2026年1月17日土曜日

足が攣らない日がない in 兜山

「翁」が登りきれなかったことが頭から離れない

日曜日は強い寒気が降りてくるとのこと

仕事をしている“フリ”だけなのに疲労困憊だが,

土曜日に突撃することに

「兜山」のみでは初めて

「瑞牆」や「早川」とは違うルートで向かう

雁坂トンネルを出ると低く雲が立ち込めている

と思ったら野焼きの煙だった

近くの山火事は延焼し続けている

土曜日だが駐車場は結構混んでいた

あと,GoProの録画停止問題は,

昔から使い続けていたSDカードが原因だったよう

同じ製品の新品に変えたら,

バッテリーが無くなるまで安定して録画できる

気がそぞろにならず登りに集中できるようになった

疑ってゴメン



ということで「石舞台」に到着

先ずは『翁 2段』

さっくりサクサク登る算段だったが,

左カチ取りの体勢になれない

前回はなんとも無かった部分の指皮が毛羽立つ

アップがてらとはいえ,

あまりに出来ないのでイライラしながらトライを重ねる

そのうち右足で踏み切る体勢までは作れた

やっとスタートライン

その先のムーブを確認する

カチ取りは問題なくバラせた

リップ取も安定したムーブが構築できた

そんな折,

先日,「南川」でご一緒した新潟クライマーがやって来た

少しおしゃべり

パーツは揃ったので繋げトライ

数トライすると左カチが止まり,

なんとかリップが取れて登れた

繋げるとリップ取りで余裕がなくなった

右足一本で踏み切るのが結構辛く,

グレード通りに感じた

ここから左足を切るのが辛い


スッキリしたら機嫌が良くなり,

色々登れちゃう気すらしてくる

とりあえず『パペットマスター 2段』をやることに

 準備をしていると大集団がやってきた

「嫌だな〜」と思いながら警戒

実際は2人しか触らなかったし,

マットも敷いてくれたし,

色々とコツを教えてくれた

良い人っ!

「パペットマスターやるなら『マスターマインド 1級』を確認しておいた方が良いですよ」

との事

足位置とかも教えてもらえたのでフラッシュできた

優しめだと思う

「パペットマスター」をセッション

核心は,マスターマインドへのリンク部分らしい

という事で早速ムーブ確認する

皆がやっているムーブができないので色々とこねくり回すと,

トーフックムーブができた

このムーブだとリンク部分がデットではなく,

確度が高いのでオススメ

中々テクニカルなムーブだと思う

スタートは右足が痛くないので問題無くできた

しかし,

左足を開いて正体での右手飛ばしが難しい

体が岩から離れちゃう

一人は非常に安定してムーブを起こしている

そこへもう一人セッションに加わる

その人は3日目らしく,

ムーブが洗練されている

2手目のコツを教えてもらった

が,

いくらやっても右手が全然止まらない

しかも僕だけ

イライラしてくる

しつこくこねくり回して,

自分に合った左足を見つけたら問題なくなった

後から来た方がとても安定したムーブで完登

僕も続けと頑張ると,

「マスターマインド」のスタートに合流

リップが遠く距離が出ない

何故だと悩んだが左足を上げるのを忘れていた

皆が石舞台の岩に移動してしまい一人に

寂しくトライするとムーブが繋がりマントルへ

左手が外れ焦ったが完登できた

登れてみると,

「翁」より強度は低いがグレード通りの体感

こういう課題でありがちな下部の無理矢理感

そんなものは全く無く質の高い好課題だった



下って『ミラーワールド 3段』

核心が全く止まらない

惨憺たる出来に凹むが

「大分登ったあとで足が攣りだしているから」

という理由が浮かぶと心が落ち着いた


攣り出した足を引き摺りながら,

駐車場手間の『なんじゃらもんじゃら 初段』

足が限界だが触ってみる

下部のトラバースからの遠いカチ取りが核心だろう

トラバースで足が攣りまくる

右手プッシュで重心と足を移動させるという,

あまり経験したことのない面白いムーブだ

色々と摂取し,レストを挟みながら足を決める

繋げトライ

トラバースで攣りかけるわムーブは違うわだが,

遠いカチが取れた

本格的に足が攣らないよう慎重に上部へ

完登できた

リーチと足の柔軟性にかなり影響される課題かも

僕は手が届いたので股関節が硬くても大丈夫だった

登りやすが面白いムーブの課題だ

ここが届かないとかなり難しくなるかも

もう少し登りたいが

気持ちとは裏腹に体は限界突破

帰宅の途に

言い訳できない状態で触らないと戦えない課題が複数残ってしまった

中々気軽に来れないので悩ましい



<登れた課題>
翁(2段)
マスターマインド (1級)FL
パペットマスター(2段)
なんじゃらもんじゃら (初段)

