2015年12月1日火曜日

久々に鍋を食べてみた11月の日々

11月も終わり
最近急に寒くなってきた・・・

PatagoniaのSynchilla® Snap-T® Pullover
を買ったのだが、

こやつ具合よし!!
ネットバンキングぐらい使い勝手が良い!!
ただプルオーバーだから脱ぎにくい・・・
脱ぐたびに背中でちゃうわ

カードの支払請求が未だに来ていないことに
一筋の期待を抱き、、
いや僥倖なのでは!?
何て考えたりしながら家でも職場でも、外でも着てる
もう一着欲しいな~
買っちゃおうかなぁ~


そんなクライミングハイシーズンの11月
293T細胞、Hela細胞、3T3-L1細胞と
四角関係を拗らせつつ、
イチャイチャした結果、
慮外千万、今月も外には行けなかったわけで・・・
マンスリーをやるしかなかったわけで・・・
Dai's video diary の4と5は垂涎の一品だったわけで・・・
学会要旨を今週中に書かないと、
3月の北海道にあそb、もとい、発表に行けないわけで・・・


そんな11月の日々を回想してみる

今月のマンスリーは55/59で4本出来なかった。
「つらいち」の緑(1-2級)2本、黒(初段)1本
「茶壁」の黒1本
黄色(2-3級)は全完できたけど、
「つらいち」の数本は、やはりかなり厳しかった。
つらいち以外の緑 < つらいち黄色
が体感なのだが・・・

「茶壁」の緑で残っていた一課題は
最終日にクレーマーに変異して
閉店1時間前に
後からついたホールドを外してもらったら3撃できた
ムーブはめっちゃ聞いたけどね~
いや、紫ピンチがマジで邪魔だったもんで
いくら紫が高貴な色だって言っても
ランジのゴール直下でホールドより数倍高く鎮座されるとねぇ~
これついてから落とせた人なんて、、
一人いたけど、、、
激強の人達ですら「ついてないとき」に結構出してたんだよ。

最後に落とした課題、たった4ホールドの緑

左手出しなのに、その経路が壅塞されちゃってさ
下部だけ前日に解決して、Totalではほぼ2dayだったから
紫が付く前に真剣に触っておけば良かったと・・・
1.赤に左手だして
2.Sに右足ヒールを上げて
3.トッテの右手アンダーと赤の左手でマントル返す
4.赤に左足を乗せて、左手出しでランジ
トッテ浅いし、被ってるから結構つらいのよ

「つらいち」を含めて緑は数本落とせたけど
出来たのはやっぱり黄色がかっているような!?
だって、
出来ていない「つらいち」課題は
核心にすら到達しない・・・
だからね。
茶壁の黒はゴールに触れて終わり。。。
こいつはもうちょっと前からやってたら出来たかな~
11月前半で風邪ひいて一週間無駄にしたのが痛かったなぁ~
体戻るのに結構な日数かかったし
でも、どうかぁ~



やはり自分の弱さがダダ漏れしてたな!!
「強くなりたい!!」
って思うけど、
具体性を持たせないで抽象的な事を何万遍言っていても
考えて無いに同義で上達なんて望めない、
なんせセンスが無いから
具体性を持たせる
イコール
①弱点の炙り出しからの意識づけ
②明確な目標設定だと
テストなら正解があって、点数や偏差値で数値化されるからわかりやすいんだけどね。
で、ちょっと考察。

先ず、ジムで出来る事って「素地を上げる」
だと思うわけ、
大別すると
1:ムーブの獲得
2:肉体的なトレーニング

これらは独立しているわけでは無く、
当然、関連性を持っている
細分化すると
(1)保持力up
(2)体幹強化
(3)解析力
(4)ムーブの引出しを増やす
(5)ムーブの引出しを開ける能力
(6)体にバランスを覚え込ませる
かなぁ

最近、6番目の重要性が存外に高いのでは!?
って思えてきた。
具体的には
この姿勢でこのホールドなら、
どの方向に手を出せるか、
このスタンスで伸び上がるとバランスを崩す
とかを体に染みつける。

これらを弱点の炙りだりに利用すると、、、

数撃以内で出来ない課題が正にそれだよね
そのムーブが肉体を含めた弱点なわけで
出来た課題はOK
ただ、クライミングで難しいところは
ほぼ同じムーブでも課題が違うと出来ないってこと
数撃程度で出来た場合は、(3)と(5)が弱点だったってこと
1-2日なら(3)、(4)、(5)、(6)かなぁ
数日から一週間くらいなら全部だよね
この辺から(1)、(2)
こいつらはより微細化できるわけだが、ピンチ、カチ、ポケットなどと、、、
つまり解消に時間がかかる弱点の比重がどんどん大きくなる
それ以上かけても出来ないなら、
決定的に足りてない何かがある
つまり、その課題をやり続けても効果は未知数・・・
寧ろ時間のベクトルから見ると「無駄」って言っても過言じゃあ無いかも
他の色んな課題や似た課題を沢山触って落とした方が近道かもしれない
だって、前述したけど、クライミングって似たムーブでも
ちょっと違うだけなのに出来ないこと多いじゃん!?
極端な話、
1ヶ月で1課題と1ヶ月で50課題を完登したときの
経験値ってどうよ!?
勿論、何回もトライすれば出来なくてもプラスにはなってると思う。
ただ、そればっかりやっててもって事ね

ジムには沢山の課題があるわけだから、
上手く利用することで効率は良くなる
日数とか便数とか決めると効率的なのかね??


「強くなりたい!!」

明確な目標として
「黄色は1day、つらいちのガチ緑を毎月1本」
と変わるのかな
要は「緑クライマー」の下位カーストに入りたいってわけだ
「なんとしてもあの課題を落としたい!」
より
「○段と○級を10本」
の方が「トレーニング的」には良いことになる



あ、鍋の話がないや
簡素に、
ここ一週間で二回食べたけど美味しかったよ

2015年11月4日水曜日

JKBCっていい感じに見えるよね

JKBCの課題がマンスリーになっていたのでやってみた
JK(女子高生)ボルダリングコンペなら確実に応援に行っていたが、
上州キッズボルダリングコンペなので仕事に明け暮れた

で、キッズスゲーよ。
君らは強い!!
6年生の決勝課題、
1位の子は全完一撃だったらしいが
いやはや、あっぱれ。
グレード表示はどれもインフレ気味で一段高い様な気がするが、
いずれにせよ、すごいな。


そんなこんなで「ボルダリングスイッチ」が入ったので
色々と「ポチットな」してみた。
寒いので、先ずはこれ。
バーブのホンド2パンツ
足上げ最高、軽くてとても良いよ。
写真以上に色が明るかったことも含めて想像以上
僕の体型(171 cm、54kg)でSサイズ
ただ、丈が少し短いような!?


今まで長ズボンはフツーのデニムだったけど、
膝の自由度に天と地ほどの差があるね


二つ目は、
フラッシュトのツールバック

君のおかげで
どっかのコンペでもらって、
車の中に半年以上放置されていたブロックチョークが日の目を見たよ。



最近、仕事でストレスフルだから5%位クリック時に背中を押されたな。
背中じゃあ無くて人差し指だ
別に「仕事を頑張ったご褒美」とかではないよ。
良くそう言う事いってる奴がいるが、
仕事って頑張るのが当たり前だから・・・
それがベース、
最終的に、何かしらの結果を伴わなければ、
そんなもんは徒労だからね・・・
もし頑張れない様なら、そんなの辞めちまえって思うわ。
あと、与えられたものだけやってるようなのは、
仕事じゃあなくて「作業」だから
まぁ、作業を頑張ったっていうならそれでいいと思う。
「作業を頑張ったご褒美」
こっちが正解ですわ
至極正しい使い方だな


と、どうでも良いことで自家発電して発熱してしまったが、
11月のマンスリーも頑張りますかね
JKBC関連のマンスリーは終了したので
大人向けの課題が早く沢山出ないかなぁ~

2015年10月30日金曜日

完全復活とか自分を見誤りすぎたな!

10月もそろそろ終わり、
ダンダンと風が冷たくなってきたが、
僕は相変わらず半袖半ズボンで登ってる。
アドレナリンが出てれば寒さなんてへっちゃら~
というわけでは無く、
仕事忙しくて、室内ばっか・・・


外行ってないな~
3連休に有笠のヘルケイブで「ルンルンしんすけ」を
4月以来で触ったような気もしないでもないが、
ど・テンのうえに以前のクリップホールドを保持すら出来ないとか
全く復活してないわ!!
てか、こんなの悪夢としか考えられん・・・
いや、白昼夢の一種だろうな
感性が外的対象から一定の形式におき直され
取りいれられた対象の像が
モジャモジャと蜷局を巻いて増幅されたんだ
きっとそう!
となると、Hatさんが2便目でRed pointしたのも
夢だったことになるなぁ
至極残念だが、
こればかりは仕方がない



ということで、ブログで書くことが殆ど無いもんだから、
10月のマンスリーの成果でも

・黄色(2-3級)は何とか全完
結構難しいのがちらほら
もうホールドなくなっちゃたけど、
「茶壁」の1本は同じ茶壁の緑よりきつかった
「つらいち」の1本はかなりのもんだった、、
スリッピーなホールドを右手でつまんでからの
左手オレンジピンチ止めがすこぶる悪い
その手前も結構吸われちゃうからなおさら

・緑(1-2級)は何本か忘れたけど数本落とせた
出来なかったのは計3本
「つらいち」の2本は・・・
ありゃ、どうあがいても無理、
核心が全くできない
「ムーンボード」の緑は、落としたかったなぁ~
核心は右手ロックして、左足メッチャ掻き込みながら
左手をバン!って伸ばして三角の縦ピンチ
パート練で一度止まったのみ
でも繋げて、徐々に精度が上がってきたときには、
10月が終わった(30、31はコンペの為休店)
最後の一便は、流れは最高だったのに
左手を閉じるタイミングが一瞬ずれてたな
悔しいな~
憧れのSさんも結構頑張ったらしいし
レジェンドS藤さんも出来てなかったしな
まぁ11月になったとたんに
このルートへの情熱が無くなるんだけどね
マンスラーの性ですわ

・黒(初段)は、チョーチョーお買い得な「黒壁」のを1本
感覚では黄緑
初の黒Getだが、
テープ課題では無いし、簡単だったのでノーカウント
出来なかったのは「つらいち」の何本か、、

あのリードが夢だったってことは、
いったいどのレベルまでモドリッチしたのだろう!?
試金石が無いから良くわからん
あれだな、全くもってあれだ

2015年10月6日火曜日

完全復活と言ってもよいかな

8月半ばに復帰して一ヶ月半
ようやく怪我前の状態まで戻ってきたかな
8月のマンスリーは半月通って
登れない黄色;2-3級が複数個あったが
9月は黄色全完、緑;(2~)1級も複数個落とせた
と言ってもガチな緑というより、ほぼ黄色な感じだったな~
登れない緑は一手目で無理って感じだし・・・
マンスリーだとグレードの幅が広くなるような気がする
スタッフが個々人で作製+グレーディングするので当然


今年の目標は「緑クライマーになる」だが
残り3ヶ月でどこまで成長できるか・・・
ウォールストリートのマンスリーは、
自己申告でカテゴリー分けされている
鳥ガラ>から揚げ>ニワトリ>ひよこ>たまご

