2024年6月9日日曜日

焚火 in 小川山

岩欲が減衰した結果,週末にすることが無くなる

Heeちゃんに「お山に泊まりに行くか」と聞くと

行きたいとのこと

で,焚火でマシュマロをあぶって食べたいそう

ということで,急遽小川山のキャビンを予約

前日にとてつもない問題が生じたと山荘から連絡があったので大幅に予定を変更して出発

午後に到着すると

突貫で問題は解決できたそう


ナナーズに買い出しに行き,ふじともで夕飯,公衆浴場によってからキャビンへ

直火のできるフリースペースで焚火を始める

先日購入した鉈が大活躍

Nonさんが着火剤などという軟弱なものを購入しようとしていたので

「そんなものはいらないよ」と釘をさした手前,

少し湿気っている地面に焦ったがしっかり焚火は準備出来た

刮目せよ!父親の広い背中を!

とほくそ笑みなが心の中で叫ぶ

みんなでマシュマロや餅を焼いて食べる

Heeちゃんはご満悦


次の日は小川山でまったりクライミング

僕は以前足首をねん挫した日に敗退した『林の道 1級』

その日はマットがなく中々高度が伸ばせなかったが,

今回はご一緒した方がいたためマットがあり,少しずつ高度が上げられて完登

マントルまでしっかり緊張できる素晴らしい課題だった

とはいってもマントル部分は落ち着けば問題ないと思う


その後,「寒気SD 2段」をやるが左ひざ問題でスタンドに合流できず

ではなく,左ひざ関係なく敗退

「のっぺり 3段」でyoutubeにあるちょこっと地ジャンするムーブをだと4級くらいであることを確認

「隠れ人SD 初段」は最後のホールドで振られ落ちしたところで時間切れ

急いで車に戻る

nonさんに「あなたには子供がいるんだから自覚をもって時間通りにもどってきなさい」と有難い言葉を頂き帰路に就く

2024年6月3日月曜日

ブツブツができた in 八千穂

久しぶりに岩に行けそうだがシーズン終盤になるにつれて下がったモチベーションが一向に上がってこない

岩への渇望というか

ひりつき感というか

そんなものは消えてしまった

土曜日は相変わらずHeeちゃんとビリヤニ&ベジミールス

ということで,アプローチが比較的短く

緊張を強いられるハイボールではない宿題をやりに八千穂へ

「石器人 初段」は記憶が鮮明なうちに登っておきたい


最近クマが怖くなったので小型スピーカー

加えて熊笹対策で小型の鉈をもって砦ロックへ

先ずは一番近い『アブダクション 初段』

アップもせずに取り付くがスタートが出来ない

手が出ないとかでは無く腰が浮かない

色々試すが左膝に激痛が走るか,右脹脛が攣りそうになるだけなので「石器人」の偵察へ

ルーフは前回より乾いていたがやはり水が滴っている

戻ると右ヒールで腰が浮く

2手目をバラすとガバポッケを捉えられそう

繋げトライをすると問題なく登れた

『ミラークラック初段』はあまり食指が伸びないがチョーク汚れが酷すぎるので掃除だけしておいた

殆ど落ちなかったけど


移動して『石器人 初段』

前回はポケットからの“恐らく棚ガバ”取りが怖くてムーブを起こせなかった

今回はマットを2枚持ってきたので言い訳が出来ない

濡れている部分をしっかりと拭いていざトライ

1トライで登れた

懸念していた棚はガバだったしルーフ部分で手が濡れなかったのがデカい

あと,ポケットのフリクションが前回より良かった


続いて前回通り過ぎてしまった『石器工場 初段』

ルーフ内でのスタートの仕方が暫しわからず試行錯誤

抜けてきて,垂壁部分

上の方にある棚取りに至るムーブがわからず

ムーブを考えて,

左手を飛ばして浅いポケットへ右手を寄せたいが上手くできない

色々試して右手は寄せられるようになるが

今度は棚取りへの足上げができない

足位置を何か所が想定してとりあえずの繋げトライをしたら

上手くはまって登れてしまった


別エリアへの移動も考えたが,

隣にある「球」の岩を見たら『トキソプラズマ 初段』

が登りたくなった

下から見ると上部は明らかに苔が茂っている

上に登ると長ブラシで何とか掃除できそうなので

使えそうな部分を全部掃除

取り合えずトライすると

上部の大きく口を開けたホールドがまさかのスローパーで全くムーブを起こせない

