2019年12月21日土曜日

ザックリ in 小川山

シーズンが過ぎた小川山は駐車場が空いていそうということでお初のエリアへ
先ずは「東股沢」
Sきさんに聞いたら「行くことないよ、もっとやりたい課題をやった方が良いよ」
とアドバイスを頂いたので満を持して突入
予めS澤さんに課題の場所を聞いていたので迷わず「アストロ岩」へ
アップで『アストロノーツ 初段』に取り付くとFLASH
あっけなさすぎ
トポを見るとマントル時に右に逃げないと書いてあったので
何回か登るが・・・
これ以上左からは返せず、これより右だと簡単すぎ
続いて『カネゴンカンテ 初段』
下地消失

気を取り直して中洲エリアへ
『TOMOTOMO 初段』と『曳光弾 初段』と『梅見る頃を過ぎても 1級』辺りでもやろうかな
ワクワクしながら対岸に到着
カッコいい岩が川の向こうに岩が見えるが水量が多いし川が深い気がしてならない
そしてひょっこり顔を出している岩頭は明らかに凍結している
賢明な判断を下し
渡渉せず
まぁ突入したら氷で滑って川に落ちてヒートショックで心筋梗塞だっただろう
マット2枚背負って時間かけて来たのにメインエリアに移動
来なきゃよかった


気を取り直してもう1つの行きたかったエリア
「八幡沢上部」
ガラガラのため狙い通りビクター岩周辺に駐車できた
トポに5分くらいと書いてあったが
体感20分くらいかけて精根尽き果てて「福嶋ボルダー」へ
マット2枚は流石に重い
先ずは、
『シバライン 初段』
風が強くて飛ばされると思ったが上手いこと上昇気流に乗れて
3トライ目でリップを返す
6級くらいと言われている上部だが、
手が悴みホールドも分からず死を覚悟するが何とか完登
核心はどこだ?
次は『烈風 初段』
一手もので簡単らしいが左手のカチは苦手な形状で足も今一
youtubeに出てる動画は右手が左寄りのカチを使っているものが多いが、
トポ(ロクスノ)には「縦クラック沿のカチ」と書いてある
トポの右カチだとパツパツでスタートが多少厳しくなる気がする
スタートに苦労するが、
いい感じに右手が出せたトライで薬指に鋭痛が

ザックリ
かなり深く切れてしまった
すかさずアロンアルファで固めてevolvのテーピング
しかし
トライするたびには裂けては固めを繰り返す
そして右手はガバ周辺を叩くのみ
もうここまで来たくない一心で執念のトライを続けるが全くもってダメ
右手も痛いし
で、やる気もなくなってスタートホールドを撫でまわしていると
痛くないホールディングを発見
薬指が痛くない
モチベーションが復活するも
結果は変わらずであと5cm位が届かない
肩幅が狭い事と肩甲骨の硬さを嘆くがこればっかりは仕方がない
カチが強ければ関係ないし
右足の踏み位置をちょっとずつ変えて
エッジングからスメアっぽくしたトライで「パチン」といい音が鳴り初手が止まった
やっと初手が止まる
左手の人差し指が攣って気持ち悪い見た目になったが
残りはガバだらけだったのでそのまま完登
流石にここまで切れた手で登る気もしなくなり
帰宅
今日行った岩は全部マット一枚で良かった
足にきた一日
登り易いと言われる初段でも苦労するのが僕の現状で、
エッジが立っていないカチや距離出しに弱点があることを再認識
基礎力の磨き上げが必要不可欠だなと・・・