・鳥ガラは激強の人達
大半の激強人はマンスリーやって無いけど、数人が適当にやってる
何かもう出来ない課題が無いって感じ
雲上人の巣窟だね

・から揚げは強い人達
僕の車を整備してくれる三段クライマーの人ですらここにいる・・・
ここはマンスラーの巣窟といって過言ではない。
緑をどれだけ落とせるかが勝負
*マンスラー:マンスリーに命を懸けてる人

僕は今まで「ニワトリ」にいたけど、
10月からは「から揚げ」で頑張って行こうと決意
ガチ緑を1つは落としたいところ
ただし、緑は一筋縄ではないのが現実
ムーブの引出しとかでは無く、
根本的に足りないものがある
そう、「保持力」
ムーブで何とも出来ない
あの圧倒的な持てなさ具合!!
上を見ていくしかないね


体の方はだいぶ戻ってきた
体重は直ぐに53.5kgまで1kgの減量に成功したが、
ここ一月は54kgをキープ
全く減る気配なし
逆に増える気配もなし
筋肉が付いたので減らないのも納得
だが、目標の52kgはかなりきついな
これ以上食事を減らすのは無理だしなぁ
絞れる段階になったら徐々に脂肪が減ることでしょう


というように、
体が戻ってきたこともあり外岩に行きたい今日この頃
実験の都合上どうしても丸一日空けるのがキツイ
近場でボルダリングがメインになるのかなぁ
というのは既に予想済み
スタッフのオザさんに色々アドバイスを貰い
ダンさん経由でBealのアディションパッドをGet!!
プラスお風呂マット買えば一人でも怖くない!!
熊とか出ないと良いけど・・・
出たら、火事場の馬鹿力で課題が登れたりしてね




こやつ中々よさそうな感触
軽いし
言うまでもないが、
自宅の床に敷いて
ソファーから飛び降りたり
倒れ込んだりしてみた
階下の住人よ、ごめんよ。
いつも足音とか立てないように気使ってるから
たまには許してくれ

2015年7月31日金曜日

続・右手首のけが

久しぶりに医者に行ってきた。
無駄に忙しい振りをしていたので6/5以来。。
最近は日常生活では痛みも出ないし、多少の違和感と朝のゴワツキくらい。
ゴワツキは前日にジムで頑張った朝みたいな感じ。
ずっとPCで作業してると、たま~に痛くなるけど、、
まぁ仕方がない。

で、握力は6/5の時点で35kgが40kgへと大台まで回復。
左右の差は無くなった。
左手が40kgに減っていたが、
暫くボルダリングしてなかったからか、
前日にジムに行って左手を酷使したから
のどちらかだろう
あ、、聞いてないから許可が出たわけでは無いが、
徐々に復活することにした
4級くらいの優しいのをボチボチと
というより、怖くてそれくらいしか出来ない。


並行してダイエットしないと
体重は54.5kgくらいで+2.5kgってところかな
思った程増加していないが、
全身にキャプリーン3レベルのミートテックを纏っている感じ。
特にお腹は体積ベースで以前の4-5倍は摘める。
これを落とすのが一番時間がかかるんだよね、、
体重の増加分と筋肉→脂肪の変化分を「根拠なし」に想定して、、
3kg脂肪が増えたと仮定してみた
7,200kcal*3で21,600kcalの減量かぁ・・・
一日300kcalずつ減らしていって、、72日かぁ。
何とか2か月で元の体型に戻したいなぁ。

今回の僕のけがは、『尺骨神経麻痺』だった、
この神経は、小指、薬指、中指の半分を支配しており、肘の内側が起点
あの、肘ぶつけて痺れる神経ね
中指から親指は正中神経で支配されている
・正中神経がやられている人は、親指から薬指の中指側が痺れる(痛む)
・尺骨神経がやられている人は、小指と薬指の小指側が痺れる(痛む)
手首に違和感があって、指に違和感が無い人でも、
手首の尺骨神経や正中神経ある部分を叩いて、指が痺れたら神経を痛めている可能性を考えた方が良いらしい。
尺骨神経の痛みが出る部分は、
肘部管(ちゅうぶかん)とギヨン管のどちらを痛めているかで異なる。
肘部管だと手の甲が、ギヨン管だと手のひら側に痛み、しびれがくる。
肘部管痛めたら、テニス肘とか野球肘ってやつ

2015年7月26日日曜日

福島いってみた

ひっさびさに福島いってみた
実家があるのだが、もういつ帰ったかすら忘れた。
位ぶり


 
 
卒業以来の母校に行って 
母校
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

三春のデコ屋敷行って

お面














葉桜の三春滝桜を堪能して
三春ダムの上から水面を覗いて
キビタン?とデコ





















お祭り行って

町内のお祭り














父親が最近買ったCDプレイヤーでショパン聞いて
喜多方いってラーメン食って
裏磐梯の五色沼いって



五色沼



磐梯山の爆裂火口


猪苗代湖畔の小じゃれたカフェでコーヒー飲んで来た



一番驚いたのはCDプレーヤーの値段、、、
ソリューション25足は買えるわ
アンプもスピーカーも増やしてたけど
そんなに必要なんだね・・・
音は綺麗だけど、
費用対効果が
ほぼプラトーに達してるんじゃないかな!?
好きな人に言わせるとまだまだ違いが有るんだろうか
クライミングシューズ何足ももってるのと同じかな

2015年5月18日月曜日

右手首のけが

あれは、3月の中旬だったなぁ~
「つらいち」のマンスリー「緑」課題
大きなホールドをかなり頑張って抱え込むようにマッチ
そこから右手で次のホールドを取りに行くムーブに嵌ってたなぁ
頑張って出してたら手首に違和感が出た
結局登れなくて、強い人との差を痛感したもんだ、、
激強の人なんて登りながらオブザしてて引いたわ
まぁ気にしないで暫く登ってたけど
一向に収まる気配なし
テーピングして登り続けてた


そのまま4月になる頃には痛みが増していったから
整形外科を受診
注射+ロキソプロフェンNaテープ50mgを貰った
注射はハイコート注2mg (ステロイド、抗炎症)+ロカイン注1% (麻酔)
部位はギヨン管付近に取敢えずプチッと
この時は痛みが弱くて、明確な診断ができていなかった
個人的にはTFCC(三角線維軟骨複合体損傷)を疑っていたのだが違うって

その後は、
痛みは全くひかず、でもテーピングをすると
ランジとかアンダーマッチとか特定のムーブ以外で痛みで無かったし
痛くても耐えられた
2週連続でコンペがあるからトレーニング頑張っちゃって
その結果、ドンドン痛くなっていった
下野コンペの前辺りから痛みで起こせないムーブが出てきて、
気が付いたら日常生活でも痛みが!!
常日頃から痛くて、ドア開ける時痛い
小指と薬指が痺れる
朝この二指がゴワつく
マウス使ってると前腕にピキッて痛みが走る
さらには、手首が温まらないとどんなムーブでも痛くなった


尺骨神経の炎症を疑いつつ、
流石にヤバいと思ってGWはレスト
まぁ全く持って改善しなかったが
レスト明けの5月7日にピンクが登れず
5月8日に整形行ったら若い医者で、結構しっかり見てくれた
痛みが強かったのもあるかもで
予想通りの尺骨神経の炎症が疑われて
またしてもお注射
前回と全く同量だったが今度は翌日から痛みが弱くなった
処方されたロブ錠60mg (ロキソニン)+レバミピド錠100mg(胃薬)もちゃんと飲んだ
ある程度痛みが治まったまま一週間経過して

5月15日に再度病院へ
再度注射を希望したが、炎症は治まっているとの判断で
今回は「無し」だって
色々調べて、
グット指を開いた状態で小指を薬指方向に押すと
右手はその外圧に耐えられず薬指に付いちゃう
握力も測った
右手26kg
左手48kg

ふぁっ!?

右手が全くもって握り込めなくなってた
女性の平均以下
左手はパワーウエイトレシオで考えたら体重までもう一息だな
右手は体重以上あったんじゃあない!?って
それにしても弱すぎる・・・
痛みが引いてこれだから
痛い時はどんだけだったのか
でも、エイハブ登れたから握力は関係ないんだね
ただルンルンしんすけはオープンアーケ多用するから、
耐えるのかなり辛かったけど

今回処方された薬は
リリカ75mg
こいつはかなり優れもので興奮した神経に作用して
カルシウムの流入を抑制して、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制するらしい
これで過剰に興奮した神経を抑えるようだ。
要は、高校の時に習った、ナトリウム-カリウムポンプによる膜電位の変化
を調節する薬の様だ
しかしながら、副作用が・・・
臨床試験で65%くらい副作用出てたしな、、、
眠気、眩暈、ふらつき、頭がボーがひどい
服用2日で徐々に慣れては来ているが
一週間は飲まないと薬効が出ないようなので暫く飲まないと
で、、レストの日々は続く・・・・

痛みが出たら早めに対処しないとダメね
レスト or 医者へGo!!
これだよ。。。
先を見れてないな、コンペにこだわり過ぎてた
早く登りたいな~
体重は53.5-54.5kgへと順調に1kg増加・・・
これが筋肉→脂肪の変化を伴っていたら
相当ヤバい

2015年5月16日土曜日

ボルダリング動画!!

ジムのボルダリングの楽しさが伝わる動画だと思う!!
こないだのedge and sofaで行われたコンペの動画
ここまでの編集技術が有ったら楽しいだろうな~




2015年5月13日水曜日

久々のlepidoptera

最近全く登ってないこの現状に慣れつつある
これは良くない兆候だ
皆こうやってジムに行かなくなるんだろうな
でも、週末はくらいは仕事の合間にリラックスタイムを設けたくなる
でもやることないんだよね・・・
ということで「ぐんま昆虫の森」に突撃してきた
学位論文は「ガ」の”feeding behavior”の研究だから
ではないが、昆虫大好き
最近はご無沙汰だがチョウの標本も作る
Zephyrus(ミドリシジミ)最高!!
夏に県北の高校で公開講座を頼まれたのだが、
それに向けた頭の試運転も兼ねてるから
広い意味では仕事か!?


ここは「安藤忠雄」の設計で
素晴らしい温室ドームがある
敷地面積はかなり広い
人が少なかったのが救い
もし子供が多かったら、
蹴散らして白い目で見られてたであろう姿が目に浮かぶ
最初の部屋で1時間半経過していた時には、
流石に時計が狂ってるかと思ったが、
多摩動物園の昆虫館に4時間以上滞在した前科があるし、
妥当なところだろう


展示は少し冗長な印象を受けた
色々と工夫を感じるが
同じような昆虫が何度も出てくる
あと、展示の説明は増やした方が良いだろうな~
てか是非増やしてほしい!!
折角珍しい昆虫や希少な昆虫の標本あるんだからさ
出来る事ならScientificな内容まで突っ込んで欲しいな!!
昆虫に詳しい人には物足らない
詳しくない子供、大人は疑問が湧いても解決できない
って感じだ。
てか疑問なんてわかないか!?
ターゲットが有るんだろうけど、
学術施設ならもっと攻めて良いと思う。
昆虫に少しでも興味を持った子供を更に引き上げるって意味で
もし、展示に口出せるならメッチャ手伝いたいww


お土産は、
カマキリのペーパークラフトとチョウ磁石
チョウ磁石はこれだけが実在しそうな模様だった
ツマベニチョウだな
カマキリは気分転換に早速作ってみた
子供の頃、木の恐竜クラフトをたくさん作ったなぁ
懐かしいな、


中々いいお土産をGet!!