焦ってクライムダウン

下から観察して持ち方を変えると苔を落とした次のホールドに右手が出せた

しかし,左手が滑ってきてクライムダウン

口を開けたホールドに下から何とかブラシが届いたので掃除して再度トライ

左手の持ち感が良くなり,右手がさらにもう一手出せた

が,砂が残っており保持がギリギリ

クライムダウンする余裕もなく体の向きを整えるだけで飛び降りる

上に登ってホールドを掃除し直してチョークも塗しておく

すると,少し右側に小さいガバがあることを発見

こちらも掃除しておく

集中し直してトライ

ムーブがつながり

先ほど見つけた小ガバもしっかり使って完登

かなり良いトライができた


ハイボールはやらない予定だったが,思わぬ成果が得られた

まだ15時だったので他の岩に移動しようと思ったが,

ソフトクリームを食べたら猛烈に面倒臭くなる

岩どころか駐車場を見に行くのすら億劫になり帰路に

これで八千穂で登りたい課題は『覚醒 2段』のみになった

秋冬シーズンに何とか登りたい


家に帰ると右腕にブツブツ

時間が経つにつれて数が増え,痒みも増してくる

ブログを書いている一週間以上たった今でも結構痒い

当初は草のかぶれかと思ったがどうやら毛虫のよう

強いステロイドを塗布しないとかゆみが収まらない

移動時はフーディニにを着ていたが,掃除のときなどは半袖だった

山の中では登らないときはずっと長袖を着ていたほうが良いかもしれない

2024年5月2日木曜日

東北トリップ in 大倉 & 山寺

折角のGWなのに大人の事情で登れる日が2日間に限られてしまった

天気を調べると福島以南は雨模様のよう

気になって調べていた大倉ボルダーの『汁 初段』を登りに行く決意を固める

勿論,我が家の"シスの暗黒卿"に許しを乞うため気合のプレゼン

結果,非常に渋い快諾を得る

前日にHeeちゃんと公園で追いかけっこしたら左膝に鋭い痛みが・・・

素人判断だが,

沢山歩くと痛む,走ると痛むという症状から左ひざは鵞足部分の炎症なのかもしれない

アプローチが短いエリアを選んできたのは正解だったよう

運動神経が悪い3歳女児といい勝負をしてしまったが,

捕まらなかったので何とか父親の面目は保てた


高速の深夜料金適応を狙って3時に起きる

ボケボケの頭で休憩を挟みつつ大倉へ

5時間程で定義山に到着

汁岩は中々のサイズで課題はどれも傾斜部分を登る

先ずは『汁 初段』

既にマットがジムの様に敷かれていた

アップでバラシをするが存外強度が高い

ご一緒した方のホールディングやムーブを参考にすると強度が下がっていい感じになり完登

少し湿気り気味な事を除けば初手以外は濡れておらず助かった

色々なムーブを駆使してダイナミックな一手から気の抜けないマントルと素晴らしい内容の課題だった

ただ,前評判程の充実度が得られなかったのは十二分なマットとムーンボードに似たムーブだったからだろう


続いて,『除念 初段』

初手はコツを掴めば問題なしで,探りながらのトライで上部まで行くもパンプして降りる

中間部のホールディングと上部のムーブを確認して次トライで完登

これまた質の高い課題だった


次は『無念 2段』を触るが,左足の挟み込みで左ひざに激痛

しかも,足を駆使しないと強度が高すぎて僕にはムーブが起こせない

といことで,『信念 2段』

「除念」の核心後に「汁」の核心が続くだけでなく,その繋部分のムーブが面白く新たな核心となっていた

繋部分のムーブを構築し,

多少の現場処理を交えつつ完登


再度「無念」に戻るが核心の一手が止まらず時間切れ

足を治して再挑戦したい,治ったところで登れるかはわからないが・・・

汁岩はどの課題も質が高くて面白かった

マットが豊富すぎてリスクマネジメントの必要性がなかった分充実感が下がってしまったが,それがなければ完登できなかった可能性もあるし何とも言えない



翌日は山形の「山寺」へ

場所が分かった駐車場のエリアに到着

結構暑かったが岩の登る面は日陰になっていたので助かった

たが,虫が多く3か所もブヨに刺されてしまった

先ずは右端の『蜩 初段』

核心の左手飛ばしが届かない

距離はそこまで遠くないのだが,岩から体が離れることが問題のよう

