2024年12月29日日曜日

今一な年末 in 丑ノ倉

帰省がてらに登りたいので丑ノ倉に行くことに

と,自己完結はできないので,,

遠出の際はいつも後部座席で爆睡しているNonさん

「岩場まで時間がかかる」とか戯言を宣わっていたので,

穏便に優しい言葉で説得して岩場へ

風邪が良くならないのでエスタックイブを飲む

笠間で痛めた足首が結構いたい

特に右足,足首というより親指の付け根が痛い

昼ごはんにそばを食べる約束のため,登れる時間は2時間ほど

短時間でも新しい岩場はワクワクする

HeeちゃんとNonさんは岩の前で縄跳びをしていた


先ずは『スーパーどつぼ 初段』

一部ムーブがわからなかったが色々こねくり回したらできた

上部の大きなフレークが微妙に浮いていて怖い

完登時は構築したムーブを全て忘れてしまい

全く初めての動きになる

よく分からんが1級あるかなって感じ

次は『小雨 2段』

ヒールから遠い一手を取るムーブが出来ない

出来るが強度が高い

こねくり回して足位置を変更したら安定してできるようになるが,

次の切り返しがもっとできない

ホールディングを工夫しても出来ないので

靴をソリューションに変えたら急にできるようになった

で,完登

意外と傾斜がある

柔らかい靴では右足の乗り込みが上手くできなかったよう

しかし,マットの上に脱ぎ捨てていた靴下を蹴ったので

再登

綺麗に登れて満足

ムーブが出来てしまえば強度は初段くらい

ただ,面白い課題だ

時間が無くなったが『雨音 2段』を触る

恐らく核心であろう一手ができない

これは短時間では登れないと判断して蕎麦を食べに



風邪が悪化したよう

年末は微熱が続き大半の時間を寝て過ごす

エスタックイブを飲めば元気になるのだが・・・

夜になると熱が上がってしまう

30日の昼間にHeeちゃんたちとみんなで縄跳び

年甲斐もなく二重飛びをやってみる

20回ほどは連続でできたので一安心したが,

思ったように体が動かない

途中でリズムがズレて引っ掛かってしまう

風邪ではなく年だな

で,頑張った結果

右足のねん挫が悪化

特に親指の付け根が大分酷くなってしまった

年が明けても風邪の症状は改善せず一進一退といった感じで微熱と鼻水

勿論ねん挫も

そんな登り納めと正月だった




2024年12月22日日曜日

登り納められるか in 青葉&笠間

今年のうちに『天蓮華 3段』が登りたいと思っていたので青葉へ

「出来るかな〜,出来なかったら年末の帰省がてらに寄るしかないなぁ」

と呟いていたら

「2日間登ってきて良いよ,駄目なら諦めな」と

ありがたい御言葉を頂く

Heeちゃんの夜だけ上がる熱に夫婦で翻弄された一週間

金曜日は子守で有給

保育園のクリスマス会に行けず凹んで居るかと思ったら,

休み明けにプレゼントが貰えれば問題ないらしい


土曜日

青葉に着くと温かい

が,鼻水と鼻声

Heeちゃんからの嬉しくないプレゼント

岩場に到着すると以前ご一緒した栃木の方々がいた

ルーフ部分はムーブができていたので,

「蓮華 2段」のフェイス部分でアップをしてから繋げトライ

5,6トライするが,カンテからリップ取りのどこかで落ち続ける

「蓮華」では全く問題にならない部分なのに・・・

イライラし始める

また,人が増えに増えて

僕以外に10人もいてカオス

途中から7人に減ったがいくら何でも多すぎる

イライラがマックスに到達した頃に

カンテ取りのムーブを真似させてもらうとだいぶ負荷が軽い

採用すると,何故かマントルに難儀して完登

このムーブを変更がなければ登れなかったかも

登れたら人が多いとか全く気にならなくなった

この現金な性格は風邪と違って一生治らないだろう

グレードはルーフの経験に乏しいのでよく分からん

ムーブが出来るとルーフ部分は問題なくなった

トラバースがやってるうちにドンドン簡単に感じるのと同じ現象なのだろうか

初めての長いルーフ

帰りに寄ったお店で山形からソロで来ていたクライマーと偶然一緒になった

色々と楽しくおしゃべりしながら刺身に舌鼓

有意義な時間が過ごせた

裏面にある『ティヤム 初段』も登った

このムーブだと大分登りやすい

お土産で買ったいわき銘菓のジャンガラは結構美味しかった

おすすめ

ポケットはかかりが良い


翌日は折角なので笠間へ

先ずは一番やりたかった『Way of The Gill SD 2段』

自分なりのムーブが出来ると

手順を失念しなかったトライで完登