今週末のコンペはキャンセル
手首の面からも攻める気にはなれない

2015年5月8日金曜日

直島-岡山‐姫路城

GWは久々に旅行に行ってきた。
本当は小川山でキャンプ&クライミングとかが良かったのだが
希望が通るのは人生において殆ど無い事は知っている
大人だから、平気
あと、手首があまりにヤバいからレストを兼ねて、、、
後日談として、レストしても全くもって改善していなかったけど・・・
GW明けの木曜日にWSへ様子見へ
痛みが弱いルートなら黄色でも登れる
今までも、しっかりと力が入らないのをごまかしてどうにか登れてきたが、
まさかのピンク(5~6級)で登れないルートに遭遇
流石にビビって専門家のご意見を拝聴しに整形外科へ
予想通りの、尺骨神経が炎症起こしてるんじゃねって事で
注射(ステロイド+麻酔)と痛み止めの飲み薬、プラスして登るのダメ指令を受けた
これでレストは都合2週間になるなぁ
手首もう治らないんじゃないか説が漂っているが、
まぁ気にしないでおこう


話を過去に戻して、
先ず、土曜日は大学時代の仲間男女9人で飲み会
熊本で医師をしているんだか遊んでるんだかって奴が参加できなかったが
13年、良く続いているなぁ
奴らはなんだかんだ言って一生の仲間だな
殆ど結婚しているし、子供がいる奴も増えてきた



漫喫で朝を迎え、初日からHPを存分に削りながらも
日曜日は、6時台の新幹線で岡山へ
勿論、駅弁は列車が動いてから食した
これは「駅弁と電車」を愛する人の基本中の基本だろう
大人の嗜みとでもいうべきか!?
乗車券は最寄からの往復割を購入
一割引きと途中下車可は使える
3月末にも学会で来た記憶がある岡山駅前は相変わらず栄えていた
数年前に観光で来たときは、
犬、キジ、猿に加えて「ハト」が桃太郎の仲間になっていたはずだったが
キビ団子に飽きたのか
某携帯会社のCMでフィーチャーされないから拗ねたのか
駅前の桃太郎像からハトが消えていた
イオンで折り畳み傘とか購入して
クンクンにローカル線に興奮しながら宇野港へ
町田康って良いよね、、
さらに、
フェリーに乗って直島へ

フェリー!!

直島に着くと
草間弥生のどぎつい赤いかぼちゃがお出迎え


赤かぼちゃ

レンタサイクルと地中美術館の整理券をもらいに行くと
「もう無いですよ~、(まさかだけど、GWのこの時間に残ってると思ったの?)」
「(うん思った、まだ11時前だし)、そうなんですか・・・」
と店員とやり取り。
この様なチョットしたハプニングはあったが
計画変更して色々見て、素泊まり宿へ
やはり思い通りに事は運ばないもんだ


焼杉貼りの外壁が渋い直島の町並み

現代アートとガラクタの境が良くわからないまま初日終了


朝目覚めると、左肩甲骨付近が異様に痛くて腕が上がらないが
キット気のせいだろうと自分に言い聞かせて
月曜日は、『リ・ウーファン美術館』→『地中美術館』→『ベネッセハウスミュージアム』と
ベネッセ関連企業に金を落としてきた
この島は『安藤忠雄』押しらしい、、
建築物が彼の作品ばっかり


先ずはリー・ウーファンと忠雄がコラボした美術館

リ・ウーファン美術館、良くわからん棒とボルダー
 

作品だから登れないけどホールドは繋がっていた


海もきれいだな~

続いて、地中美術館
その名の通り、最上階がB1
自然光で絵画やアートを鑑賞する
モネは安定の美しさ
忠雄設計による空間デザインが相乗的に働き
本当に素晴らしかった

地中美術館より瀬戸内海越しの高松、しまなみ海道も見えた


地中美術館のそばの道、多分モネの睡蓮と柳のオマージュ



そろそろ本州が恋しくなったので
帰り支度


黄色いかぼちゃ


かぼちゃの手前は、
実は人が並んでる


安芸の宮島でも
次の人が写真を撮るっていう
こんな風景あったなぁ


『I ♡ 湯』っていう
「大竹伸朗」が手掛けたド派手な銭湯に行って
入湯せずにTシャツだけ購入
クライミングの時に着るので
見かけたら後ろ指差して下さい


Iラブ湯の外観


Iラブ湯の外観‐2

現代アートとガラクタの境があいかわらず良くわからずを拗らせた二日目
昼飯のうどん屋は、行ったら
「もう終わりです(今更来て残ってると思ったの?)」
「(うん思った、14時半だけど、16時まで開店だから)、そうなんですか・・・」
と会話デジャビュに苛まれるが
人生思い通りにいかないことをここ数日散々体験しているからやっぱり大丈夫
強い日差しの中、重い荷物を背負って15分くらいかけて戻る
この島の飯で地の物はあんまり期待しない方が良いかも
食材は地の物だと思うが、
イメージした「島、漁村、田舎」的な食事とは違う
昼も夜も小洒落たカフェだったからかも
てか、そういうのしか無かった・・・

塩、オリーブ、タコ、柑橘が売りで関連商品が沢山あった
オリーブソーダは良かった
酢橘ソーダはそのまんまスダチ味のソーダ
オリーブドーナツもまぁまぁ
うどんは旨いらしいけど、食えなかったから・・・
お土産買ってて
直島が「岡山県」じゃあ無くて「うどん県」だったことに
この旅一番の驚きを覚えて
一路岡山へ


岡山駅に戻って、
汚ったない店だけど、味は絶品の鰆料理に舌鼓を打った
マジで旨い
見た目とは裏腹に、高かった
でもあれなら見合った値段だな
岡山行ったら駅前の「竹浜」は行くべき
で、「鰆のたたき」を注文すべき
プラスして刺身の盛り合わせ頼むなら
「鰆のたたき×2」にすべき
汚い店と食べ方を指示する店主が苦手な人は
涙をのんで諦めよう
店主がご高齢なのでいつまで切り盛りできるかだけが心配
からの「山冨士」で「ねぎ中華」
これが旨いのは学会の時に確認済み
相変わらず旨い


火曜日は、
岡山駅でキハ40系や187系を興奮しながら撮影

みんな大好きキハ!!

姫路で途中下車し
姫路城へ
偶然見かけた「甘音屋」
の外観に興味をそそられ
どら焼きとかりんとうを購入
上品な甘さで、これまたとても旨かった
姫路に行ったら是非ご賞味あれ

姫路城は眩しいくらいの白さ
うん、実際眩しい。
天守閣は激混みで登れなかったが
櫓で当時を存分に偲んび
「野面積み」から「打ち込みはぎ」へと
石垣の加工遍歴から当時の技術の進歩に畏怖の念を抱いけたので
十分に満足


白鷺城

姫路から新大阪へはN700系の九州新幹線の車両に乗車
敢えて選んで良かった
唯一の悔いは、今回も500系を見送ったこと
引退前に是が非でも乗らないと
と、硬く心に誓って
帰宅

結果的に、
そこかしこに個人的な趣味をバレずに散りばめられた筈なので
ポイントを稼ぎつつの有意義なGWだった

2015年4月30日木曜日

20150429 ブラスト同盟結成

なんか最近レストしてないな~
月曜日に中級セッションが有るから、週末登ると連荘になっちゃう。
じゃあ火曜日止めればって話だけど
そこは突っ込まないで、、
習慣で、火曜日は登りたい日なのだよ

ということで、手首が~、とか言いながら
土曜日から5日連続。。
「いい加減レストして治せよ」
「治す気無いなら、手首痛いとか言うな」ってのも
ごもっともな指摘でして、、


今日はHatさんの「ブラスト」RPのかかった勝負の日。
個人的には昼寝のつもりで有笠のヘルケイブへ
「ナイス」
「ガンバ」
って普段の生活でも言っちゃいますよね~
でも、あんまりナウい物言いじゃあ無いですよね~
ってどうでもいい話をしながらヘルケイブへ
途中、気になっていたボルダーを撮影
立っている木の棒は160cmくらい

此れなんて言う課題でどれくらいのグレードなんでしょう!?

不明のボルダー



Hatさんはあと一歩のトライを繰り返す・・・
もうちょっと、もうちょっと
でも初12ってそんなもんですよね、、


僕は「ルンルンしんすけ」の2日目。
1、2便は手首が温まっておらず適当に途中まで
痛みでロープ掴んで登れないって結構ヤバいな・・・
能天気な性格だが、いい加減深刻さが分かってきた
木曜日はどうしても落としたいマンスリーがあるから
6連荘でもジムに行くけど、
金曜日からGWは完全レストを決意
本日のルンルンはというと、、、
3便目に1テンには程遠い、2テンに
4クリップ目と5クリップ目でテンション入っちゃう
このルートで2テンって、
自分の中では
「で??」
っていう感想。
どこも休めばムーブが出せる
繋げるのが大変なストレニルート
でも、ちょっとは前進できているようだ
クリップの体勢と上手く足に負荷を流すところが課題だな
ルンルンを一年ぶりに触って2便位で落としていた女性のムーブを見た感想
後者はマジで苦手なんだよな~
なにせ「勢い」と「非力」に物を言わせる登りしか出来ないからさぁ
次回は1テンが見えてくるレベルになるように色々考えないと
僕の場合は、
核心までノーテンで行けてスタートラインだろうな
5クリップ目でテンションしてからでも結構キツイから、、
相当頑張らないと!!

リードだと成果が出づらいから書くことないし、
何便も出すと飽きてきちゃうな~
他のエリアとか回りつつやらんともたない
有笠でも行ったことないエリア沢山あるし、
やってみたいルートも結構あるんだよね
11台は基本1dayで12台は種まきみたいな感じで



ルンルン核心、早くノーテンでここの勝負がしたい!!


さて、皆満足な16時
仲間うちで残った3人と
遠征で来ていた強いお二人の静かなヘルケイブ
あっ、
まだ内に秘めたる闘志を静かにたぎらせている人が!!
Hatさん!!
満を持してのブラスト最終便・・・















やりました!!ブラストオフRP!!

