2024年6月9日日曜日

焚火 in 小川山

岩欲が減衰した結果,週末にすることが無くなる

Heeちゃんに「お山に泊まりに行くか」と聞くと

行きたいとのこと

で,焚火でマシュマロをあぶって食べたいそう

ということで,急遽小川山のキャビンを予約

前日にとてつもない問題が生じたと山荘から連絡があったので大幅に予定を変更して出発

午後に到着すると

突貫で問題は解決できたそう


ナナーズに買い出しに行き,ふじともで夕飯,公衆浴場によってからキャビンへ

直火のできるフリースペースで焚火を始める

先日購入した鉈が大活躍

Nonさんが着火剤などという軟弱なものを購入しようとしていたので

「そんなものはいらないよ」と釘をさした手前,

少し湿気っている地面に焦ったがしっかり焚火は準備出来た

刮目せよ!父親の広い背中を!

とほくそ笑みなが心の中で叫ぶ

みんなでマシュマロや餅を焼いて食べる

Heeちゃんはご満悦


次の日は小川山でまったりクライミング

僕は以前足首をねん挫した日に敗退した『林の道 1級』

その日はマットがなく中々高度が伸ばせなかったが,

今回はご一緒した方がいたためマットがあり,少しずつ高度が上げられて完登

マントルまでしっかり緊張できる素晴らしい課題だった

とはいってもマントル部分は落ち着けば問題ないと思う


その後,「寒気SD 2段」をやるが左ひざ問題でスタンドに合流できず

ではなく,左ひざ関係なく敗退

「のっぺり 3段」でyoutubeにあるちょこっと地ジャンするムーブをだと4級くらいであることを確認

「隠れ人SD 初段」は最後のホールドで振られ落ちしたところで時間切れ

急いで車に戻る

nonさんに「あなたには子供がいるんだから自覚をもって時間通りにもどってきなさい」と有難い言葉を頂き帰路に就く

2024年6月3日月曜日

ブツブツができた in 八千穂

久しぶりに岩に行けそうだがシーズン終盤になるにつれて下がったモチベーションが一向に上がってこない

岩への渇望というか

ひりつき感というか

そんなものは消えてしまった

土曜日は相変わらずHeeちゃんとビリヤニ&ベジミールス

ということで,アプローチが比較的短く

緊張を強いられるハイボールではない宿題をやりに八千穂へ

「石器人 初段」は記憶が鮮明なうちに登っておきたい


最近クマが怖くなったので小型スピーカー

加えて熊笹対策で小型の鉈をもって砦ロックへ

先ずは一番近い『アブダクション 初段』

アップもせずに取り付くがスタートが出来ない

手が出ないとかでは無く腰が浮かない

色々試すが左膝に激痛が走るか,右脹脛が攣りそうになるだけなので「石器人」の偵察へ

ルーフは前回より乾いていたがやはり水が滴っている

戻ると右ヒールで腰が浮く

2手目をバラすとガバポッケを捉えられそう

繋げトライをすると問題なく登れた

『ミラークラック初段』はあまり食指が伸びないがチョーク汚れが酷すぎるので掃除だけしておいた

殆ど落ちなかったけど


移動して『石器人 初段』

前回はポケットからの“恐らく棚ガバ”取りが怖くてムーブを起こせなかった

今回はマットを2枚持ってきたので言い訳が出来ない

濡れている部分をしっかりと拭いていざトライ

1トライで登れた

懸念していた棚はガバだったしルーフ部分で手が濡れなかったのがデカい

あと,ポケットのフリクションが前回より良かった


続いて前回通り過ぎてしまった『石器工場 初段』

ルーフ内でのスタートの仕方が暫しわからず試行錯誤

抜けてきて,垂壁部分

上の方にある棚取りに至るムーブがわからず

ムーブを考えて,

左手を飛ばして浅いポケットへ右手を寄せたいが上手くできない

色々試して右手は寄せられるようになるが

今度は棚取りへの足上げができない

足位置を何か所が想定してとりあえずの繋げトライをしたら

