2025年12月30日火曜日

年末の一日 in 霊山 & 大日

もう年末だ

28日は家族と叔母と「新国立劇場」でバレエ鑑賞

子供向けにアレンジしてあるそうだが,

生オケも入っていて本格的だった

第二幕のプリンシパルの踊りで込み上げてくる感情が

琴線に触れたとでもいうべきか

上手く表現できないが「人間の美しさに感動した」

幕間の軽食も良い経験だった

その後,叔母と一緒に実家へ

そのため今年は「道中登り納め」はなし


年末は,“僕目線”ではやることがない

自堕落な生活をするくらいならと説き伏せ

一日だけ登りに行ってきた

気になる課題が2つ

霊山の『0丁 2段』と大日の『ハギビスSD 初段』

どんなに遅くても17時までには帰宅しないといけないので上手くやらないと

先ずはトポを入手していた「霊山」へ

予定通りことを運ぶには最初が肝心だ

ちょっとアプローチを間違えたが無事到着

珍妙だがカッコいい岩だ

ただ,すぐ脇の急斜面が非常に気になる

核心のリップ取りで落ちてバランスを崩したら・・・

下部のムーブを作りハングの上のホールドへ

急に悪くなり焦る

しかも岩が尖っておりベロリンチョしそう

何トライかしてリップ取りまで繋がるが手が出せない

右手の人差し指が痛くなったのでテーピング

苦手な花崗岩に加えて,

先日の「椚平」のダメージを引きずっている

最後2手のホールディングが解ると手が出せた

止まらなかったが,

動きがわかり次トライで完登

リップが良かったので左足が切れても止まった

核心の一手へ


ハーハー言いながら戻ると動画が止まっている

しばし茫然自失

まだ時間があるので再登することに

結局一時間くらいかけて何とか登れた

岩の形状,ムーブのメリハリ,核心の位置

とても面白い課題だ

花崗岩にしては登りやすいと思う

当然,

信頼が地に落ちたGoProではなくiPhoneで撮影

時計を見ると昼前

急いで掃除,片付け,下山

「大日」までは40分ほど


「大日」の駐車場から河岸までは少し距離がある

河原をふらふらすると岩を発見

太陽が燦々と輝き「霊山」とは大違い

居心地は良いが登るには暑すぎる

チョークバックを忘れた事に気がつき車に戻る

再度岩前へ

あまりの暑さにタイツとインナーを脱ぐ

大分時間をロスしてしまった

「ハギビス」のFLトライ

スタンド1級の初手を取って振られ落ち

1級をバラすことに

トーをかけたり,

垂壁の悪い足を取捨選択したり,

とムーブを作る

ただ,マットが一枚なので岩盤の下地にプレッシャーを感じてしまい,

ダイナミックにムーブを起こせない

ツルツルの岩で足が暑さでホールドが滑るのが一因

刻んでスタでいけるムーブや足位置をよく考える

構築できたムーブで1級は登れた

これは素晴らしい課題だ

陽が陰りだし少し涼しくなると手は滑らなくなった

インナーを着て繋げトライ

SDも完登できた

かなりカッコいい岩だ

トラバース後に課題が分断されているのが少し残念

レストできちゃう

そのためか,スタンドと顕著なグレード差を感じなかった


急いで帰宅の途につくが,

頼まれた買い物や給油をしても予定より一時間以上は早く帰宅できた

他の課題を登るか岩を探してくれば良かった

母親と叔母に「妻子を置いて遊びに行くなんて」

とブーブー言われたが,

これがウチのスタンダードだから仕方ない

いづれにせよ,良い岩で登り納めができて満足



<登れた課題>
~霊山~
0丁(2段)
~大日~
ハギビスSD(初段)