感動のフィナーレで見事にRP!!
良いもの見させてもらいました!!
あれだけ消耗した時間帯に気持ちの入ったナイスクライミング!!
はからずも、ヘルケイブに残った3人は初12aが「ブラストオフ」
ということで、
本日16時10分にNKHブラスト同盟が結成されたのでした。

2015年4月27日月曜日

20150426 有笠のヘルケイブで新しいルートへ

日曜日は有笠へリードをやりに
前日の小川山で体はボロボロだけど、久っさびさだからね~
きっと楽しめるはず。

Hatさんとヘルケイブに到着すると、
Murさんがめっちゃオシャレなカッコしていたこと以外は
いつもの圧倒的な岩がお出迎え
きっと二子の東京オシャレクライマーの影響だと思うわ
小川山のボルダラーと同等のクオリティーだった

始めの一歩でアップして、
Murさんがルンルンしんすけやるので便乗させてもらう
ヌン掛けから回収までやってもらって、、
というか押し付けてしまって申し訳ないです。。


ルンルンの6クリップ目がダラ~ん


ルンルン一便目はきつかった・・・
右手の指も全然動かないし、
ちゃんと温まらないと小指と薬指がめっちゃ痛い
この2本使わないオープンで持っても、筋肉が引っ張られて耐えられない。。
二便目は指も動くようになってどうにかトップアウト
ムーブは分かった。
ただ、クリップをどうするかが当面の問題点だな・・・
その先に、ムーブを洗練させて繋げるっていうめっちゃ高いハードルが待っているらしいけど、、
それは知らね、、、


ルンルン

その2点を飽きずにやれるかどうか・・・

ストレスなくやると外でのリードはやっぱり楽しいな。
静かな有笠でゆっくりできて最高だった!!

20150425 小川山 ボルダリング

クライミングとしては3回目の小川山~
今回は初のボルダリング!!
今までの2回はリードだったけど、取れ高ゼロだから
いいイメージ無しのエリア!!

今回は総勢9人。
結構ばらけてスタート
どこに何が有るのかすら分からないので、
それどころか、トポすら調達していないっていう人任せっぷりを見せつつ
取敢えず「エイハブ船長」をやるKub君に付いて、くじら岩へ。
日本のグレード基準だから先ずは拝んでおきたいじゃん!?
もう一つの候補だった哲学岩より近いからってのも理由だが
着いてびっくり!!
結構高くね!?
マントルで落ちたらヤバくね!?

アップがてら取り付いてみる。
寒いからパーカーとフリース着たまま
リップが遠くて降りる
ちょっとストレッチとかして、
2便目でリップ取り出来たが
そこからどうするか全く分からず
登りながらKub君に聞くが
マントルのやり方が理解できず終わり
で、確認したが、ここからマントルに嵌る
数便出したらコツがつかめて落とせた
今日の目標は一時間くらいで終わり。
フリクションすごく良かったってのもあるね

(Gopro4)

ただ、どうもマントル返すのが上手く出来ない・・・
ジムにはないムーブだからどうも「?」だわ
これがボルダリングの「1級」かぁ
強度はかなり低いけど、マントル含めたトータルの難しさなわけね。
そうなると、ジムのグレーディングって難しな~。
WSのテープ課題ミドリなんて初めてこのかた1本だけだし
マンスリー課題でも1~2本/月くらいだしな
エイハブは上手くはまったってことだな
登れない1級は出てくるムーブに弱点があるってことだ


次に同じくじら岩の「穴社員 3級」をやってみる。
3手目の遠いポケット取るときに右手首が痛い、、
足の位置があんまり定まらなくてイライラしだしたけど
頑張ったら取れた。
その後は問題ない
これが3級の難しさかぁ。

「穴社員 3級」

そのあと、くじら岩のそばにあるスラブが沢山ある岩であそぶ。
取敢えず5級をやってみようってことに
スタートからの乗り込みが出来ない・・・
上にはガバが!!
もうちょっとで届かないよ~
乗り込めないよ~
スラブ嫌いだ~
ってことで飛んだら掴めた。
嫌なもの、苦手なものから逃げたので、
何の経験値も得られなかった・・・
ソール削れるの嫌だし、、

次はビクター岩に移動

(Gopro4)

コンケイブ3級をやってみる。
最初は帰りの車で同級生とわかったSat君
一手目が激しく難しいらしい・・・
2トライしても取れず、
そしたら違う課題やってた人がスタート違うよ~って
僕はその情報を得てから取り付くっていう狡猾さを披露して、、
またしてもマントル核心の課題
モジモジして見苦しいけど何とか一撃出来た。

その後は体も終わってたのもあって、色々触って、、ダラダラ。
今度この岩に来たらビクターランジを真面目にやってみようかな。

ボルダリングのグレードは未だに良くわからんが、
1級の基準を体感できたことは良かった!!

2015年4月22日水曜日

クライミングにおけるプロテインとかBCAA論

クライミングにおけるプロテインまたはBCAAの必要性について調べてみた。
正直プロテインやBCAAは高いからなぁ・・・
効率よく使いたいし、効率よく筋肥大を起こさせたい

色々追記、追記で長くなっています、、


1)プロテインっていつ摂取するのが一番いいのか論
 1.筋トレ3時間後は、筋合成量(FSR)は顕著に上昇するが、筋分解量(FBR)も同様に顕著に上昇する。これらは、Rest時と比較するとどちらも有意差がある。

2.FSRは48時間後においても、減少はするが、Rest時と比較して上昇しており、有意差が認められる。FBRは時間経過とともに減少し続け、48時間後においてRest時レベルまで低下する。

3.筋トレ3時間後のFSRの値も24時間後、48時間後と比較して極端に高いわけでもない。有意差はありそう。

4.筋トレ直後の筋合成量が上昇するといわれるゴールデンタイムは、特別”ゴールデン”というわけではない。寧ろ、トレーニング後48時間にわたって筋肉は合成され続けるので、その間に必要量のタンパク質を摂取し続けていることの方が大切。

5.筋トレ後約2週間にわたり、栄養が足りている条件下においては増加した筋肉量を維持させための筋合成は増えたままである。

つまり
「筋トレ直後は筋合成量(FSR)のみに着目すればゴールデンだが、分解も含めると特段ゴールデンというわけではない。その後48時間にわたり筋肉は合成され続け、その時に十分な栄養状態を保つ方が大切。」

1: Mixed muscle protein synthesis and breakdown after resistance exercise in humans [Am J Physiol. (1997) E99-107.]
2:Changes in human muscle protein synthesis after resistance exercise [J Appl Physiol. (1985) 1992 73:1383-8.]
3:The time course for elevated muscle protein synthesis following heavy resistance exercise [Can J Appl Physiol. (1995) 20:480-6.]



2)プロテインの摂取が必要性なのか論
1.12週間の継続したトレーニングにおいて、運動後に20gのプロテインを飲んだ場合と水を飲んだ場合で筋肥大の差に有意差はない。

つまり
食事によるタンパク量が足りていれば、プロテインを飲んでも更なる筋肥大は起きない。」

4:Protein supplementation before and after exercise does not further augment skeletal muscle hypertrophy after resistance training in elderly men. [Am J Clin Nutr. (2009) 89:608-16.]



3)運動後に分泌される成長ホルモンと筋肥大の関連性について論
1.Rest時と比較して、運動によって血液中の成長ホルモン(GH)、テストステロン(T)、インスリン様成長因子1(IGF-1)は増加し、筋原線維の合成量(myofibrillar protein synthesis; MPS)も増加する。

2.血液中のGH、T、IGF-1濃度が高い状態で運動しても、MPSに差は無い。

3.GHが分泌される十分な運動下において、GHを外部投与してもMPSに差は無い。

4.GHが生まれつきない人にGHを外部投与しても筋肥大はみられない。

つまり
「運動によりGH、T、IGF-1の血中濃度は上昇するが、これらと筋合成の促進が直接関連するわけではない。」

5:Resistance exercise-induced increases in putative anabolic hormones do not enhance muscle protein synthesis or intracellular signalling in young men [J Physiol. (2009) 587:5239-47.]
6:Effect of growth hormone and resistance exercise on muscle growth in young men. [Am J Physiol. (1992) 262:E261-7.]
7:Effects of growth hormone replacement on physical performance and body composition in GH deficient adults.[Clin Endocrinol (Oxf). (1999) 51:53-60.]



4)クライミング後には何を摂取するのが大切なのか論
1.運動後にはコルチゾールが血中に分泌される。このホルモンは筋肉をアミノ酸に分解し、そのアミノ酸は肝臓でグルコースになりエネルギーとして利用される。

2.コルチゾールに拮抗する作用をもつホルモンとしてインスリンがあげられ、インスリンの分泌量を増やすためには、血糖の上昇=糖摂取が必要である。

3.筋原線維の細胞膜上に存在するインスリン受容体にインスリンが結合するとinsulin-AKTシグナリングが活性化し、細胞内へ糖の取り込みを行うtransporter(輸送体)であるGLUT4の細胞膜上へのtranslocationがアップする。

4.運動によって、GLUT4は速筋と遅筋の両方で発現(存在量)がアップするがIGF-1受容体(IGF-1R)は遅筋のみで発現が増える。

つまり
「運動後、速やかに糖を摂取することで、インスリン分泌の増加による筋分解の抑制とGLUT4による筋グリコーゲンの回復がおこる」

8:Blood Glucose Regulation, Fasting, Fed, Exercise, Metabolism, Epinephrine, Adrenaline, Cortisol, Insulin and Glucagon
9:Effects of an acute bout of resistance exercise on fiber-type specific GLUT4 and IGF-1R expression [Appl Physiol Nutr Metab. 2013 38:581-6.]



以上をまとめると、、
1.十分なタンパク量の定常的な摂取が有れば、運動直後のプロテインは不要。
2.運動後速やかにグルコースを摂取することで筋分解の抑制と筋細胞へのグリコーゲンロードが行える。
3.激しい運動後48時間はタンパク合成が続くので、この期間のタンパク質摂取は大切。



じゃあ最近良く聞くBCAA(分岐鎖アミノ酸;バリン、ロイシン、イソロイシン)はというと、
1.体内で生合成出来ない(食事からとる必要有)8種類の必須アミノ酸の一部で、筋タンパク中の”必須アミノ酸”の35%を占める。
2.2000mg以上を摂取すると血中のBCAA濃度が30分後から顕著に上昇して有意差が見られる。
3.運動後の”疲労感”の軽減があるらしい。
4.BCAA(その他のアミノ酸)のサプリを摂取することでプロテインを摂取した場合よりも吸収時間が短くて済む。
しかし、BCAAの摂取によって運動による筋肥大の増加および疲労の軽減に対する直接的かつ明確なエビデンスは見つけられなかった。

つまり
特にBCAAにこだわる必要はない。
必須アミノ酸がきちんと摂取できていれば問題ない。
運動直後の血中アミノ酸濃度の上昇が必須なわけではないので、アミノ酸サプリである必要はない。


必要なタンパク質の量は、
「激しい運動をする人」
体重*1.5~2gのタンパク質が必要
55kgの人で、83~110g以下、60 kgの人で、90~120g以下でOK

「軽い運動」
体重*1.3gのタンパク質が必要
55kgの人で、72g以下、60 kgの人で、78g以下でOK

ボルダリング、リード共に激しい運動になると思うんだよね、、、
因みに、タンパク質を必要以上に取りすぎた場合、タンパク質の分解物であるアミノ酸は脂肪として蓄積される。


じゃあ食品にどれくらい入っているかというと、
鶏肉:15~25g/100g
豚肉:15~20g/100g
牛肉:10~20g/100g
牛乳:6g/200ml
卵:6g/個
納豆:5~8g/パック
豆腐:20g/丁
枝豆:10g/100g
麺類:10g/100g
食パン:6g/枚
ご飯:4g/150g
竹輪:12g/100g