上手くはまって登れてしまった


別エリアへの移動も考えたが,

隣にある「球」の岩を見たら『トキソプラズマ 初段』

が登りたくなった

下から見ると上部は明らかに苔が茂っている

上に登ると長ブラシで何とか掃除できそうなので

使えそうな部分を全部掃除

取り合えずトライすると

上部の大きく口を開けたホールドがまさかのスローパーで全くムーブを起こせない

焦ってクライムダウン

下から観察して持ち方を変えると苔を落とした次のホールドに右手が出せた

しかし,左手が滑ってきてクライムダウン

口を開けたホールドに下から何とかブラシが届いたので掃除して再度トライ

左手の持ち感が良くなり,右手がさらにもう一手出せた

が,砂が残っており保持がギリギリ

クライムダウンする余裕もなく体の向きを整えるだけで飛び降りる

上に登ってホールドを掃除し直してチョークも塗しておく

すると,少し右側に小さいガバがあることを発見

こちらも掃除しておく

集中し直してトライ

ムーブがつながり

先ほど見つけた小ガバもしっかり使って完登

かなり良いトライができた


ハイボールはやらない予定だったが,思わぬ成果が得られた

まだ15時だったので他の岩に移動しようと思ったが,

ソフトクリームを食べたら猛烈に面倒臭くなる

岩どころか駐車場を見に行くのすら億劫になり帰路に

これで八千穂で登りたい課題は『覚醒 2段』のみになった

秋冬シーズンに何とか登りたい


家に帰ると右腕にブツブツ

時間が経つにつれて数が増え,痒みも増してくる

ブログを書いている一週間以上たった今でも結構痒い

当初は草のかぶれかと思ったがどうやら毛虫のよう

強いステロイドを塗布しないとかゆみが収まらない

移動時はフーディニにを着ていたが,掃除のときなどは半袖だった

山の中では登らないときはずっと長袖を着ていたほうが良いかもしれない

2024年5月2日木曜日

東北トリップ in 大倉 & 山寺

折角のGWなのに大人の事情で登れる日が2日間に限られてしまった

天気を調べると福島以南は雨模様のよう

気になって調べていた大倉ボルダーの『汁 初段』を登りに行く決意を固める

勿論,我が家の"シスの暗黒卿"に許しを乞うため気合のプレゼン

結果,非常に渋い快諾を得る

前日にHeeちゃんと公園で追いかけっこしたら左膝に鋭い痛みが・・・

素人判断だが,

沢山歩くと痛む,走ると痛むという症状から左ひざは鵞足部分の炎症なのかもしれない

アプローチが短いエリアを選んできたのは正解だったよう

運動神経が悪い3歳女児といい勝負をしてしまったが,

捕まらなかったので何とか父親の面目は保てた


高速の深夜料金適応を狙って3時に起きる

ボケボケの頭で休憩を挟みつつ大倉へ

5時間程で定義山に到着

汁岩は中々のサイズで課題はどれも傾斜部分を登る

先ずは『汁 初段』

既にマットがジムの様に敷かれていた

アップでバラシをするが存外強度が高い

ご一緒した方のホールディングやムーブを参考にすると強度が下がっていい感じになり完登

少し湿気り気味な事を除けば初手以外は濡れておらず助かった

色々なムーブを駆使してダイナミックな一手から気の抜けないマントルと素晴らしい内容の課題だった

ただ,前評判程の充実度が得られなかったのは十二分なマットとムーンボードに似たムーブだったからだろう


続いて,『除念 初段』

初手はコツを掴めば問題なしで,探りながらのトライで上部まで行くもパンプして降りる

中間部のホールディングと上部のムーブを確認して次トライで完登

これまた質の高い課題だった


次は『無念 2段』を触るが,左足の挟み込みで左ひざに激痛

しかも,足を駆使しないと強度が高すぎて僕にはムーブが起こせない

といことで,『信念 2段』

「除念」の核心後に「汁」の核心が続くだけでなく,その繋部分のムーブが面白く新たな核心となっていた

