降でad libitumな登りが出来て完登

足に負荷を逃すと吉

こちらも充実度が高い非常に面白い課題だった

初段よりは確実に難しいと思う

登れてしまうと2段あるか微妙な体感


『テクイ』に戻るとフットホールドが大分乾いている

こねくり回すと初登の下回りムーブがバラせた

下回りの初登ムーブ

繋げトライで適当にムーブを起こすと核心で落下

適当に敷いたマットの隙間に御ケツが吸い込まれ

暫し痛みで悶絶

痛みが引いた直後のトライで完登

分かってしまうとそこまで難しくなかった

体感は初段くらい

「オレンジ」や「きこり」の方が確実に難しい

「テクイ」が“2段-で定着“しているなら

「オレンジ」と「きこり」は“2段”だと思う

昼前に終わったので近くのKikoriで昼飯

以前から気になっていたので行けて良かった

丁寧な仕事でまぁまぁ美味しかった





帰りは神流近辺の岩場を確認しながら帰宅

Heeちゃんと公園で合流

久しぶりの石灰岩

特有の登りを楽しめた