ご飯2杯、卵2個、肉300g、竹輪100g、牛乳1杯で90g位。
クライミング後2日間はこれでOK
何もしない日は、これだと多いかな・・・
これ以外の食材にも当然の様に入っているからね。

一度自分の食事一日分に含まれるタンパク量を計算して、食事の量を調整したらいいかも。
~タンパク質概算法:食品をグループ分けして、食べるたびに数値をプラス~
A. 肉か魚介がメインの料理 +20
B. 肉か魚介のおかず(大) +10
C. 肉か魚介のおかず(中) +5
D. 大豆、豆類、乳製品、卵系のおかずを食べる毎に、+5
E. 牛乳を飲む毎に +6
F. 麺類 +10
G. ご飯1杯 +4
H. パン1枚 +6
   その他 +0
因みに本日の昼飯:
ご飯小(+4弱)、豚生姜焼き(+20)、小女子の南蛮漬け(+5)、モロヘイヤとオクラ、ヒジキ(+5)、タケノコ、ホウレンソウ、切り干し大根で合計30~35位

料理が面倒、手軽に取りたい、食事で足りないと思ったら適宜プロテインやBCAAを「サプリ」として利用すればよい。
食事で取ろうとするとどうしても脂肪分や炭水化物が増えちゃうから。
個人的にオススメの食材は竹輪。


以上の最終結論として、
クライミング中や直後は、プロテインよりも筋の分解を抑制する「糖質」の素早い摂取が大事!!
筋肥大はクライミング後2日間は続くのでTotalとして必要なタンパク質量を確保!!
平日は週2でジム、休日は外岩の人は、毎日タンパク質多めが良い!!
タンパク質は食事で十分に摂取できる!!
先ずは自分の摂取量を概算をする!!
脂質、炭水化物が気になる人、手軽にタンパク質を取りたい人、食事で十分量を取れない人はプロテインやBCAAでタンパク量を確保!!

あまり気にせず、バランスのとれた食事をすることが大切だってことだ。
タンパク質だけ取っていても筋合成が上手くいくわけではない、微量元素やその他の栄養素も必要だから。




~追記~
タンパク質についての補足をかるーく。
タンパク質は生体内の約16%を占めているが、全て筋肉って訳ではない。髪の毛、血液、皮膚、関節、種々の細胞、ホルモン、酵素、免疫、神経伝達物質・・・・

1.DNAは生体の働きに必要なタンパク質の設計図の集合。この設計図からタンパク質を作り出す機構もタンパク質(酵素)で出来ている。

2.アミノ酸(20種)<ペプチド<タンパク質と分子量が大きくなる。つまり、アミノ酸が数個~数百個つながるとペプチド、それ以上はタンパク質って呼ばれる。

3.アミノ酸には基本的な構造がある。炭素(C)には手が4本あるのだが、そのうちの1本に付く構造の違いでアミノ酸の種類が異なる。他3つの手には同じ構造がくっついている。タンパク質を構成するアミノ酸は20種類。構成元素はC、N、O、H、S

4.摂取したタンパク質は一旦ペプチドレベルまで分解されてから吸収され、体内で必要なタンパク質に再構築される。つまり、コラーゲンをたくさんとっても、ある種のアミノ酸を沢山取るだけで、コラーゲンにはなりません。因みに、糖の一種であるコンドロイチンをとっても、関節で使われません(患部への注射は別)。また、エネルギーや他の成分の原料にもなる。

5.過剰なタンパク質は脂肪になるよ~。
無酸素運動の場合、エネルギーとして、糖質→タンパク質→脂質の順に利用。

6.体内のアミノ酸は様々なタンパク質の原料になる。
酵素タンパク質:代謝酵素全般
構造タンパク質:コラーゲンなど
貯蔵タンパク質:卵白のアルブミンとか
輸送タンパク質:血液中のアルブミンとか
収縮タンパク質:みんな大好き筋肉(アクティブアクチン滑り込みって覚えたよね!?)
防御タンパク質:抗体とか
調節タンパク質:遺伝子発現調節関連(僕のやってる研究はスゲーおおざっぱに分けるとこの辺)

7.タンパク質には働くための構造があり、この構造は熱、酸などで不可逆的に壊れる。生卵とゆで卵がいい例。人が42℃以上の熱が出て死ぬのは体内の酵素などのタンパク質が熱で変性して失活するから。だから体温計も42℃くらいまでしかない。あと、良く働く温度、PHなどもある。
最近はやりの「~酵素」の入ったサプリ。あんなのは”全く効かない”と思ってよい。人間の胃(強酸性 PH 1~2)や膵液で不活性化されないはずがない。何かの菌が入っている奴はヨーグルト食ってるのと変わらん。ついでに、腸内フローラと疾患の関連性は事実だろうが、食品などで気軽に変更できるってのはかなり怪しい。BCAAと同じ論理の飛躍だと思う。

8.取りすぎるても体に悪い。詳しくは知らないけど、アミノ酸の代謝器官である肝臓にめっちゃ負担かける。これはマジ。


こうしてみると生体内ではアミノ酸を原料とした様々なタンパク質が働いているのが分かると思う。筋肉以外にも沢山のタンパク質が存在するわけだから、サプリで重視されるアミノ酸(アミノ酸組成)が必ずしも生体内で要求されるアミノ酸組成に沿っているかは甚だ疑問。
最後に、Scientistはタンパク質とカタカナで記載します。学術用語だからです。



~追記~
ちょっと筋合成とBCAAに関する補足。
説明を簡単にするために、、、筋の原材料である「アミノ酸以外の全ての条件がパーフェクト」であると仮定して説明。

1)筋合成
原材料のアミノ酸を20枚の木の板だと思ってほしい。
それぞれの必要量を10cm(=100%)とする。
その板20枚で出来る「桶の体積」が筋合成量。
当然%表示はgでないことを理解してほしい、
(つまり、例えば、グリシン(G)は5gで100%、フェニルアラニンは2gで100%、・・・・みたいな感じ)

この時に、20枚の板でどれか一つでも長さが短ければ、他19枚が10cm (100%)でも筋合成量は減る。イソロイシンが9cm (90%)しかなければ、筋合成量は90%までしか起きない。


2) 8種類のEAA(必須アミノ酸)について
これ以外の12種類は生体内で生合成できる、つまり「アミノ酸の元」が有れば必要分を作り出せるし、「他のアミノ酸」からも官能基が変わるだけなので、必要分を体内で作りだせる。
一方で、EAAは生合成できない=「アミノ酸の形」として食事から摂取しないといけない。
注:タンパク質にアミノ酸として含まれて入ればOKってこと。
他のアミノ酸、または、より小さい原料がどれだけあっても、体内で作り出すことが出来ない。
ロイシンとイソロイシンは全く同じ原料で形だけ違う(難しくいうと構造異性体)。
料理に例えると目玉焼きとスクランブルエッグ。原料は100%一緒で形だけ違う。
つまり、「ロイシンをどれだけとっても、体内でイソロイシンにはならない」って事。


3) BCAA(分岐鎖アミノ酸、3種類)
これらも必須アミノ酸(EAA)に含まれる。
なんで注目されているかは、前述したが、BCAAは筋肉のEAAの35%を占めるからである。
つまり、BCAAは「筋合成の桶」に一番大きな影響を与えるんじゃね!?ってこと。
1.タンパク質全体量としては足りていもBCAAが足りないと筋合成の効率落ちるじゃん!?
2.プロテインを沢山取ると過剰量は脂肪として蓄積されて嫌じゃん!?
3.100%ぴったりなんて無理だから、どうせ過剰にするなら生合成できないEAAじゃね!?
4.てか、筋肉のアミノ酸組成に着目したら影響でかいのBCAAじゃね!?
5.BCAA過剰にしとけば、他の過剰にするより効率良いんじゃね!?
6.BCAAサプリで飲めば、一番脂肪溜まりにくくて良いんじゃね!?
7.筋肉中のBCAAの組成はバリン(V):ロイシン(L):イソロイシン(I)=1:2:1だからこの比率のサプリが効率的じゃね!?
8.筋肉には1:2:1のBCAAが最高だぜ!!

この理論通りに体が筋合成してるかどうかは知らね
そこには触れないで、理論通りだと思って高いけどBCAA買って飲んでくれ!!
by 大手食品会社
って事だ。

2015年4月19日日曜日

下野ボルダリングコンペ

4月のコンペ第二弾
下野ボルダリングコンペでスペースHへ



先週の反省を踏まえ、土曜日は1時は就寝、、
乾燥でお腹がかゆくて3時半に目覚めたおかげで
早起き核心は案ずるに足らず
てか、5時台の電車にワラワラ高校生が乗っていたのだが、
日曜日の朝早くから高校に行って何するんだ!?
部活か?
小山で列車の扉を自然と手で開けれれる自分が
群馬に大分馴染んだことを実感して
朝から感慨深い
副産物として、
眠いよ~で会場入り。


今回はミドルクラスにエントリー
決勝へは6人進めるらしい
予選は結構頑張って、ボーナス狙いとか完登狙いとか計算してやった。
アテンプト数も数えられてたけど、決勝進出とかには換算されていなかったような!?
てか、運営からそこら辺の説明が一切なし
だから詳しい計算は全くわからん
10課題で7完登(一撃)、2ボーナス(どちらも二撃)
登れなかった垂壁の2ルートはいずれ出来そうだが・・・
あれを時間内で完登する必要があるんだろうな
予選敗退を予想して靴とか片づけて帰宅準備、
が、がが、、
まさかの3位で予選通過。
買ったばかりのリュックに鳥の糞が付いていたこともと共に
ちょっと驚き。
店が狭くて参加者の荷物は外に残置

予選の強傾斜の課題、
下手な登りだな・・・


出来なかった垂壁の課題、、
あと数便出せれば出来たかもなぁ
これは二便目。


 
 
 
予選終了時点で、
体バキバキ
プラスめっちゃ眠い
「あしたのジョーみたいに燃え尽きてますよ」
って言われるくらい
そして運営の手際悪すぎ

決勝は3課題で
1課題目の1完のみ・・・・
2本はボーナスすら行けなかった。
ここ最近右手首を痛めていて
これが結構重症
ランジとか、アンダーとかが痛いし、かなり怖い
2課題目は、ルーフで斜め後ろにランジしてコルネっぽいのを掴む
ルーフのコルネ掴むのですら苦手なのに
嫌いな斜め後ろへのランジが組み合わさった「The苦手系!!」
3課題目は強傾斜で丸く大きなホールドをアンダー気味に持って、
体を起こしながらマッチするとところでポテン・・・
これまた苦手系、、、
手首の件は無関係にどうしようも無かった、、、
痛めて無くても、、
体力バッチリでも、
万全の状態でも結果は一緒だったな。
マンスリー課題であったら相当打ち込んで何とかできるタイプ
だから、悔しいとかそういう感情は無かった
おざなりにしていたムーブだし
これは今後しっかりと練習しないとだめだな~。
先ず手首を治す
で、苦手なムーブを毛嫌いせずに練習しないと
結果は6位だったしダメダメな決勝だったけど、
自分の弱い部分が明確に炙りされて
とても意味のあるコンペだった!!
これを肝に銘じて、
次につなげれば意義のあるコンペなるな