繋部分のムーブを構築し,

多少の現場処理を交えつつ完登


再度「無念」に戻るが核心の一手が止まらず時間切れ

足を治して再挑戦したい,治ったところで登れるかはわからないが・・・

汁岩はどの課題も質が高くて面白かった

マットが豊富すぎてリスクマネジメントの必要性がなかった分充実感が下がってしまったが,それがなければ完登できなかった可能性もあるし何とも言えない



翌日は山形の「山寺」へ

場所が分かった駐車場のエリアに到着

結構暑かったが岩の登る面は日陰になっていたので助かった

たが,虫が多く3か所もブヨに刺されてしまった

先ずは右端の『蜩 初段』

核心の左手飛ばしが届かない

距離はそこまで遠くないのだが,岩から体が離れることが問題のよう

足位置を色々と調節すると急に届いてそのトライで登れた

保持力があれば足位置を気にしなくても良かったかもしれないし,

飛ばしムーブの際の重心移動がより早く理解できれば,身体操作が上手ければ,より早く登れていただろう


続いて『蜻蛉切 2段』

下部から結構強度が高く,核心のランジまで力を残せるムーブを構築するのに時間がかかった

そしてランジ

少しづつコツを掴んで飛距離が伸びる

ガバを何度も捉えるも結局止められず

途中のホールドが滑ってしまうとポジションが定まらずランジが安定しない

徐々に状態が良くなってくる一方で,帰宅時間になり敗退

もう少し触りたかったが・・・

帰りは4時間半で帰れたのであと1時間は触れたがギリギリを攻め過ぎて家庭内での地位をこれ以上下げるわけにもいかないので仕方がない


今回登ったエリアはどこも質が高くて面白かった

「山寺」に関しては遊仙峡エリアも見つけないといけないし,もう少し条件が良い時期に再挑戦したい

大倉では「無念」は絶対に登りたいし,できれば『鍛造』触ってみたい

2024年4月21日日曜日

暗い林の中で雨に急かされて in 八千穂

土曜日はHeeちゃんと近くの子供遊園地へ

結構暑かったが楽しめた

お昼はベジミールスとビリアニを食べにいつものお店へ

再度子供遊園地に行き閉園まではしゃぐ

3歳児より軟弱な僕は熱中症になったようで,帰宅するとそこそこ酷い頭痛が

加えて,机で突っ伏して寝ていると左膝内側に激痛が走る

アスファルトの上を歩きすぎたのだろうか


日曜日の予報は芳しくなく,曇りで雨がパラつきそう

色んなお天気アプリを横断的にチェック

膝問題で瑞牆や小川山のやりたい課題はできそうにないので,

最近の下調べでアプローチが短い事が分かった八千穂へ


2時間程で到着

小川山や瑞牆より大分近い

先ずは一番奥の「トリデロックエリア」

エリア最奥に鎮座する『球 1級』から

地上2m強から岩が迫り出している

岩壁に球が埋まっている感じでかなり見栄えが良い

「球」は一撃できたので隣の『マイコプラズマ 1級』

スタートから数手が気持ち悪く

そこからのガバポッケ取りが怖い

色々工夫して

ダイナミックに取りにいったら物凄く振られた

「球」をやっていたおかげで上部は安心して突破

これは超オススメ課題

このスケールとダイナミックさで1級,しかもホールドはガバ

是非登ってほしい

この振られムーブは解析ミス確定だろう

その隣の「トキソプラズマ 初段」は上部が苔まみれで掃除が必須そう


続いて「石器工場 初段」を目指すが『石器人 初段』に到着

下部のルーフがビチョビチョで水が滴っている

上部の垂壁は問題なし

折角だからと触ってみる

チョークアップは必須だがルーフを突破できるムーブが出来た

垂壁に入って大分掛かりの悪いポケットを繋いで

左にある恐らくガバ棚どりへ

が,右ヒールがかかっているし,右手が抜けたら下の岩に激突する未来しか見えない

さらに棚がガバじゃなかったら左下の岩に落下だろう