足位置を色々と調節すると急に届いてそのトライで登れた

保持力があれば足位置を気にしなくても良かったかもしれないし,

飛ばしムーブの際の重心移動がより早く理解できれば,身体操作が上手ければ,より早く登れていただろう


続いて『蜻蛉切 2段』

下部から結構強度が高く,核心のランジまで力を残せるムーブを構築するのに時間がかかった

そしてランジ

少しづつコツを掴んで飛距離が伸びる

ガバを何度も捉えるも結局止められず

途中のホールドが滑ってしまうとポジションが定まらずランジが安定しない

徐々に状態が良くなってくる一方で,帰宅時間になり敗退

もう少し触りたかったが・・・

帰りは4時間半で帰れたのであと1時間は触れたがギリギリを攻め過ぎて家庭内での地位をこれ以上下げるわけにもいかないので仕方がない


今回登ったエリアはどこも質が高くて面白かった

「山寺」に関しては遊仙峡エリアも見つけないといけないし,もう少し条件が良い時期に再挑戦したい

大倉では「無念」は絶対に登りたいし,できれば『鍛造』触ってみたい

2024年4月21日日曜日

暗い林の中で雨に急かされて in 八千穂

土曜日はHeeちゃんと近くの子供遊園地へ

結構暑かったが楽しめた

お昼はベジミールスとビリアニを食べにいつものお店へ

再度子供遊園地に行き閉園まではしゃぐ

3歳児より軟弱な僕は熱中症になったようで,帰宅するとそこそこ酷い頭痛が

加えて,机で突っ伏して寝ていると左膝内側に激痛が走る

アスファルトの上を歩きすぎたのだろうか


日曜日の予報は芳しくなく,曇りで雨がパラつきそう

色んなお天気アプリを横断的にチェック

膝問題で瑞牆や小川山のやりたい課題はできそうにないので,

最近の下調べでアプローチが短い事が分かった八千穂へ


2時間程で到着

小川山や瑞牆より大分近い

先ずは一番奥の「トリデロックエリア」

エリア最奥に鎮座する『球 1級』から

地上2m強から岩が迫り出している

岩壁に球が埋まっている感じでかなり見栄えが良い

「球」は一撃できたので隣の『マイコプラズマ 1級』

スタートから数手が気持ち悪く

そこからのガバポッケ取りが怖い

色々工夫して

ダイナミックに取りにいったら物凄く振られた

「球」をやっていたおかげで上部は安心して突破

これは超オススメ課題

このスケールとダイナミックさで1級,しかもホールドはガバ

是非登ってほしい

この振られムーブは解析ミス確定だろう

その隣の「トキソプラズマ 初段」は上部が苔まみれで掃除が必須そう


続いて「石器工場 初段」を目指すが『石器人 初段』に到着

下部のルーフがビチョビチョで水が滴っている

上部の垂壁は問題なし

折角だからと触ってみる

チョークアップは必須だがルーフを突破できるムーブが出来た

垂壁に入って大分掛かりの悪いポケットを繋いで

左にある恐らくガバ棚どりへ

が,右ヒールがかかっているし,右手が抜けたら下の岩に激突する未来しか見えない

さらに棚がガバじゃなかったら左下の岩に落下だろう

携帯の電波も悪いので怪我もできないと懸命な判断を下して降りる

その後も結構トライを重ねたが安定して,安心してムーブを起こせそうな姿勢になれず

意気消沈して敗退

マットを2枚持ってきておけばよかったか,,,

岩がビチョビチョだったから登れなかった事にして一件落着


次は「兜エリア」へ

標高が下がったためか少し蒸す

岩は駐車場から数分ですぐに見つかった

お目当ての『兜 2段』は下地が悪いとのことだったのでマットは2枚

指の太さが影響しそうなポケット

スタートを探すとカチ2箇所に触られた形跡が

レイバック気味にスタートしてポケットに左手を捻じ込む

浅くて持ち感が今一だったが強引に外傾したポッケへランジ

辛うじて右手が掛かったので抜けないように注意しながら左手も添えてリップへランジした

なんと,一撃

下地さえ気にしなければ登りやすいのだろう

手が軽く攣る

隣の「一刀両断 初段」をやりたい気持ちをグッと抑えて移動


次は「神社下エリア」

マット2枚を担ぐ程の余力が残っていない

マットを1枚にするがアプローチの激下り坂で足が攣りかける

下りなのに何度も休憩しながら「水神大石」に到着

マットを敷いていると雨がパラつく

面白いムーブ