コンペとしては正直テンションダダ下がりだった
登れなかったとかではなく。。
運営は山岳連盟がやっていたのだが
手際悪すぎ、、、
決勝のルールとか全く説明しない、
キッズの子とかブザービーター無い事わかって無かったし、
僕らもその時点で初めて知ったくらい
ルール位はきちんと説明しようよ・・・
あと、決勝がお通夜みたいに静か、、
マイクパフォーマンスないし、応援もないし、、、
もうちょっとどうにかならないものかね~。
ジムのスタッフはルートのシール張るだけだったから
運営にはノータッチ
普段ボルダリングやらない人が上に立つとああなっちゃうんだろうな。
でも、流石にそれはダメだろ、運営者なんだから。

帰りはZeroの友達に小山駅まで送ってもらった
彼らと夕飯食べたが、
ナニワ(あだ名)は米を食べないらしい、
「炭水化物は取らへんのや」
って言ってたが
お好み焼きは食べるそうだ。
電車に乗って
あれっ!?
って思って
目を閉じたら
次の瞬間には最寄駅


ラボによって
大腸菌のコロニーをつついて帰宅
最近plasmid constructionばっかでつまらん

2015年4月13日月曜日

エッジアンドソファコンペ

「Edge and sofa bouldering session」に参加するために松本へ。
本格的な1-dayコンペは、これが初めて。
このコンペの特徴は予選が2回あるところ。
第一予選はクラス分け、第二予選が各クラスの予選。
だからたとえ予選落ちしても沢山登れるし、
自分の実力に近いクラスに分けられる。
コンペ慣れしてないから予選ラウンドを何度も経験できてラッキー

で、余裕を見て4:30に集合して松本へと向かった。
なので、起床は3:30
当然、前夜は早めから寝ようと思ったけど、
普段2~4時に寝てる+土曜日にゆっくり起きてしまった(睡眠十分)+興奮
そのため、まさかの一睡もできず・・・
結局7:30には着いて、車内で休憩、、
まぁ寝られなかったけどね
言い訳もできたことだし、気楽に第一予選へ~。

国際ルートセッターの平嶋元さんや杉田雅俊さん、濵田健介さん、カオリン
とセッター陣がかなり豪華
参加者は120人位。
第一予選は、60人ずつ60分で12課題。
結果は、一撃5本(2点*5)、二撃1本(1.5点)の計11.5ポイント。
2トライして登れずってのが1本あった、
このルート、平常心なら2トライ目で出来てただろうけど、これは言い訳。
あと、取り付けなかったのが5本あった時点で、時間配分に関しては「失敗」
最初ビビッて簡単な3本に長時間並んだのがまずかったのかな・・・
どれ登っても点数が一緒だから、
難しいのに挑戦して登れないとヤバいって守りに入ったところが、、、
オブザベ力がものを言う感じ。
結果、え!?
まさかの「やさしめ」クラス・・・
一つ上の「楽しめ」クラスまで1ルート分(2点)、、
「楽しめ」クラスに行きたかったなぁ
アルパインクライマーの馬目さんも出場してて、
登りがすごく安定してて「うまいっ!!」って感じだったなぁ~。

因みに、その上は「きびしめ」と「超きびしめ」
きびしめで既にかなりのもんだった、、
決勝出場者は高校生とジムスタッフとかって感じ
↑決勝は「強い!!」って感じ
超きびしめはマジで国体レベル。
↑決勝はもう意味不明


で、話を戻して
「やさしめ」の第二予選は、第一予選の反省を踏まえて、
集中して、なるべく沢山触る!!
第一予選はあんまり緊迫感なくやってたから、、
結局、8課題中7課題を触れて、13.5点で決勝へ。
触れなかった一つがゴール取り核心で、
バランス系だったからやたら時間がかかる、、、
並んでて時間切れ、、
早く落ちろって何度思ったかww
登ってる本人は落ちれないよなww

決勝は6人で、3課題を15分間のセッション方式だった。
「やさしめ」から「きびしめ」まではこの方式。
「超きびしめ」と「なでしこ(女子の成績上位)」はワールドカップ方式

アイソ部屋ではかなり緊張で、
直前まで手汗たっぷり。
手洗ってないのに、チョークが無くなってた
WSから親子で参加していたKさん家族のK父も「たのしめ」で決勝
色々しゃべってリラックス
K父は、Zeroコンペで予選、決勝共に上を行かれてたから、
最近の目標にしている一人
ただ保持力あり過ぎて同じムーブは起こせないけどね。

決勝の課題を見た感じ、第1→第3へと難しくなる感じ。
かなり集中して、一歩下がって課題観察。

課題説明時のアウェイ感、一人後ろにポツンww 


前に出れず、後ろから覗き込むww

オブザベ段階では・・・
第1課題は、ゴール取り核心
第2課題は1、2手目の順番が触らないとわからない
第3課題は核心のムーブ??
いざ決勝スタート!!



第一課題はアンダー取りに行くところが少しきつかった、
あと、ゴールは止まって良かった~。
 

第2課題は1手目が思った以上に良く、
後はオブザベ通り。
ゴール取りの姿勢を作るところがちょっときつかったかなぁ。
 
 
 
第3課題目は核心であろう部分のムーブが良くわからん 
レストしながら第3課題を眺める

一人先に譲り、、
まだまだ第3課題を眺める
核心ムーブは3つ位浮かんだ、、、
1.デットで左→右と抑えるのは成功率低そう
2.左右ガスからレイバック姿勢で真ん中のホールドを両手→左手のばす!?
3.スタで右から左まで届く??
みたいな感じ・・・
僕の直ぐ前にやってた人は、
候補1で、落ちてた。

第3課題の核心
候補2行けるかな??う~ん??って考えているところ
 
 
で、核心到着して、落ちるリスクの少なそうな候補3をチョイス。
例え失敗しても、立て直せる自信があったから
 
 
結果的には、全完一撃だった。
第3課題目の核心を自分なりに解決できたこと、
唯一の完登者だったのが嬉しかったな。
てな感じで、
予選は反省たっぷり、決勝は満足なコンペでした。
今回のコンペを通して、ルーフの課題が苦手だなって感想。
決勝にルーフが無くて助かった。
 
 
一緒に行った人たちの話では、運営も非常にスムーズで、
予選課題のセッティングの仕方も上手いらしい。
ってことは、他のコンペの予選はもっと時間的にシビアだって事かぁ~
初めてでそんなにうまい運営に当っちゃうとは。。
今後のコンペがちょっと不安・・・


2015年3月24日火曜日

Go pro Hero4

なぜかGo proのHero4を買ってもらった。
機種は4Kまで撮影可能な「Hero4 silver」
特徴は何と言ってもGo pro初のバックモニター!!
アクションカムに慣れていない初心者でも使いやすそう。
Go proに踏み切れなかった一番の理由は、バックモニターが無い事だったから。
替えバッテリーを1本購入した。
バッテリー2本で撮影できる時間は3時間位らしい。
それだと、メモリは64GB位あった方が安心と店員に唆され、
言われるがままに、それを。
micro SDはSanDiskしか動作確認していないからと強烈にプッシュされ、
言われるがままに、それを。
あとでGoproのHP見に行ったらそんなことなかったけどね・・・
Micro SDカード(ultra plusのclass 1)は自分で買ったけど結構な額
ただ、4K撮るなら「もっと」書き込み速度の速いやつでないとダメって言われたが、
更に高価になるとのことなので流石に止めた。

想定しているGo proの用途は、
1.ボルダリング、クライミングに行ったときの楽しい記録
2.登山したときの動画とタイムラプス
3.旅行などの記録

1は折角みんなで遊びに行くんだから楽しい記録映像を作りたいなって。
長い棒に付けて取ったら、登っているだけのバックショット動画とは違った面白いのが撮れそう。
マルチピッチで風景とか高さを感じる絵でも良いかも!!
スピード感とか臨場感が出ないから、ボディマウントは絶対につまらない絵になるだろうな。
2と3では、一眼を取り出しにくい時や歩きながらの動画撮影かな。
一眼で動画撮っても今一なのしか取れなかったから気になってたんだよね~
一眼レフには「Ai AF Nikkor 24mm f/2.8D」を常時装着
風景写真に関しては文句が無い
もしかしたら腕がいいのかもしれない、と戯言を言っておこう



谷川岳



白馬岳



大好きな谷川の俎嵓山稜 




至仏山


尾瀬ヶ原

でも、動画だと・・・はぁってなる
24mmは35mm判換算で36mmになるが、
Go proは35mm判換算で15.3mm (!!!!)
よって、人間が両目で見た視界のほぼすべてをカバーできる。
これで広がりのある動画が撮れること間違いないね!!
Go proだと画角が広いから対象が入ってるか確認する必要性が少なくなる。
なので、歩きながらの撮影で足元が見えないなんて心配もなくなる。


早速、月曜日に中級セッションで試し撮りしてみた
細かい設定や凝った撮影スタイルは今後勉強するとして、
今日は三脚使って画角とか画像の確認。
PCで動画を見てみるとかなりきれい、
you tubeにupしたものだから圧縮されてしまうかもしれないが、
是非720p HD以上で見てください。



想像以上に綺麗~!!
視野角がかなり広いのもGood
本体から壁までは4m位かな??
動画は電池が切れるまで撮影し続けていたが、
自分のだけを編集で切り出してみた。
あと、1つのファイルは3.7GBちょっとで終わるみたい、
それ以上になると異なるファイルとして保存される。
ただし、動画自体は連続している。
課題だが、1、2課題とも
グレードは赤だったかな。



3課題目を見ると、
相変わらず連動性が無いな~
あと、ヒールが下手だ。。。
足が切れまくりでみっともない
これは黄色だったかな!?
バタバタしているがどうにか一撃。

4課題目は体感赤だけど、
一撃出来なかった・・・
かなりショック、、
手が滑ったんだよ!!
そんなことより、肩甲骨ロックが出来ていない・・・



デラさんは肩甲骨ロックが出来ている気がする。
この違いは大きいな。
登りの綺麗さだけではない安定感。
2トライ目でホールド取れてはいるけどそれは結果論


Go proは折角入手したんだからそこそこ使えるようにならないとな~。
スピード感のない動画はあまり面白いのが取れない印象だから
色々と工夫しないといけないかもしれないな。

2015年3月15日日曜日

コンペに向けてのトレーニング

コンペティターに転身して一ヶ月強たったわけだが、
4月のコンペに向けたトレーニングを始めた。
聞鶏起舞はどう考えても言い過ぎだが、
てか、本業でやれよって話だな。
まぁ、出るからには目標達成を目指したい。

梨状筋症候群も徐々に回復している様だし、
気候も暖かくなってきたので、
外岩も考えつつの日々。
ただひどい花粉症持ちなので今の時期は山辛い・・・


今度出る予定のコンペは、普通の草コンペ同様に一日で予選と決勝を行う。
詳しい時間はわからないので、多くの他のコンペにならって、
40分*2でセッション方式の予選
ベルトコンベアー方式の決勝
こんな感じだろう。
決勝は必死でやるとして、予選突破には、
「体力を温存しつつ出来る限り多くの課題を落とす」
が大事。
こんなことは小学生でもわかるよね。
戦略というか必要なことを考えると、
1.持久力の必要性
   疲れた状態でも次の一課題を落とす
2.一撃へのこだわり
   無駄打ちして体力と時間を浪費するのは愚の骨頂   
3.オブザベ能力
   自分が出来るか出来ないのか、取り組む順番と一撃に向けたムーブ解析