2025年12月13日土曜日

こんなに指皮って剥けるの in 椚平

最近,家族が風邪をひいていた

家の中でもマスクをし,うがい等も欠かさなかった

僕だけが逃げ切った

はずだった

月曜日の朝になって明らかに体調が悪い

実際は週末から違和感は感じていたのだが・・・

“違和感”ではなく恐れていた事態に

ちょうど学会だったので会場とホテルの往復で体力を温存し,

よく食べ,大人しく3泊したが良くならず

寝苦しさと乾燥でむしろ悪化

帰宅後はジムも行かず回復に努める

一週間経って多少は良くなったがまだまだ今一

ということで,

初登者に教えてもらった椚平の「隠れた大岩」へ



で,デカい

当初はトップアウトしようと思っていたが,チョット無理そう

初登者の最初の設定に倣い中間の棚までとする

先ずは『影法師 初段』

初手のアンダー取りがきつかったが,

良い足を見つけると解決

細かいアンダーで体を上げてサイドカチを取る

そこからのリップへの一手が怖くて起こせない

何トライもして色々試すがしっくりこず

ままよっと手を出すと吹っ飛んだ上に右手の親指以外の全ての指皮が切れて大出血

リップが非常に尖っていた

あれこれ考えてサイファーにする

重心の動きが小さくなりリップが止まり完登

なかなか面白い課題だった

実物は写真よりかなり大きい


次は『雲隠れ 2段』

SDでアンダースタートして数手で「影法師」にリンクする

初手が意外とキツかったがコツを掴めば問題なし

直ぐに「影法師」にリンクできた

アンダーも取って,こりゃ直ぐに登れるとニヤニヤしながら足上げに入る

が,全然上げられない

強引に上げられたとしても,

タテカチの良いところが取れない

その結果,サイファーで距離が出せず・・・

そんなトライが続く

「影法師」単体だと問題無いムーブなのだが

そんなこんなしていると,

スタートで左手の小指がズル剥け

アンダーで右手の人差し指と中指の第一関節も皮が剥け

さらに,ベロちんりょしかける

テーピングで誤魔化してトライ

暫く登らないと指皮が柔らかく剥けやすくなってしまう

通しでのトライは数が出せないだろう

無い頭で熟考する

繋げると右足セット時に重心が下がっている

また,

かき込みが下手なので重心を上げられずアンダー取りにいってしまう

その結果,

十分に体を引き上げられない

という結論に辿り着く

ということで,

右足セットの際に重心を上げることと,掻き込みを意識した

結論,掻き込みというよりセット時に重心を上げておく事が大切で,

変更後2トライ目で急にムーブが繋がり登れた

上部でバタついてしまったが,

良い登りができて満足

余裕がなく直ぐにマッチした

「影法師」は優しめに感じたが「雲隠れ」は難しかった

掻き込みが上手ければ簡単に感じるのかも・・・

次は『幻 初二段』

下地が川になっておりマットを敷けそうに無い

「雲隠れ」をトライしながら下地作りをした

下部はルーフに近く上部は垂壁

いわゆるバルジ状になっている

足位置が決まると下部は突破できたが,

核心のホールドが非常に細かい

ホールディングを色々模索する

下地が悪いのでその一手が大分怖かったが何とか完登できた

が,動画が止まっている・・・

涙を拭いて再登した

ここからの一手が怖わ厳しい

「雲隠れ」だったら再登できなかったと思う

なんだか動画のために登っているようで格好悪い

もう動画にこだわらない方が良いのか・・・

最後は『神隠し 2段』

「雲隠れ」のスタートから「幻」にリンクする

おそらく核心であろうリンク部のムーブがバラシでもできず

これまた苦手な動きだ

椚平はまだやりたい課題があるので共々登れるように通うしかないな

陽が当たる時間が短く底冷えする岩だった

ただ素晴らしい課題のある素敵な岩だ



<登れた課題>
雲隠れ(初段)
影法師(2段)
幻(初二段)

