2024年1月28日日曜日

ロックトリップ~ワン~ in 城ヶ崎 & 神奈川某所

下見をしたからにはちゃんと行かないとということでロックトリップへ


行き先はもちろん城ヶ崎

Heeちゃんは到着前のコンビニでせっかく買っておいたお菓子を自宅に忘れて来たことに気が付き帰ると爆泣き

何とかなだめてジャクソンエリアへ

「富戸の冬 1/2級」「山椒魚 初段」「オオサンショウウオ 初二段」は一撃で,「馬の魂SD 初段」は一撃できなかったがさっくり

グレディングは2グレードくらい甘い気がする

まぁ「富戸の春 初段」や「富戸の四季 2段」にはしっかり弾き返されたが

とりあえず,直射日光がずっと当たっておりヌメッてしまい細かいホールドが持てなかったから仕方がないと自分を納得させる

ここに来る時は日差しを考えないといけないかな

ノンさんも幾つか簡単なのが登れたし

Heeちゃんも岩が登れたうえに,ご一緒したお兄さんにお菓子もあげられてご機嫌

自分から渡したいと言ったのにはビックリ


田中磯では「Good Luck to you 2段」

スローピーな右手から左手を割れ目に出す一手で足位置の微調整がバッチリハマった

その後の2手にも苦戦したが良いムーブが見つかり完登

下地がだいぶ気になる課題で充実度が高い

やはり城ヶ崎は景色が素晴らしい

陰鬱とした山のボルダーとは違うが僕には場違いな感じもする



勿論観光も

門脇吊り橋を皆んなで渡ったがHeeちゃんは至って普通

まだ状況が理解できていないのかもしれない

こっちは手摺りの隙間に落ちやしないかヒヤヒヤだった

門脇灯台に2回連続で登ろうとした時には流石に止めた

伊豆大島?