それぞれが有機的に絡み合っているが、重要なものを強引に分けるとこんな感じかな?
中級セッションが良いトレーニングになるのだが、物理量の面で足りない。
ジムでのリードも1~3が含まれる良いトレーニングだが、
必要な要素が増え、より高度な技術が要求されるので却下。
で、
新しいジム、「カフェ」に行ってみた。
何で此処かっていうと、
・そこそこ近くて、2時間1000円の料金
   予選を考えると時間的に丁度良い
・今まで行ったことがない
   一撃のトレーニングし放題、さらに来週ホールド替えがある
・初心者~中級者向け
   ちょうどいいレベルの課題が沢山

ここで、青テープ(4-3級)とweekly課題(青テープ位が上限の感じ)を2時間で落としまくる。
僕の実力では丁度良いレベルだった。
基本一撃、他人の見たら尚更一撃。
ガッツリ休むのも、便数出すのも目的に合致しない
他にも利点が幾つかあって、、
・知り合い居ない(普段からボッチって訳ではないからね)から集中できる。
・人少ないので取り付きやすい
一方で欠点もあって、、、
・ムーブが単純、特にweekly課題
・ホールドが良い
でも、下地作りや底上げが目的では無いので問題ないだろう。
そこらへんはWSで

2回行って、青テープと出てるweeklyは大体終わった。
次はホールド替え後かなぁ
青が終わったら1,2級でも同様の事に挑戦してみるかな。
そこそこ戦える様だと成長が感じられて嬉しいな。


「カフェ」の情報、、
その名の通りコーヒーが美味しい。
しかも安い、200円で大き目マグになみなみ
チョット暑い
こじんまり
強い人は今のところ見ていない
↑UFOさんがいた、、この人はメッチャ強い。
初心者に優しいを謳っている
ホールド持ちやすいので、体感グレードはWSより易しい
22時までなので、閉店がちと早い

2015年3月7日土曜日

Zero一周年コンペ決勝

これが現状なのか!?
ってのが素直な感想
そんな決勝だった。

結果は満足できるものでは無かったが、コンペ自体はとても面白かった。
あの緊張感は、不思議と心地が良くて、癖になりそう。
早速、4月に栃木で行われるコンペ情報を見つけちゃった。
出るかどうかは、まだ、
結構前向きに検討中~。

決勝は3課題だったのだが、
ほぼ全員アテンプト差で順位が決まった。
1課題目のスタートで一手も出さずに落ちた僕の間抜けっぷりったら・・・
笑いが起きてたねww



1課題目の2トライ目の動画
どうも動きが硬い・・・





で、2課題目は1撃、、
決勝出場者はみんな一撃だったが。





3課題目は、、完登者0
慎重に行きすぎて、前半で力を無駄に消費したのがダメだったな~。
覚悟を決めてダイナミックに行くべきだったな。

 
 

タラれば論だが、
あれが無ければ~っていう悔しさ半分
現状はこんなもんっていう再認識半分
っていったところかな。
あと、反省点としては、
慎重になり過ぎ、、
皆がデッドのところを、スタ行けるかなって頑張っちゃたり・・・
ダイナミックに行くのか、慎重に行くのかの線引きが上手く出来てなかった。
普段なら絶対に飛んでたのにねww
ここは、失敗を恐れるあまりの失敗ってところかな

収穫できたことが本当に多くて、
ここ一ヶ月でクライミングに対する考え方が大きく変わった。
言葉にしてしまうと、
「一撃の大切さの再認識」
という至極当たり前のフレーズ
正直、そんなもんは前から知ってた。
でも、課題に取り付く前の集中は格段に上がったなぁ
これは精神的な側面
あとは、もっと強くなりたいっていう欲求が凄く出てきた。
それに向けてのトレーニングとしては、
ストロングポイントをより磨き上げる戦略より、
弱点の穴埋めだろうな~。
で、技術的な側面からは、
ホールドの持ち方と足の使いかたの2点。
細かい部分なのだけど、登れるかどうかにはとても効いてくる。
1つ目のホールドの持ち方としては、
肩甲骨でのロックが出来るようになることと、
ホールドに応じた握り方の細かい違いを付けられるようになること
2つ目の足捌きは、連動性の意識
足捌きに関しては、積極的に実践するレベルに達してないな~。
意識するところから始めようかな。
日頃のトレーニングをコツコツやるしかない。
一つの課題を登るにしても、
何かしら得てやるっていう「意識」を持つ

いつもの様に、月曜日は中級セッションに参加
つらいちで赤が2ルート、黄色1ルート
茶壁で黄色1ルート、緑1ルート
の計5ルート
件の弱点を垂れ流したな~
赤と黄色は全て一撃出来たのだが、緑が手も足も出ない・・・
1手目が取れないんだよね、、、
肩甲骨ロックが出来れば問題なのだが、
出来ない人は手も足も出ない、
もちろん、メッチャ腕力 and/or 握力ある人は関係ないかもしれないけど。
緑クライマーになるには必要な技術が多いなぁ。
ムーブはより弱い力で登る為の技術だから、、
クライミングはScienceですね~。

そういえば、、
最近はとんと廻し締めてないな~。

2015年2月24日火曜日

Zeroコンペ、予選終了

Zeroコンペの予選(100課題)は日曜日の21時に終了
結構頑張った。。

結局、休日6日+平日2日のTotal 8日間も通ってしまった。。。
休日に長時間かけて簡単な課題を落とすことはできるけど、
厳しい課題は平日に回数通うしかない。
当初の計画では休日だけで何とかするつもりだったが、
ふたを開けると何ともならなかったな~。

約3週間通ったからZeroにも結構知り合いができた。
今後も2か月に1回くらいは行くだろう。
その時は生暖かく迎えてください。

ほぼズット、決勝出場圏内(5位以内)を確保
知り合いに教えてもらった最終日前日朝の順位は1位
まぁ大丈夫だろうと高を括って野暮用をこなしていた。
ただ、夕飯で行ったオイスターバーで、「生」は食べなかったけど。

で、日曜日、念のためZeroへ
午後14時時点の順位は~
驚愕!!
まさかの6位!?
5位とは40ポイント差
多分、4、5級の課題一つ分の点差
ただ、残った課題で落とせそうなのは、、、
・トラバースでゴール取りだけ
・ルーフでゴールまであと2手
の1級が2本っていう状況
ただ、どっちも5回位しか触って無かったので、
チョット焦りながらも
「フレッシュなら」
と心を落ち着かせる。

で、
ムーブの強度から考えて、トラバースから始める。
1回目でゴールを左手クロスで取って、
「おっ、幸先良いな~もうできた。フレッシュだと違うわ~」
って思ったが右手寄せられず・・・
その後、幾ら打っても右手が寄せられない・・・
挙句の果てに右肩痛くなってくるし、、
入念にストレッチとレストを繰り返すが、、、
一向に寄せられない。
この課題、2つの壁を使うから取り付くタイミングが難しい、
プラス、、
初心者が周りを見ずにルートに被って来るから譲ること数回
結果、どんどん心がかき乱され、
不機嫌オーラを振りまきつつ
ソファーでマンガ読んだり、不貞寝
当然左手取りのムーブも試したが、より可能性が低かった。
てか、この課題サッコさんも出来てなかったなぁ~
と諦めの境地へ、
悟りも半分くらい開けたはず。


満身創痍だったが、
17時半過ぎのトライで右手が寄せられた!!
めっちゃ耐えたからね!!
右手の中指裂けて流血してたし
これで5位圏内へ~
でも、点差と状況を考えて、
もう一課題は落としておきたいな~って思いルーフへ
緊張が融けて、体が一気に軽く
結果、ルーフは一撃・・・
逆にしたら精神的にもっと楽だった!?
でも出来なかった可能性もあるな。

入れ替わって6位に落ちた子は、
僕が落としたあとからトラバース課題をずっとやってた。
他にもゴール取りだけのとかあったはずなのだが・・・

道場破りに行って破れず帰還って事にならずに良かった。
マスター以上はWS勢が結構残ってるなぁ。

今週はレスト
痛めた右腕の完治を目標に
あっ、右腕はWSで痛めたんだった。

2015年2月18日水曜日

要は連動性が大切なんだってこと

土曜日は仕事と疲労からぶっ倒れていたので、
日曜日にコンペ予選課題をやりにZeroへ
一部の人には話した、件の右足の故障、
坐骨神経痛(恐らく梨状筋症候群)を悪化させないために
入念にストレッチ、
2か月以上、原因であろう動き(ルート)もしていない
にも関わらず改善の兆しがない。
こいつが完治するまでは結構な日数がかかりそうだ。


Zeroには北ムーとサッコさんがいた
大分、二人のムーブを参考に
北ムーは相変わらずスゲー、、トライ2日で100課題完登してたww
二人の登りを見ていると動きが軽いんだよね、、
フワって、スって次のホールドを取りに行く。
後は圧倒的なムーブの解析能力の差、
つまりは引出しを開ける能力の差を感じた。
11日にトライして出来なかったのが幾つかできたのだが、、、
自分が思っていたムーブと結構違っていた。
教えてもらえば出来るってことは引出しを開けられていないってこと。
コンペティターとしては落第ですなぁ
何トライも重ねて出来たってダメなんだよね・・・・

前述のフワッと、スっと行けるのは、
肩甲骨周りの筋肉を起点として腰から足の筋肉を連動させているからみたいだ。
翌月曜日の中級セッション後に、
スタッフのオザさんに不得意なホールドを持てるようにするための工夫と練習法を聞いたら、
肩甲骨周りの筋肉で締め上げて持つんだと教えてもらった。
現時点の僕は、上腕の力ばかりで保持しているらしい。
前回の記事で書いた被った壁での引付けの姿勢が悪いのは、これが原因のようだ。
1.肩甲骨周りの筋肉でロックする→パンプの軽減につながる
2.引付けは、肩甲骨周りの筋肉を起点に始める→遠くのホールドが取れる
2にさらに腰から足の連動性が加わるともっと遠くのホールドまで手が届く。
正直、周りで1と2、特に2が出来ている人ってほとんどいない・・・
これが出来ていると登り方が本当に違って見える
激ウマ集団の人達くらいだな~
3段、4段登るには必須って事かも。
逆を言えば、そこまでいかなくて良いならいらなってことでもある。

トレーニングは懸垂の初動を肩甲骨周りの筋肉でやる。
懸垂しないまでも、腕曲げない、胸張らないで体を上げれば良い。
その動きを意識して、アップで遠いホールドを取りに行く。
腰から足への連動性をアップさせるトレーニングも聞いたが、
これはコソ練して出来るようになったら書こうかな。

セルフチェックとして、
ジムのホールドが遠すぎるって言ってる時点で2が出来ていないかも
当然2のせいだけではないけど、
160位の北ムーがホールド届かないところ見たことないし・・・
同様に「狭すぎて出来ない」って言ってる時点で、また別の何かが足りないのだろう