焦りながら『亜谷女 初段』

スタートの右手がやたら痛いが頑張って手を出して

岩を抑えるよう上部のホールドを持つ

が,そこからのリップ取りができない

右手の持ち感が悪いので飛び出して手が切れたら後ろの崖下へと転がっていきそう

何回かトライして意を決してリップ出しをすると,,,

取り損ねても安定した姿勢で着地で来た

その後,雨がパラつくなか数トライ

止んだタイミングで登れた

もう,四肢全てが攣っていたので登れてよかった

マッサージガンの強さを3段階中の”2”に上げことが功を奏したようだ

まだ”3”が残っているのでより酷い状態になっても対応可能なはずだ


ということで,

隣の『楓 2段』

初手取りが遠いがキョンを発動すると問題ない

こちらの課題は怖く無いので少ないトライで登れた

モノポッケトと浅いポケットからのリップ取り

これまた指の太さが影響しそうな課題だ

どちらも好課題だと思う


この一手出しが気持ちい

他にも触りたい課題や見てみたいエリアがあったが,

マットを担いだ時に広背筋も攣るわ

天気は今一どころか今三で雨が止んでもマットが乾く気配がないので帰宅の途に

今度はキャンプ場3kmエリアとルーフクラックエリアに行ってみよう

「覚醒 2段」は是非とも登ってみたい


『球』


『マイコプラズマ』


『兜』


『亜谷女』


『楓』


2024年4月14日日曜日

日陰は耐えらえた in 杣添川

萌え出ずる季節のはずが夏と言って差し支えない予報

小川山や瑞牆は木葉が茂っていないため直射日光を浴びることになる

こんな時はどこに行けばと思案して

トポに北面の文字を発見して杣添川へ

アプローチ核心らしいが,川の右岸で林道整備をしており

なんやかんやですぐに着いた

もちろんロキソニンは必須だ


とりあえず『達磨 1級』をFlash

初手のランジよりも上部の右カチから左カチ取りの方が嫌だった

体感1級〜2級か


次は『鬼達磨 3段』

2トライ目で完登

ん〜,体感1級から初段くらい

僕の体感だとスタンドとの差も丁度良いかも


次は『邪眼 初段』

体感1〜2級くらいか

やはり上部の右カチを保持しての左寄せがいやらしい


『無題 初段』はスタートが今一

ムーブがよく分からないが登れた

ランジ限定にした方が楽しめるか


そして『弾幕 2段』

クロスだと出しづらいので右手を飛ばしてジャミングしたら登れた

ただ,抜けのラインをこれでもかというレベルで盛大に間違ってしまう

また行くことがあるかは分からないが登り直すかも

 

最後は『鬼達磨 +α』

鬼達磨オリジナルに一手足されるだけ

ただ,初手が結構遠いし

その先のムーブ精度が落ちる

大分指皮を消耗したが,

さっき登ったランジの際のホールディングスを思い出したら登れた

これで2段くらいかなぁ

小川山の「東雲」の左右が逆という感じ

グレード感はワングレード上くらいか

ん〜ん,分からんがそんな感じ


「ダルマ岩」は終始日陰で過ごしやすかったが

日向に出ると酷暑

熱中症になる以外の未来が見えないので,

「縄文岩」は諦めて帰宅の途に着く

車に着くと急激に空腹感を感じる

正午を回ったくらいだったので,

昼飯を食べにストローハットへ

普段は夕方まであまり食べずに過ごせるが

気が抜けると何時でも腹が減るようだ

2024年4月7日日曜日

状態が悪い課題たち in 白州 & SSK

水曜日,ジムで倉上さんの課題を触った

結構深いキョンを決めて立ち上がるムーブで,

左足の位置がズレている感覚がありつつ立ち上がったところ左膝の内側に鈍痛

翌日には激痛に変わりまともに歩けず,ロキソニンを飲んで足を引きずっていた

毎年左右どちらかを負傷しているお陰で外側側副靭帯に関しては造詣が深いのだが

内側はずぶの素人

ということで,ロキソニンありきでアプローチが短い岩場をチョイス

前日までの雨と天気予報を考慮して白州かSSkのトイレ横をターゲットに



久しぶりの白州は岩がしっとり

『八間岩 カンテ 初段』は取りつけそうにないし,

予報に反して太陽が顔を出さないので別のエリアのトポを買い行く

これで1000円かというのが感想

そして駐車場が一人1000円,しかも3歳からは高くないか?