2026年1月11日日曜日

決めきれない in 兜山

「早川」の翌日は一年振りの「兜山」へ

出すものを出せず一日中お腹が重かった

良い車中泊のルーティンを見つけないと

運転時間が短いのも一因だ

道中いつも通りに

「色々登れちゃったらどうしよう〜」

と意味不明な心配をする


先ずは西エリアの『ナイトグルーヴ 初段』

フラッシュできた

初登時とは下地が変化していそう

狭いと変わるかもしれないが,

体感としては2級くらい

ホールドはどれも持ちやすい

次は『タイタンキラー 2段』

「登っちゃうぞ〜」

とかなり頑張るが全然できず

「あれおかしいぞ」って事で東エリアへ


『霊亀 初段』

カンテの有無やラインの解釈で去年は登れなかった

「初登者はカンテを使ってた」

という情報を得ていたので(会話の盗み聞き),

使ったら数トライで登れた

数日後,

「ラインは合ってるが,カンテは使ってない」

という情報が・・・

もう何が何だかよく分からない

右回りラインでカンテありだと登りやすい

これが僕の得た事実

トポに記載されていない情報に振り回される滑稽さ

気にしないことにした

そのうち動きがとても不自然になる左回り(トポのラインに忠実)にも再チャレンジしたい

二列になってるけど,カンテってどっちだ?

左側の無名の『3/4段』

結構頑張るが圧倒的敗退

フリーザとネイルくらい圧倒的な敗北

もう今日は登れない日だと諦める

足が攣り始めるが何とかアプローチを登って「石舞台」へ

『翁 2段』

強度が高い

ムーブは作れたがギリギリだ

リップ下の左カチが遠い

「左足が踏めればもっと楽なのに」

「スタートホールドを踏んで届けばもっと楽なのに」

と言い訳が湯水の如く溢れてくる

フットホールドが帯に短し襷に長しだから仕方ない

いや,

単に実力が無いだけなのはわかっているだけどね

粘ったら核心の左カチが止まった

指一本分ズレていたがリップへ強引に右手を出す

バラしでは止まった一手が止まらず

後ろの岩に左腕を強かにうつ

その後は下部が繋がらなくなり敗退

あの一回で登りきれなかった弱さを恨む

まぁそこが僕の今年の改善点なんでしょう

ポークソテーが絶品

アフガンで美味しいカレーを食べて帰宅

くっ悔しいです



<登れた課題>
ナイトグルーブ(初段)
霊亀(初段)