携帯の電波も悪いので怪我もできないと懸命な判断を下して降りる

その後も結構トライを重ねたが安定して,安心してムーブを起こせそうな姿勢になれず

意気消沈して敗退

マットを2枚持ってきておけばよかったか,,,

岩がビチョビチョだったから登れなかった事にして一件落着


次は「兜エリア」へ

標高が下がったためか少し蒸す

岩は駐車場から数分ですぐに見つかった

お目当ての『兜 2段』は下地が悪いとのことだったのでマットは2枚

指の太さが影響しそうなポケット

スタートを探すとカチ2箇所に触られた形跡が

レイバック気味にスタートしてポケットに左手を捻じ込む

浅くて持ち感が今一だったが強引に外傾したポッケへランジ

辛うじて右手が掛かったので抜けないように注意しながら左手も添えてリップへランジした

なんと,一撃

下地さえ気にしなければ登りやすいのだろう

手が軽く攣る

隣の「一刀両断 初段」をやりたい気持ちをグッと抑えて移動


次は「神社下エリア」

マット2枚を担ぐ程の余力が残っていない

マットを1枚にするがアプローチの激下り坂で足が攣りかける

下りなのに何度も休憩しながら「水神大石」に到着

マットを敷いていると雨がパラつく

面白いムーブ

焦りながら『亜谷女 初段』

スタートの右手がやたら痛いが頑張って手を出して

岩を抑えるよう上部のホールドを持つ

が,そこからのリップ取りができない

右手の持ち感が悪いので飛び出して手が切れたら後ろの崖下へと転がっていきそう

何回かトライして意を決してリップ出しをすると,,,

取り損ねても安定した姿勢で着地で来た

その後,雨がパラつくなか数トライ

止んだタイミングで登れた

もう,四肢全てが攣っていたので登れてよかった

マッサージガンの強さを3段階中の”2”に上げことが功を奏したようだ

まだ”3”が残っているのでより酷い状態になっても対応可能なはずだ


ということで,

隣の『楓 2段』

初手取りが遠いがキョンを発動すると問題ない

こちらの課題は怖く無いので少ないトライで登れた

モノポッケトと浅いポケットからのリップ取り

これまた指の太さが影響しそうな課題だ

どちらも好課題だと思う


この一手出しが気持ちい

他にも触りたい課題や見てみたいエリアがあったが,

マットを担いだ時に広背筋も攣るわ

天気は今一どころか今三で雨が止んでもマットが乾く気配がないので帰宅の途に

今度はキャンプ場3kmエリアとルーフクラックエリアに行ってみよう

「覚醒 2段」は是非とも登ってみたい


『球』


『マイコプラズマ』


『兜』


『亜谷女』


『楓』


2024年4月14日日曜日

日陰は耐えらえた in 杣添川

萌え出ずる季節のはずが夏と言って差し支えない予報

小川山や瑞牆は木葉が茂っていないため直射日光を浴びることになる

こんな時はどこに行けばと思案して

トポに北面の文字を発見して杣添川へ

アプローチ核心らしいが,川の右岸で林道整備をしており

なんやかんやですぐに着いた

もちろんロキソニンは必須だ


とりあえず『達磨 1級』をFlash

初手のランジよりも上部の右カチから左カチ取りの方が嫌だった

体感1級〜2級か


次は『鬼達磨 3段』

2トライ目で完登

ん〜,体感1級から初段くらい

僕の体感だとスタンドとの差も丁度良いかも


次は『邪眼 初段』

体感1〜2級くらいか

やはり上部の右カチを保持しての左寄せがいやらしい


『無題 初段』はスタートが今一

ムーブがよく分からないが登れた

ランジ限定にした方が楽しめるか


そして『弾幕 2段』

クロスだと出しづらいので右手を飛ばしてジャミングしたら登れた

ただ,抜けのラインをこれでもかというレベルで盛大に間違ってしまう

また行くことがあるかは分からないが登り直すかも

 