最後のマントルで土をプッシュ&踏んで完登したが

良く考えたら木の根に被さった土だった

これはどうなんだろうと暫し悩む

後で後悔するくらいならと再登

手のひら2箇所から出血

自分のいい加減さと岩のザラつきにイライラする

SDと定着しているスタンドだとグレード差は無いような

核心のランジ

適当に山を下ると『ターゲット 3級』を発見

また,ズンズン下ると道路にでたが現在地がどこだか全くわからない

道を歩いていると駐車場まで戻ってしまう

イライラしてトポに苦言を呈していると

Googleマップ上に珊瑚岩を発見

岩の嗅覚なんて全くないことがわかって到着

イライラが収まったので『うるま 初段』

ルーフの中が湿気っていたがブラッシングしたら多分乾いた

最初のトライではスタートから手を離した瞬間に落ちたが

足を見つけると問題なく一手出せた

が,カチは止まらず

加えてすごく眩しい

イライラしながら再トライしたらカチは止まった

が,右足上げで落ちる

初手が眩しすぎる

バラしたら完登できた

何故かマントルでバランスを崩す

初手が持てるなら優しく感じると思う

満足したのでヒップ岩へ

『ブラックサンダー 初/2段』では

最後のガバ取りはヒールムーブ

1トライ目はヒールが切れてマット外に吹っ飛び左足をねん挫

次トライではヒールが切れて足首が曲がった状態で着地してしまい右足をねん挫

こっちはそこそこ酷い

もうねん挫したくないのでヒールムーブを諦めたら完登できた

リスクが少ないムーブ

マントルがただただ辛かった

高さを加味したグレードか

次は『モラン 初段』

マントルで3回ほど落ちてから完登

マントル核心だった

ムーブが面白い

ということで成果はあったが,

40も半ばに差し掛かっているのに,

しょっちゅうイライラしている狭量っぷりに引く

あとは,マントルが下手すぎ

どんだけ無駄なトライをしているんだか

体が疲れたのと,義祖父母と夕飯を食べるために帰路へ

出来れば今年中にあと一回くらい岩に触れたい








2024年12月8日日曜日

秋の小川山と瑞牆

今年の秋は天気に恵まれずあまり良いコンディションで登れなかった気がする

暑いか雨か

と思ったら一気に冬になった


家族で小川山のキャビンに泊まったときに

絶対登りたいと思っていた『親指トムの秘密の冒険 1級』が登れた

本当に素晴らしい課題

まず,ローケーションが良い

親指岩を登り詰めた先にひっそりと佇んでいる

そして,岩の上では眼前に広がる絶景

最後に課題の質

1級としては小川山でも1,2を争う好課題なのではないか

もう最高だった

核心の一手へ

Heeちゃんがいたので最後の急登を3往復したが,,,

Heeちゃんは岩も登れて,焚き火も出来たしスモアも食べられたしでご満悦だった

Nonさんも「親指」に行く前触っていた岩の課題を戻ってから諦めずに完登していた

翌日は瑞牆で

『庭師 2級』と『雨の弓 1級』が登れた

「雨の弓」は強度と距離感のバランスが秀逸

下地が少し気になるのもスパイスで最後まで気が抜けないところも良い

是非触ってみるべき課題だと思う

足のかかりは良い

後は,小川山で

『隠れ人SD 初段』と『飛沫 2段』

「隠れ人SD」は地味で小さいが内容が濃い

でも,結局は1級の核心が難しいっていう

以前スタンドを登った時と核心のホールドが違っていたのが原因かも

「飛沫」は知り合いが登ったムーブを事前に聞いていたのでそれで,


瑞牆では,

『スケルトンSD 1級』

『団栗 5級 FL』『あかね雲 3級 FL』

「あかね雲」は岩とラインが良い

静かな瑞牆

あとは,

『瑞牆カルマ 2段』と『水蛭子 2段』

「瑞牆カルマ」はロケーション課題と言っていいほど

素晴らしい箱庭に鎮座していた

岩も良いサイズ

こんな綺麗な空間にポツネンとある

「水蛭子」はちょこちょこ触っていた課題だったので喜びもひとしお

やっと登れた

完登動画を見ると,核心の足の踏み方が慶大君に教わった動かし方になっていた

その動きは完登前まで出来ていたかった(気づいていなかった)

無意識で出来ていたのだが,

細かい動きまで意識しないとダメなんだなぁ

登れなかった日の一手

当日は雪が降ったりやんだりの最悪の条件だったが

セッションしていた方が雪の度に岩にシートを掛けてくれたおかげで登れた

一人だったらカチが濡れて終わっていただろう

加えて,Goproが止まって動画が撮れていなかったが,

偶然回していた動画を頂けた

感謝してもし切れない