2026年1月10日土曜日

不思議 in 早川

前回の「早川」

「パンデミックジュース」を登ると「縁」を再登した静岡クライマーの方と岩の上でバッタリ

そのまま色々と情報交換させてもらう

『理 3/4段』が凄く良い課題でオススメだそう

調べてみると噂の『鋏 2段』と同じエリア

何とか見つけた『ビタミンH sd 初二段』も近そう

という事で2週連続の早川へ



「理」の岩は直ぐに見つかった

「気をつけて下さい」と言われた通り

もし岩の上で滑ったら10m位下の川に落下しそう

そして岩からの下降路が枯れた木・・・

日陰で寒すぎるので「鋏」と「ビタミンH」を探す

「鋏」も触ろうかと思っていたが下地が悪すぎ

マット一枚分の平な下地があるにはあるが,

マントル付近で落ちたらマットが敷けない岩盤の急斜面に落ちる

多分,もとい絶対に怪我,もとい大怪我

完全に気圧されてしまった

「ビタミンH」は下部が非常に狭そう

という事で,少し暖かかくなるまでブラブラ


『理 3/4段』に取り付く

初手は2トライ目で止められた

2手目は体をくの字に曲げて持ちにくいカチへ

ホールディング位置が全くわからなかったが,

2回目で今一だが何とか止まった

強引に体重を右に移動して3手目をタッチして落下

ボンヤリと2手目への入り方やホールディングのコツがイメージできた

3手目の狙いもボンヤリ

次トライ

2手目が止まり慎重にムーブを起こすと何故か3手目も止まった

右に入れた理由が分からない

絶対落ちたく無かったので南無三デットを連発

ことごとく当たりを引いてそのまま登れてしまった

余りの呆気なさにビックリ

グレードは全く分からない

初段と言われればそうだし、3段と言われればそう

そんな体感だ

強度というより,

重心の動かし方とホールドへの正解なアプローチが大切なんだと思う

ムーブ強度の面では優しく感じたが,

再現できないと言い切れる重心移動でありシーケンスだったと思う

あと,体のサイズがドンピシャだった気がする

そんな細末なことより岩とラインが素晴らしい

次は『ビタミンH sd 初二段』

最初のトライは下部で落ちたが,

狭いだけで難しくは無かった

小さな突起取りのムーブに気がつくと,

そこからのリップ出しが核心になった

当初はもっと右のリップ際を取ろうとしていたが,

真上の遠いガバにしか手が出せなかった

この時期なのに突起は触った後に少し湿気っている

足位置と向きを工夫するとリップ取りがバラせた

繋げトライを数回するとガバが止まり完登できた

下降路はクライムダウン

気持ちの良い一手

移動して『炭団 初段』

下降路で足が攣りかける

這々の体で渡渉地点を探すがどこも厳しそう

「今なら岩を伝って行けるんじゃないですか〜」

というO澤君の言葉を楽天的に捉え,

長靴で来なかった事を後悔する

多分30分位フラフラしていた

足の状態とアプローチを考え,

長靴を取りに戻ることに二の足を踏む

川幅は20m弱で水深は深くて30cm程

「僕なら行ける」

決意して渡渉開始

水深数センチの2歩で断念

急いで踵を返す

あまりの冷たさに声が出る

諦めて車に戻り長靴で渡渉

立派な岩だ

下地は泥炭のような少し臭い砂

最初のトライでは,

右手でブロック(下地が高い時のスタート)を取った後にスタートの左手を強引に持ち替えた

次の遠い右手出しが出来ずに立派な血豆が・・・

この持ち替えムーブのバランスが悪い

突破できないこと数トライ

一度,右に吹っ飛んで臭い砂の上を流れる川に着水

靴は臭いは足は攣るわで良いとこなし

マットが足りないので右に吹っ飛ばない足を探す

良い足位置が決まるが,

マットが少なくプレッシャーから次の右手が出せない

リスクの少ない落ち方を模索

試行錯誤してデットを選択すると右手が止まった

試しに一度飛んだので怖がらずムーブを起こせた

そのまま左手をサイドカチっぽいところへ

浮遊して焦ったが止められた

後は慎重に手を進めると登れた

非常の面白い課題だった

帰路で足が攣ったが何とか車へ

素晴らしい岩を登れて満足



足は復活しそうにないし,

明日は「兜山」なので時間は早いが切り上げることに

運転中に酷く足が攣り焦る

クルコンってこんな時も便利

温泉後に「手作り定食 杏と梅の木」へ

豚ハラミ定食,だし巻き玉子も追加した

結構おいしかった

機会があったらまた行きたい



<登れた課題>
理(3/4段)
ビタミンH sd(初二段)
炭団 (初段)