最後は『鬼達磨 +α』

鬼達磨オリジナルに一手足されるだけ

ただ,初手が結構遠いし

その先のムーブ精度が落ちる

大分指皮を消耗したが,

さっき登ったランジの際のホールディングスを思い出したら登れた

これで2段くらいかなぁ

小川山の「東雲」の左右が逆という感じ

グレード感はワングレード上くらいか

ん〜ん,分からんがそんな感じ


「ダルマ岩」は終始日陰で過ごしやすかったが

日向に出ると酷暑

熱中症になる以外の未来が見えないので,

「縄文岩」は諦めて帰宅の途に着く

車に着くと急激に空腹感を感じる

正午を回ったくらいだったので,

昼飯を食べにストローハットへ

普段は夕方まであまり食べずに過ごせるが

気が抜けると何時でも腹が減るようだ

2024年4月7日日曜日

状態が悪い課題たち in 白州 & SSK

水曜日,ジムで倉上さんの課題を触った

結構深いキョンを決めて立ち上がるムーブで,

左足の位置がズレている感覚がありつつ立ち上がったところ左膝の内側に鈍痛

翌日には激痛に変わりまともに歩けず,ロキソニンを飲んで足を引きずっていた

毎年左右どちらかを負傷しているお陰で外側側副靭帯に関しては造詣が深いのだが

内側はずぶの素人

ということで,ロキソニンありきでアプローチが短い岩場をチョイス

前日までの雨と天気予報を考慮して白州かSSkのトイレ横をターゲットに



久しぶりの白州は岩がしっとり

『八間岩 カンテ 初段』は取りつけそうにないし,

予報に反して太陽が顔を出さないので別のエリアのトポを買い行く

これで1000円かというのが感想

そして駐車場が一人1000円,しかも3歳からは高くないか?