足がゾクゾクする吊り橋


伊豆グランパル公園はちょっとコスパが悪いが楽しめていたよう

恐竜の動くオブジェの前で取り乱したHeeちゃんは中々滑稽だった

ノンさんが動く恐竜のオブジェに食べられない様に必死の形相で泣き叫んで止めていた

トラウマになっていなかっただろうか

まぁトランポリンや滑り台で大分楽しんでいたのでもう覚えていないだろう



湯河原の旅館で朝食をとり

ゑふやの饅頭とキビ餅を買ったら神奈川某所へ突撃

アプローチは現地で解決だったが,岩センサーが働き迷わずに見つけられた

大きな垂壁にしばし威圧される

時間も遅くなってしまっていたので

アップで「エバ 初段」

初手が遠くその後のポケットからのサイドガバ取りのバランスが悪い

キチンと足を探して踏んだら登れた

ただ,マントルもピリリとしており気が抜けない


次は「オールドルーキー 2段」この岩で1番の高さでは無いが,結構高い

2手目取りが難しかったが初手の握り方を変えたら安定して上部へ

上部のポケット地帯を一度で突破できなかったが落ち着けば簡単だった

マントルもそこそこ悪いが2手目が止まれば登れる課題だと思う

この2本のグレードは1グレードくらい優しめな感じ


その後エバからオールドルーキーに繋げる「超エバ」と「オールドルーキーSD」にはしっかり敗退


15時に岩場を後にして近くにある良い感じのタイ料理屋で早目の夕飯

Heeちゃんは体力が付いてきたようで,行きも帰りも一度も抱っこと言わずに歩き切った

温泉に入りたかった様だが少し値段が高かったので車内でお昼寝を始めたのに乗じて帰宅

自宅で目覚めるとプンスカ怒っていたが,宿で入ったからいいでしょと丸め込んだ

初のロックトリップとしては上々だったのではないだろうか

岩と観光の割合や僕の集中して登る時間の確保,アプローチ

と改善すべき点が多いがこればかりは経験値を上げて補うしかない

あと,いかに荷物を少なくするかも重要

2024年1月14日日曜日

静かな清流沿いで解像度を上げる in 大丹波

 いくつか残っている課題が頭の片隅に引っかかっている

というより,大丹波の看板課題であるVermilionをやらないことには・・・

ここは静かで人がいないのが良い

携帯の電波もないことも相まって,山の中で岩と対話する贅沢な時間を過ごせる


「下弦の月 2段」は「月夜 3段」の直上ラインだが

月夜とは異なる核心がしっかりあり面白い課題だった

核心ムーブは面白く

しっくりくる足位置が見つかると強度がぐっと下がり

繋げワントライで完登できた


本命の「Vermilion」

ルーフ部分は何となくのムーブで最後に控える核心へ

バラシでできた二通りのムーブでは核心後のガバ取りで落ちてしまう

バラシで残っていた足が切れて戻せないことが原因で解像度の低さに起因している気がする

構築したムーブが繋げでも起こせるのかという観点(解像度)が荒すぎた

ルーフ部分のムーブも洗練させ

核心をヒールムーブにして,足位置を微調整すると

最初に捨て去っていたムーブが色を帯びて完登できた

グレード的には2段くらいか

学びが多かった非常に素晴らしい課題だった


最後に残った「八仙花 1級」

この岩は結構な斜度の坂(崖?)に飛び出しており

岩から剝がされると崖下に転がりそうな恐怖感

へっぴり腰になりながら色々とムーブを作る

核心をデットムーブにすると足が切れてしまい次の一手が出せない

こねくり回して良いムーブが構築出来て完登

この課題も大丹波を代表する好課題だと思う


シーズンオフに,

まだ出会えていない「ひこうき雲」と「風立ちぬ」の岩を見つけに足を運びたい

2024年1月7日日曜日

暖かくて開放的 in 城ヶ崎

家族でロックトリップに行きたい気分

HeeちゃんとNonさんはずっとは登れないだろうからその間は観光でもしてもらって・・・

温泉と海鮮が頭に浮かぶ

プラスして観光ができるところといえばで,

行ったことはないが,もう城ヶ崎しかないでしょう

調べるとアプローチや駐車場に懸念があるので,我が家のツアーコンダクタとしては下見が必須という結論に至り早速城ヶ崎へ

一人で行くと財布にやさしくないがこればかりは仕方がない


到着する前から車内が暑い

フニャフニャ指皮のため暖かいと直ぐに滑るし,圧痛から水ぶくれができてしまう

そのため気温が下がって人がいなくなった頃からそのエリアにinしている

城ヶ崎みたいな暖かりエリアでは何を着ればいいのと戸惑いながら秋になりたての頃の服装で岩場へ



先ずはフナムシロックエリアへ

「モンスターマン 初段」

岩が良い,サイズも形状もカッコいい

アップがてらに大きな穴からの一手とスタートから大きな穴どりを練習

スタートの足位置が決まる大きな穴が取れて登れた

アドリブでやった抜けのムーブがリスクと強度がかなり高いものになったが・・・


次は「モンスターママ 2段」

スタートの足位置で試行錯誤を繰り返して

大きな穴どりでのヒールムーブが足首の固さから苦労する

どうにかコツが掴めて上部へ

先程の抜けムーブを行うと直射日光で火照った岩が滑って失敗

で、皆がやってるムーブを試すとめちゃくちゃ簡単で、自分のバラしのいい加減さに辟易する

大穴取りでヒールが外れてイライラしつつ集中し直して何とか完登

かなり良い課題だと思う


続いて「文殊 初段」

景色は素晴らしいが恐ろしいアプローチを突破して

さっくり2撃

もう来なくて良いと思うと心の緊張が溶けて絶景を堪能できた



次は漁り火エリア

先ずは「狐火SD 初段」

スタートの足位置を工夫して、2手目の右手の位置を調整するとマントルへ

スポッターをドキドキさせる下手さで完登


「鬼火 1級/初段」は体が水平になると安定すして左手を放しやすくなるが,,,

そのような右手の持ち方と足位置が中々決まらない

色々工夫すると急にしっくりきて完登

またまたスポッターをドキドキさせる


「鬼火SD 三段」は何故かハマって一撃

あれだけこねくり回した右手のピンチ(?)ホールドが下から行くとても持ちやすい

体感はスタンドより簡単というよく分からん状態に


続いて大西さんの「トゥンバック 初段」

中々にハード

自分に合っていないムーブは強度が高かくなるためルーフでのムーブ構築は直ぐにヨレる

何とかルーフから這い出ると意味不明な角度でトウフックが残ってくれて完登

今回触った課題で1番強度が高かったかも



他のエリアの駐車場と降り口の場所を確認しながら橋立てエリアへ

既に取り付いていた人に聞いたが

スタンドでのスタートがよく分からない

ということで「ブルシットLow 2段」

個人的には上部が核心で何処から始めても同じ体感グレードになりそう

危なっかしいムーブで

またしてもスポッターをドキドキさせて完登


その後は,
「Do in 初段」はリップ取りで落ち
「ゲラル何とか 2段」は中間部のカチが全く保持れず
どちらも結構頑張ったが良いとこなしで終了



家族で来たら行ってないエリアへ行こうかな

僕調べではアプローチが比較的マシなはず

登り始めにしては中々に満足感があった

買ったばかりのモンベルの手袋無くしたけど