神代桜や絵本ミュージアムへ

神代桜は圧巻だった

夕方に再訪すると

多少湿気ってはいるが取りつけそう

初手すら怖くて腰が引けていたが

客観的な意見をもらうと取れるように

ここから上部

上部はクライムダウンを繰り返して慎重ににムーブを構築

マントル部分のホールドが下部からではわからなかったが,岩の上からホールドを確認

下からはスラブ面が濡れているように見えたが,乾いていることも確認

分かってしまうと完登できた

色々と妥協してしまったが嬉しい完登

第三者がいることで精神的な負荷が下がった

一人だったら登れなかったかもしれない


SSKのトイレ横も行ってみた

『芳香 2段』

最初は初手すら取れなかったが色々とコツを掴むと

全部のパートのムーブができた

ご一緒した方に,岩の状態は今シーズンで一番悪いよと教えてもらったが

それ以上に暑さにやられた

一時気温が低下して,そのすきにトライしたら完登

『異香 3段』はマントル敗退して以降下部がつながらず

やり残し課題が沢山あるので良い時期に来たい

2024年3月17日日曜日

暑すぎて案の定 in 青葉

べーちゃーり敗退した前回

高速代,ガソリン代を奮発したもののやりたい課題は触ることすらできず

Nonさんがコロナに罹患したため久々の岩

今週こそはと天気予報と睨めっこし

気温の高さに一抹の不安を覚えつつもいざ青葉へ


駐車場に着くとあつい,暑すぎる

が,『青葉の伝説 初段』は日が陰っているおかげで快適

スタートのフットホールド一体がびしょびしょだったが,

辛うじて乾いているところを使うと問題なくスタートがきれた

カッコいいランジ部分を側体で発射したらマットの境にランディング

手と服が汚れて意気消沈する

サイファーにしたら2回目でポケット捉え,そのまま完登

これがやりたかったランジ


次は隣の『笑う中年 2段』

アンダーからのカチ取りとその後のポケット取りが悪い

アンダーの持ち方が分かるとカチのいい位置が探れてポケットにタッチ

次トライでは上手く止められず吹っ飛んだ

その次はしっかり保持でき,

ギリギリのかなり強引なマントルで完登

あのマントルは初回限定でもう反せないと思う

ポケットを取ると体が浮遊する不思議な感覚の課題だった

浮遊して落ちると体が制御しづらい

何だかあっさり終わってしまったが上手くはまったのだろう

お金をかけてきたので登れてよかった


『蓮華 2段』と『枯蜂巣 2段+』をやりに常夏の岩へ移動

あつい,暑すぎる

日差しが強すぎる

常夏というより地獄

「蓮華」の上部のムーブをこねくり回す

ポケットをこねくり回すと良い感じのホールディングを発見

ダイナミックなリップ取り

カンテが取りが安定し,繋げ1トライ目で完登できた


それにしても暑すぎるのでルーフの下で寝たり

日陰で体育座りしつつ

「枯蜂巣」のムーブ作り

上部は距離出しが求められるが解決

核心であろうルーフからのムーブを作る

トラバース部分に入れないがルーフから出てくるところまではムーブができた

取り合えず繋げトライをするがやはりつながらず

数トライすると腹筋がつるし案の定熱中症っぽくなる

それもつらいが多用するトーフックで足の甲に痣ができ皮膚が剥ける

そんなこんなしているとnonさんからHeeちゃんと実家に泊まるとの連絡が

小さくガッツポーズを決めて

急遽宿を取って早めの下山


宿で借りた漫画を読んでいたら12時を過ぎてしまったり

風呂のシャワーが暑すぎてどんどんたまるお湯で足の裏をやけどしかけて風呂の淵に避難したり

夜中の3時に大量の鼻血で目覚め,シーツと寝巻に赤い花を咲かせたり

6時過ぎに9階の部屋で震度4の地震にあい久々にビビったり

と,

6時半のアラームですっきり起床

足の裏が多少ひりひりして寝不足気味な気がするが気のせいだろう

鼻血は熱中症のせいかな

朝食を食べながら

「今日は触ったのが全部登れちゃうかも」

なんて妄想に鼻の穴を膨らませる

駐車場に到着すると

あつい,暑すぎる

予報通り昨日よりも暑い

唯一の救いは雲があることか


常夏の岩では栃木の本当に素敵なクライマーとセッション

かなり楽しい時間を過ごす

彼らのムーブを参考に「枯蜂巣」の全体が洗練される

が,,

やはりトラバースに入るところが鬼門

ヒールが切れてしまい足ブラで耐えるムーブになる

そんな折,

僕が非常に苦手なタイプの集団が登場

気分が盛り下がったし,丁度熱中症になりかけたので

日陰で数時間ダラダラする

で,日が陰ったころにトライしようとするも

やはりその集団にイライラ

栃木のクライマーの器の大きさと比べると,

これでもかという狭量っぷりを発揮して渾身のトライ

足ブラに耐えて最後のポケット取りへ

トラバース

結果,登れず

益々イライラ

その集団が帰ったら最初のトライで完登できたよ


完登よりも彼らに出会えたことが今日一番の収穫

また,どこかでセッションしたい

僕は