神代桜や絵本ミュージアムへ

神代桜は圧巻だった

夕方に再訪すると

多少湿気ってはいるが取りつけそう

初手すら怖くて腰が引けていたが

客観的な意見をもらうと取れるように

ここから上部

上部はクライムダウンを繰り返して慎重ににムーブを構築

マントル部分のホールドが下部からではわからなかったが,岩の上からホールドを確認

下からはスラブ面が濡れているように見えたが,乾いていることも確認

分かってしまうと完登できた

色々と妥協してしまったが嬉しい完登

第三者がいることで精神的な負荷が下がった

一人だったら登れなかったかもしれない


SSKのトイレ横も行ってみた

『芳香 2段』

最初は初手すら取れなかったが色々とコツを掴むと

全部のパートのムーブができた

ご一緒した方に,岩の状態は今シーズンで一番悪いよと教えてもらったが

それ以上に暑さにやられた

一時気温が低下して,そのすきにトライしたら完登

『異香 3段』はマントル敗退して以降下部がつながらず

やり残し課題が沢山あるので良い時期に来たい

2024年3月17日日曜日

暑すぎて案の定 in 青葉

べーちゃーり敗退した前回

高速代,ガソリン代を奮発したもののやりたい課題は触ることすらできず

Nonさんがコロナに罹患したため久々の岩

今週こそはと天気予報と睨めっこし

気温の高さに一抹の不安を覚えつつもいざ青葉へ


駐車場に着くとあつい,暑すぎる

が,『青葉の伝説 初段』は日が陰っているおかげで快適

スタートのフットホールド一体がびしょびしょだったが,

辛うじて乾いているところを使うと問題なくスタートがきれた

カッコいいランジ部分を側体で発射したらマットの境にランディング

手と服が汚れて意気消沈する

サイファーにしたら2回目でポケット捉え,そのまま完登

これがやりたかったランジ


次は隣の『笑う中年 2段』

アンダーからのカチ取りとその後のポケット取りが悪い

アンダーの持ち方が分かるとカチのいい位置が探れてポケットにタッチ

次トライでは上手く止められず吹っ飛んだ

その次はしっかり保持でき,

ギリギリのかなり強引なマントルで完登

あのマントルは初回限定でもう反せないと思う

ポケットを取ると体が浮遊する不思議な感覚の課題だった

浮遊して落ちると体が制御しづらい

何だかあっさり終わってしまったが上手くはまったのだろう

お金をかけてきたので登れてよかった


『蓮華 2段』と『枯蜂巣 2段+』をやりに常夏の岩へ移動

あつい,暑すぎる

日差しが強すぎる

常夏というより地獄

「蓮華」の上部のムーブをこねくり回す

ポケットをこねくり回すと良い感じのホールディングを発見

ダイナミックなリップ取り

カンテが取りが安定し,繋げ1トライ目で完登できた


それにしても暑すぎるのでルーフの下で寝たり

日陰で体育座りしつつ

「枯蜂巣」のムーブ作り

上部は距離出しが求められるが解決

核心であろうルーフからのムーブを作る

トラバース部分に入れないがルーフから出てくるところまではムーブができた

取り合えず繋げトライをするがやはりつながらず

数トライすると腹筋がつるし案の定熱中症っぽくなる

それもつらいが多用するトーフックで足の甲に痣ができ皮膚が剥ける

そんなこんなしているとnonさんからHeeちゃんと実家に泊まるとの連絡が

小さくガッツポーズを決めて

急遽宿を取って早めの下山


宿で借りた漫画を読んでいたら12時を過ぎてしまったり

風呂のシャワーが暑すぎてどんどんたまるお湯で足の裏をやけどしかけて風呂の淵に避難したり

夜中の3時に大量の鼻血で目覚め,シーツと寝巻に赤い花を咲かせたり

6時過ぎに9階の部屋で震度4の地震にあい久々にビビったり

と,

6時半のアラームですっきり起床

足の裏が多少ひりひりして寝不足気味な気がするが気のせいだろう

鼻血は熱中症のせいかな

朝食を食べながら

「今日は触ったのが全部登れちゃうかも」

なんて妄想に鼻の穴を膨らませる

駐車場に到着すると

あつい,暑すぎる

予報通り昨日よりも暑い

唯一の救いは雲があることか


常夏の岩では栃木の本当に素敵なクライマーとセッション

かなり楽しい時間を過ごす

彼らのムーブを参考に「枯蜂巣」の全体が洗練される

が,,

やはりトラバースに入るところが鬼門

ヒールが切れてしまい足ブラで耐えるムーブになる

そんな折,

僕が非常に苦手なタイプの集団が登場

気分が盛り下がったし,丁度熱中症になりかけたので

日陰で数時間ダラダラする

で,日が陰ったころにトライしようとするも

やはりその集団にイライラ

栃木のクライマーの器の大きさと比べると,

これでもかという狭量っぷりを発揮して渾身のトライ

足ブラに耐えて最後のポケット取りへ

トラバース

結果,登れず

益々イライラ

その集団が帰ったら最初のトライで完登できたよ


完登よりも彼らに出会えたことが今日一番の収穫