2026年1月3日土曜日

登り初め in 早川

明けて新年

Heeちゃんが爆誕してから光陰矢の如しで,

もう2026年

最近「早川ボルダー」が気になっており,

少ない人脈とGoogle map & ブログ & 動画を総動員して岩の場所を下調べしていた

ただ一番気になる「道場岩」は確証が得られず

そんな折,

年末の「大日」でClimbing Giantさんに遭遇

僕が決して成れないであろう凄く感じの良い人だった

これ幸いと「道場岩」の場所を教えてもらう

4つの候補に絞っていたが,候補2でドンピシャ

なかなかの探索能力だと自画自賛

年末に得た光明

善は急げということで登り初めで突撃することに



峠越えの一箇所のみ高速を利用

少し遠かったが,

朝は寒いだろうから時間がかかっても良しとした

先ずは「鳥岩」

アプローチは2秒

『夜鷹SD 初段』に取り付く

とても登りやすい

体が伸びて気持ちが良い課題だった

2回登ってアップ終了

気持ちの良い一手


次は『トビSD 初段』

結構頑張るがヒールで膝が壊れそう

掻き込みでもトライしたが無理

肩甲骨とヒールといった僕に実装されていない柔軟性のダブルパンチが必要

一生登れないと悟る

かなり頑張ったんだけど悔しい


ということで「道場岩」へ

岩を伝って問題なく渡渉できた

やはり実物はカッコいい

『斬 2段』

早速トライ

速攻落ちる

2手目を取った後のトーフック解除と足移動がキツイ

フック解除で振られに耐えると結構吸われそう

一手目の時点で解除したりと幾つか試すが

結局耐えられなかった・・・

マントルは比較的高く下地も今一なので,

余裕を持って突入したい

ということで,

できる限り足に逃がせて振られないムーブを構築

振られに耐えなくて良いムーブ


マントルまでのムーブも確認

繋げ1トライ目ではフック交換に失敗したが,

2トライ目でムーブが繋がって上部へ

マントル部分のホールドが乏しく焦るが完登できた

余裕が無かったら厳しかったかも

いい登りができた

中間部以降は優しいので課題としては結構登りやすい


メインエリア(自分の中で)へ移動

静岡の3人組が登っていた

『縁 初段』はホールドがわかると登れた

特段難しいムーブはなく登りやすい

高さがあって充実する好課題だ

ガバポケット取りの一手,結構リーチーかも

『パンデミックジュース 初段』はクロスの際の足使いがわかると登れた

こちらもかなり登りやすい

足が大切な核心ムーブ

『棘 初段』はホールドがかなりガビガビで,

右手の人差し指の指先が痛くなった

まだ「椚平」のダメージが完治していない

1トライ目が最高高度でその後は躓くが,

テーピングしてホールディングがわかると上部に行けた

ホールディングがポイントだった

リップ付近のホールドとムーブがわからず落ちる

下からではホールドが見えないのでしっかりバラして,

場所も確認

何故か時折焦げ臭い風が流れてくる

気にしないでトライを続けて,

バラしていない箇所でアタフタしたが登れた

小さい岩だが良い課題だった

途中,静岡クライマーが移動してきた


「縁」の面に戻ると,

“先程はいなかった大集団”が焚き火をしながら登っていた

「臭いの原因はこれか〜」と思いながら

『蹄 3段』『定 4段』を触る

「蹄」は初登時には無くて後に出現したガバが完全に無くなっていた

静岡クライマーに聞くと,ここ1-2日で欠けたらしい

このガバを使うとかなり簡単になるっぽいし,

当初の形に戻ったので寧ろ良かった

風向きが変わると煙が流れてくるわ,灰まで飛んでくるわでイライラする

山火事が頻発している昨今,

近くに木がない河原とはいえ焚き火をする精神性に疑問

まず,火はほったらかしにしない方が良いと思う

Wetな実験系の研究室なら火からは離れるなって習うよね?

というより,

「こっちは臭いと灰で気が散るんだよ」

と“神○川クライマー“にイラついてくる

精神をかき乱されたのが原因(敗因)という事にして

鳥岩に移動


もう一度「トビ」を触るが無理

「蹄」で攣りはじめた足が本格的に攣りだす

『ミサゴSD 初段』を触る

核心であろうヒールからの遠いリップ取りにハマる

バラしても止まらず結構凹む

中間部のムーブ修正

飛び出しの際の足位置の調整

をする

それでも捉えられない

ヨレから全てのムーブを起こすのがキツい

少し長めにレストして最後のつもりで繋げトライ

中間部は問題なく繋がった

ポジションに上手く入れたのか,

最後に見出した左足のおかげかわからないが,

核心が初めて止まった

このトライで登れて良かった

その先は当然バラせていなかったのでad libitum

慎重に,

だが大きく体を動かす意識でムーブを起こす

完登できた

これはかなり嬉しい

レストも効いていたが,

中間部以降でかなり集中できていた

締めに非常に良い登りができた

当然その後に「トビ」を触る

が登れず・・・

まぁこんなもんだろう

全体としてはいい登り初めだった



<登れた課題>
夜鷹SD(初段)
斬(二段)
縁(初段)
パンデミックジュース(初段)
棘(初段)
ミサゴSD(初段)