2025年12月7日日曜日

消化不良 in 瑞牆

日曜日は瑞牆

とりあえず気になっていた『御来光 初段』へ

岩はかっこいいのだが,

脇の岩がスパイシーだ 

てか寒い

とりあえずトライ

リップ前の左手カチが予想の5倍くらい悪くて飛び降りる

そこまでのムーブを最適化するがリップ出しのムーブが起こせない

ただただ怖い

足位置を調整するが,

行きたい方向に右足を踏み込める感じがしない

右手が良いし岩から体が離れないから左手出しがベストなんだろうけど・・・

微調整しているのだが傍からみると何もせずに降りてるだけ

左出しではどう工夫してもバランスが悪い感覚がある

少し思案して右手を出してみることにする

初めて飛び出せて,リップが止まった

嬉しくて岩の上で声が出た

ホールディングなのか足の向きなのか分からないが,

自分なりのポジションに入れれば左手起点でも問題なかった

でも,動画を見ると

「取り損ねたらどこに飛んでいくんだろう」という動きだった

改めて止まって良かった

登ってみると,

リップは届けば止まるのでビビらず手を出してみるのが良いだろう

ここからがスタートで一手でおわり

「調子が良いのでドンドン登れちゃうかも」

という事でF&I村両君やUFOさんと色々触る

結果

スラブで乗り込めない

「別に登りたい課題じゃないので気にせず移動!」

足でのコンプレッションができずガバに届かない

「コンプレッションは苦手だし移動!!」

ポケットへの狙いが定まらない

「指皮が剥けたので移動!!!」

細かい足が踏み込めず

「足の指が痛いので移動!!!!」

というか終了・・・

全て敗退で良いとこなし

これはあれだ,

「前日の南川で想像以上に疲れてたんだよ」

と自己暗示をかける

今年最後の瑞牆だったが気にならなくなった



<登れた課題>
御来光 (初段)

2025年12月6日土曜日

久々に,そして完 in 南川

岐阜では掌から出血したが指皮の消費は少なかった

「天気が良いようなので二日登りたいな」

とお伺いをたてたら渋い快諾をもらえた

Heeちゃんに

「行っても良い?」と聞けば

絶対に

「行ってきなよ!」

「行かせてあげないと可哀想だよ!」

と味方になってくれる

教育の賜物で嬉しい限りだ

口うるさい僕が居ない方が楽しいからではないはず

そういえば僕がジムに行く日の前夜に

「お父さん明日ジム?」

「そうだよ」

「やったー!!」

という楽そうな会話が聞こえてくる

別に寂しいわけじゃないから!!



いつものように土曜日の朝は起きられず

近場で候補の一つだった「南川」を選択

2024年2月以来なので約2年ぶりか

“マイナーエリア界のメジャーエリア”という噂を聞いており心配していたが,

11時半に岩場に着くと誰もいない

一安心

残った課題は『莫逆カンテ限定 Ver. 3段-』

「一日の終わりだから核心ムーブが出来きない」

と言い訳していた記憶がある

アップがてらに全体のムーブを思い出す

初手の左手カチはかけて良くなった?

このカチって2つに分かれてたっけ??

足位置がわかると2手目が取れるようになる

ガストンブロックは大分欠けたらしいが,

記憶が無いので差は分からない

以前は確率が低かったが今回は一度も失敗しなかった

過去のブログを読むとムーブ強度は

一手目<二手目<三手目

となっているので,

欠けて簡単になったのかもしれない

ということで前半部分は問題なし

強くなったのか,

疲れていないだけなのか,

ホールドが良くなったのか・・・

記憶と違いかなりすんなりだったが良く分からん

逆に後半は記憶以上にホールドが悪くて焦る

掻き込みの意識と踏む位置を調整すると問題なし

ということで核心のムーブをバラす

上部のブロックにトーは掛けられそうにない

色々とこねくり回すと楽にガバに右手を寄せられる足を発見

ちゃんとは掛からないのだが,

体幹で岩を押さえ込む感じ

パーツが揃ったので繋げトライ

というところで新潟クライマーが1人登場

色々とお話をする

「笹郷」で登ってきて明日は「御岳方面」に行くらしい

繋げ2か3トライ目でマントルへ

悪いマントル(*)を復習していないかったので落下

非常に悔やむ

マントルを確認して

2か3トライ目に登り切れた

マントル落ちしたトライよりスムースにムーブを起こせた

ここで足切れて振られると普通に落ちるよ


核心の一手は意外と体幹にくるらしく続けていると精度が悪くなった

「莫逆」等の他の課題を触ってないし,

核心以外のムーブは,思い出しは必要だったが経験していたのもある上で,

体感は2段くらいかな

核心後のガバでリセットできちゃうからかも

その後は,新潟クライマーに他の課題のラインを教えたり

「太郎君」の話(良い話)をしたり

ゆっくり片付けて帰宅

2時間半ほどの滞在だったので体の負担も少なかった


動画を投稿しようとしてふと違和感に気がつく

「莫逆カンテ限定」なのだが,

「寂光」と同じところでマントルを返していた

これじゃあ「寂莫」の左大回りだ

でも,

コッチの方がマントル悪い(*)からこれで良いや

マントルはもっと左のガバで返すのが正解

ということでこの岩の課題は全て登れたので満足



<登れた課題>
莫逆カンテ限定 Ver. 3段-