また,どこかでセッションしたい

僕は

2024年2月24日土曜日

ヌメヌメと花粉か? in 青葉

以前から『青葉の伝説』をやりたいなと思っていた

登るために行く価値のある,ミシュランの星付き的な課題

もちろん,触ってないわけだから外れる事もあるだろうが,致し方がない

折角の3連休なので青葉と笠間へのロックトリップを計画

がしかし,Heeちゃんの発熱と天候不順でキャンセルに

金曜日にHeeちゃんの面倒を見て,土曜日に突撃

高速の路面はずっと黒っぽくて,笠間あたりから山の上の方が真っ白

「アルファルトの種類のせいかな」

「梅が咲いているのかな」

と自分を誤魔化す

岩場の駐車場は誤魔化すとかいうレベルではないくらい濡れており

リードクライマーのおばちゃんから昨日は雨が降りその前は雪だったという確定情報を得る

全くありがたくない会話をしてから,日当たりの良さに一縷の望みを託してアプローチ


『青葉の伝説』は一度通り過ぎたほどびっしょり

最悪なのはyoutubeと違い竹がモリモリ成長しており日当たりが悪い

存分に水分を吸った瑞々しい苔がリップを覆っている

意気消沈して『壺魔人 初段』のある岩を探す

こちらは日当たりが良くほぼ乾いていた

取り合えずトライすると核心であろうポケットからの一手がいくらやっても出来ない

明らかに滑っている

上からクライムダウンして2つのポケットを磨くがダメ

疲労だけが蓄積する

昼を過ぎると乾いたようで急に持ち感が良くなり次のポケットを捉えリップへ

一度目は上手く捉えられなかったが,位置を修正すると次トライで止められた

かなり苦労したので嬉しい

岩が湿気っているとここまでムーブが起こせないのは指の腹のフリクションに頼った登り方のせいなのかもしれない

倉上さんに教わったホールディングができるようになると変わってくるのかな


次は『壺魔人 Extension 2段』

ルーフ部分のムーブは直ぐできて,穴倉から這い出してリップ取り

疲労がたまっていることも相まってかなりパンプした状態で手を出したが捉えらえれるわけもなく,,,

そのあと2,3トライしたが押し切れず

ルーフ部分が大分荒いムーブだったようで最適化すると完登できた

完登トライでも結構パンプしておりギリギリだったが,,,



『猫被』や『キャットタワー』の岩を発見したが

以前欠けてできたガバホールドがごっそり無くなっておりかなり厳しそうな状態

2段で収まることはなさそうな気がする

至極残念

帰りがけに『青葉の伝説』を見たがやはり濡れていた

乾きそうなら一泊しようと思ったが,

翌日も昼くらいから雨予報なので笠間ともども乾かないでしょうという判断でメヒカリの天丼を食べて帰路へ


高速代をケチって下道で山の中を爆走

国道なのに車一台分の幅しかなかったり

雪が結構残っていたりとビビりながらの運転

プラスして車の中でくしゃみが連発し鼻水がツーっと流れてきた

目も痒かったので花粉症の判定を下したが少し違和感

Heeちゃんの風邪がうつっていたら・・・

2024年2月18日日曜日

理想と現実 in 南川

土曜日にHeeちゃんと南川に行こうと思ったが雪の具合もわからないしちょっと肌寒いし

僕が登っているときにタブレットとYoutubeでHeeちゃんを制御しきれるかわからないし

と色々考えていると面倒臭くなり準備はしていたが急遽中止に

またまたお気に入りのカレー屋でビリヤニとベシミールスを食べる

今回はNonさんも一緒に


日曜日に南川へ

岩に近づくにつれて道が濡れてくる

嫌な予感がしたが,

僕がやりたいラインはリップ部分に水が浮いている程度だった

ティッシュで水分を吸い取ると湿気っている程度に

まぁそんなことより「莫逆のカンテ」からリップがチョークまみれ

まみれどころか水に溶いた小麦粉を塗りたくったようにグチャグチャで

脇の岩の上にチョークがこびりついたブラシが放置されていた

余りの酷さに閉口したが帰り際に「1時間ほど」かけて綺麗にしてやったよ

「お前の代わりに」

あんな状態を放置したお前は「クライマーとして終わっている」

ジムは濡れてないからチョーク塗りたくる必要もないぞ

岩なんて登らないでジムにいろよ

もしかしたらジムでも塗りたくっているのかもしれないな

そういう流派に属しているなら仕方ないか


出だしで大分精神がかき乱されたが

目的の課題に行く前に残っている課題

基本登っているラインの組み合わせ違いだからアップがてらに

先ずは「寂光SD 2段」

リップが湿気っていたのでマントルを何回かリハーサルしてから繋げ

やはりヒールからのリップ止めとマントルがドキドキ


次は「寂寞 2段」

すぐに出来るだろうと高を括っていたがそうは問屋が卸さず

先ず,3手目が上手く止まらず

そして,止まってもマントル落ちが3回と良いとこなし

そんなこんなで2手目の良い持ち方を今更発見して

しっかりレストしたら完登