2015年2月10日火曜日

カチの再発見と腕立て伏せ

クライミング始めて1年位はカチってナンボでした、はい。
細かいホールドは取敢えずカチ。
ギュッと持って、引き付けて。
憶えたら、
こんな素晴らしい武器を使わない手は無いよね。
勿論、、
最初は、ガバしか持てなかったし、
小さいホールド持つと腕を曲げちゃって直ぐパンパン。
徐々にカチれる様になると、
「持てるよこんなに小さいの」
「カチ、スゲー!!」
なんて密かに思ってたり。
「僕ってカチラーだわ」
なんて心の中で自称してみたり・・・

成長していくにしたがって、、
角度が付いた壁にステップアップしていくと、
カチると指が痛いし、
直ぐパンプするし・・・
悩んだ時期もあったな~。
でも、気が付いたら、
いつの間にかオープンハンドを習得してた。
まぁ、今は忘れているだけで
自分なりに相当試行錯誤したんだと思うが
で、垂壁を登らなくなったのと比例してカチ持ちも減っていった。
角度あっても悪くて、小さい明らかなカチホールドはカチるけど。


で、実は最近コンペティターにジョブチェンジした。
外寒いし、大人の事情もあって。。
実は初コンペで、
Zero(伊)の1周年コンペにマスタークラスでエントリー
予選は2月1日から22日までの期間に100課題
セルフジャッジで落としていく。
休日しか行けないから1日に打ちまくった。
おかげで指皮無くなってうっすら血がにじんでる、、、
で、8日に145°壁にある課題をやってたら、
どうも遠い右手(結構いいホールド)が届かない。。
デットだと止まらないし、
ヒールで体を壁に近づけても、
あと数センチ届かない。。。
左手は結構いいホールドだったのでオープンで持っていたのだが、
カチってみたら右手が届いた。
ずっと忘れてたけど、そりゃそうだ。
カチれば引き付けられるんだから。
それぞれのホールディングの特性、
つまりは、利点と欠点を体得しておかないといけないな~って
最近は初心に帰ることが多い・・・

今日はWSの中級セッションに参加。
課題は白壁で黄色が4つ。
黄色ってグレーディングしたのは僕だけど・・・
初登者にネーミングライツとグレード決定権があった。
サッコさんの面白い試み。
赤では無いし、緑は直ぐには登れないから黄色にした。
まぁ実際、黄色だろう。
1ルートだけムーブが分からないまま取り付いたのがあった。
まぁ、落ちたけど。
聞いたら、、
「それダミーで入れました」
だって。
純粋だから騙されたぞ・・・
一撃を意識したトレーニングの成果ともとれるが、
一撃出来たのは1つだったし、
まだまだ未熟なんだなってことを思い知らされた。

参加者が少なかったので
腕を休める時間が長くて、
サッコさんに色々と質問してアドバイスをもらった。
正直、中級セッションよりそっちの方が価値があった。
マジで、1000円払っても良いくらい。

1.ガバに関連した目から鱗の事実。
これは、ここには書かずにコソ練するわ。

2.1のパーミングへの応用
これはレベルが高すぎて現時点の僕には絶対に無理。

3.被った壁での体勢維持と体の振り
僕の真似をしてくれたのだが、、
はっきり言ってダサい後姿だった
肩と背中の筋肉がきちんと使えて無いんだって。
実は何が悪くてそうなるか理解して無いんだけどね。
「腕立て伏せして」
って言われたので、やってみたら
「腕立て伏せは正しく出来てる、それを引き付ける時にやれば良い」
だって。
腕立て伏せを正しいフォームでできていない人も結構いるらしい。
暫くの間は、腕立て伏せを体に覚え込ませるのと、
1と2を意識したアップをすることに決定。


今月の一大テーマとして初コンペ、
何とか決勝に残りたい。
11日に後半50課題が出るから、
また指皮削りに行かないとなぁ。
前半50課題は、
2日間のトライで39だか40課題
8日はトライ3日目で、3課題のみ、
トータルで42だか43課題
結構いけてるぜぇ~って思っていたが、
北ムーは1日で49課題落としてた・・・
当然オープンに参加してるから僕のやってる課題より断然キツイ
しかも、午前中仕事してたとか言ってるし、、
マジ引くわ~。スゲーよ、、本当に
平日行けないし、休日も実験の合間縫ってだが、、
やるからには目標を達成したい。
戦略は構築済みだから、
あとは粛々と進めれば良いはず。
誰か指皮分けて、、

2015年1月30日金曜日

20150124 良くわからん下仁田

ジムの仲間と下仁田でボルダリング。


取敢えず、クラック状岩の2級でアップ。
で、落とせず・・・
まぁその内できるでしょ。
「ヘルケイブのねぼすけクラックみたいな感覚だな~。」
ってKub君に強がりつつふて寝。




橋の下に移動してマンナン太郎。
遠いリップのカチっぽいのが取れない・・・
かなりつらい。

合間にそばにある2級と3級をそれぞれ1本、2本落とす。


左端が3級。真ん中を左から登ると3級。右から登ると2級。


その後は、マンナンやったり1級つついたりして終わり。
マンナンはZeroの店長とセッション。
やっぱりうまいな~。


マンナンを眺める店長さん。
右側のでかい穴辺りから登るのが1級。
1級の方は次行けば落とせそうな雰囲気を醸し出しているつもり。
マンナンは厳しいな~。

にしてもグレードの感覚がイマイチわからん。。。
スタートや抜けを間違っている可能性があるから何とも言えないけど。
経験積めば適正かどうかわかってくるんだろうな。
スタートホールド違ってるのに「簡単すぎる」とか言わないように注意しよ。
動画でたまにいるじゃん!?
グレード感覚が伴えば、
ん!?って思ったら検討してやり直せるしね。

2015年1月6日火曜日

20150106 2014年の総括と言い訳に続く今年の目標とか野望など

Blogを初めて早一年未満の10か月
よくぞまあここまで続いたもんだ。
何かしら話題に事欠かないクライミングの備忘録だからかな

ブログは2014年の2月からなので、書いていないこともある。
取敢えず、2014年を振り返って、

2013年末 リード           「RP:5.10d、OSなし、FLなし」
                   10台4本、10a以下2本

2014年末 リード      「RP:5.12a 、OS:5.11a、FL:5.11b」
                           12台2本、11台16本、10台31本
 
       ボルダリング 「RP:初段、FL:2級」
                   初段1本、2級1本、3級3本

こうしてみると目標の1つは達成できたが、
細かく思い出してみるとまだまだ。
突き抜けた感じが皆無
もっと上手くやれた部分もあったし、
もっと成長できる部分もあった。
実際、11月に入ってからの尻すぼみ感が半端なし
あと、ボルダリングのスタートが遅すぎた・・・


印象深いルートを思い出してみると、、
1月のはじめに「月下美人」をRPできた時はとてもうれしかった。
「これで11クライマーになれたぜっ」ってね

4月に「つる」を登れた時は、黒岩の看板ルートがやっと・・・って感じ
嬉しさよりも安堵
「これで初心者から抜け出せた~」って

5月の「あひる」はうれしさのあまり昇天
黒岩にはまだまだ良い課題が沢山あるけど、
「暫く武者修行に行ってきます!!」って
可愛いつもりの30過ぎのおっさんは旅に出ました。



このころから10台はOSやFLを意識して登るようになったなぁ
それまでは、一撃することの大切さが良くわからなかったけど、
外でもジムでも頭で組み立ててから登るようになった。
それで段々と成長の速度がアップしたことを自覚できた。
先ずイメトレで登ると、初めてのルートでも一回登ったような感覚になれる。
2015年は、イメージと現実の乖離の「差」をゼロに漸近できるように精進しないと
ジムのボルダーでは徐々にゆっくりと出来るようになってきたけど、
外岩では、、、全然だめだな
その「差」を登りながら解決できたときの快感もたまらないんだけどね。
でも結局は「読み違い」だし、ムーブ解決の成否にかかわらず、無いに越したことはない。
先ずはジムのボルダーで、読みの精度をブラッシュアップだな。

7月の「Blast off」は初12aだったのだが、
実感ゼロで、
嬉しさが殆ど無い・・・
登ったんだ~。あれ~??
みたいな・・・
達成というより入口に立った気分

9月の「No siesta」は11cだけど、とても嬉しかった。
特別便数が多かったわけでもないけど、
今年一番印象に残っているルート
★なのが本当に不思議なくらい
始めから最後まで気が抜けない良いルートだと思う。
個人的な意見だが、パスファインダーより断然おすすめ。


「No siesta」 拝借した写真ですが・・・

同じ9月の「掟破り」のOSと「低姿勢」のFLは、
「記録」に残るルート
直後はとても嬉しかった。
でも、今となってみると印象はかなり薄れてしまった。
喜びも、ルートも両方とも
どちらも棚あるし、上部が簡単だったからだろう。
今一感が・・・
よっぽど大地讃唱の方が面白かった。

11月からは二子通い
なんも落としてないから印象もくそも無いけど、
二子の弓状は楽しいルートが沢山ありそうだな
ノースマウンテンは2014年中に落としたかったが出来なかった。
これ出来たらいい年末だったのに・・・
喜びが先に延びたと思って逆に楽しみます。
Macさんには2、3月くらいまで正月休みを取ってもらわないとな
あと、晴れで5℃より悪い気候は、僕にとっての絶対零度だってこともわかった。
わかったら理系だね。

ノースマウンテンはこんな感じ



ボルダリングに関しては印象的なルートは特になかった。
強いてあげるなら、、、
特に意味は無いけど、
初RPだし、変な形だから
これ、

チョックストーン3級
道化師の初段は、まぁ、、う~んって感じで
「初めてで初段」ってこと以外は特に・・・
マンナン太郎はかなりおもしろいルートだから、早く落としたい。



で、今年の外岩では、
リード:ボルダー比を7:3~6:4へとボルダー比率を高めていくつもり。
これは、人との関わりもあることだから何とも言えないけど、、
そんな予定

で、ジムは。。。
「赤5~4級(なら頑張れば登れます)クライマー」
から
「黄3~2級(なら頑張れば登れます)クライマー」
に成長できた
赤っぽいクライマー→黄色がかった赤クライマー≒オレンジクライマーになった。
換言すると
リチウム(Li)クライマー→カルシウム(Ca)クライマーって感じかな~
意味が分かった人は理系だね。


2015年の目標は色々あるけど、、、
まぁ、怪我無く楽しめたらいいや!!
ジムでは、
「黄(ならほぼ一撃で登れます)クライマー」
さらには
「緑1級(なら大体登れます)クライマー」へと
Naクライマー→ Baクライマー→ Cuクライマー
って成長したい。
そうなれば、外岩の目標も達成できるんじゃあないかな!?
抽象的だが、一歩踏み込みたいって思う。



ハイキングにも何回か行ったけど、
昔掲げていたアルパインクライマーっていう言葉は霧散霧消した。
冬の綺麗な山を見に行くのが一番楽しい
夏は暑いし、空気が澄んでないし、バッチくなる、
AKBなのが・・・
今年も絶景と旨いものと温泉入りにハイキングに行くつもり。


谷川って綺麗


ナイフリッジって怖い

ここも一応ナイフリッジなのかな

やっぱり晴れると良いね

いつも天気に恵まれない