そして「幽寂 2段+」

2手目取りが良くわからずの課題だったが

今日はすんなりできた

3,4手目取りも足位置の工夫で乗り切って完登

下部はコツがわかれば強度はそれほどでもなかった

まぁ,繋げるとマントル部分で大分ヨレるが,,,


「幽寂」を登ったらどっと疲れが押し寄せてきた

計画と大分違ってしまったがお目当ての「莫逆カンテ限定 3段」

色々頑張った結果,,,

今日も途中のトウフックが上手くかけられず

後半部分もバラしてみるとリップが湿気っていてスリップして後ろに吹っ飛んだ

でも何とかなりそう

問題の一手が止まれば勝負できるかな

と・ま・れ・ば


さっきも書いた気がするが大事だからもう一度

「幽寂」を登った時点で思った以上にヨレてしまっていたから仕方がない

元気な時にやれば何とかなる

と良いな,,,

ということでバラし切れずに帰宅

2024年2月11日日曜日

心に引っかかるから雪なんて気にしない in 南川

月曜日に大雪がふり週末になっても山のボルダーは厳しそうな雰囲気

ただ,先日の「莫逆のカンテ奥問題」が心に引っかかっている

自分の下調べのいい加減さが原因だが

やれば登れたであろうから悔いが残ってるどころか山盛り状態

のっぴきならない事情で御岳なら13:30には帰宅しないと行けないため,南川経由で最悪御岳という計画にした


南川に着くと雪がしっかりある

懸案の岩はというとリップ部分は濡れているがハング内は乾いていた

莫逆と寂声のマントルはティッシュとチョークで何とかなりそうな雰囲気を醸し出している

ここならアプローチも考えると45分は長く登っていられることから南川と一連托生を決める

ここから御岳までの移動考えると1.5時間ほどか


岩を乾かしながらまだ登れていない課題のバラシ

寂声と寂光のSDのスタートは風邪をひいてないからコツがわかると出来た

幽寂のスタートは切れたが2手目がよくわからん

莫逆3Dの寄せで足が開かずトーが掛けられない

強引に寄せるムーブなら可能が無きにしもだが指皮がゴッソリなくなりそう

気温が上がってくると染み出しと滴りが半端ない状態に

ティッシュ位置を調整して「莫逆」の後半のムーブを作る

莫逆のリップ取りムーブ

ヒールを掛けて左手でリップを取るムーブが止まり,右手でガバを持って足を上げようとしたらすっぽ抜けて後ろに吹っ飛んでしまった

飛び出ている岩に右手を強かに打ちつけたが大きな痣が出てきて親指が痛みで開きづらい事以外は無傷

という事で暫く腰が引けてしまいムーブの精度が落ちたが何とか安定する足位置を決定

で,「寂声SD 2段-」に取り付く

途中のムーブで手が逆になる問題に目を瞑りマントルへ

ここも手順を忘れている事に目を瞑り,,,

きれずに左手がすっぽ抜けて後ろに吹っ飛び岩のスロープを滑り落ちた

濡れてる岩はすっぽ抜けでコントロール出来ない落ち方をするのが怖い

ムーブを確認し直して完登


次は懸案の「莫逆 2段」

風邪を引いていないからスタートからの2手は問題ないが核心の一手を3回くらいミス

止められたトライで完登

カンテ奥を限定すると少し難しくなるがここまで来られる人には問題ないと思う

課題としては充実するので限定があった方が面白い

どちらも上部でチョークアップできなかったら確実に吹っ飛んでいたと思う

腰チョーク最高


13:30になっていたので急いで片付けて

岩を念入りにクリーニング

時間通りに無事に帰宅

2024年2月4日日曜日

ウイルスとの闘いののちに in 南川

木曜日の朝,「なんか調子悪いぞ」と思ったら

午後にはいかんともしがたい状態になり早退・・・

そこまで熱は上がらなかったが,金曜日は休みを取ってウイルスと激戦を繰り広げる

土曜日は何とか回復してHeeちゃんと2人で過ごす

一緒にベシミールスとビリヤニを食べに行っちゃたりして,

実は2週連続で今年3度目だったりと2人ともお気に入りのお店

日曜日は起きると体調が今一

エスタックイブとかいう怪しい錠剤を飲むと元気になったので目を付けていた南川ボルダーへ

アプローチは劇近で,河原も広く居心地も良い

岩は通称「A岩」1つだが大きさも傾斜の具合もちょうど良く全ての課題は傾斜部分に引かれている



先ずは,「寂声 初段」

この岩で一番グレードが低く,岩の左下からスタートして右上に抜ける

初手から強度が高く一杯いっぱい

というより上手く力が入らない

ちょっとづつムーブを作ってなんとかマントルへ

難しそうに見えなかったが上手く反せずマントル落ち

マントル部分のムーブを作って何とか完登


次は「寂光 初二段」

寂声と同じスタートで岩の中央部分でマントルを反す

寂声からラインが外れてからのムーブが面白く

またしてもマントル落ち

マントルが結構悪くてムーブ構築に時間がかかった

何とか完登

ん~ん,これも強度が高い

なんか熱っぽくなってくる

ウイルスとの戦いには勝利したが,

代償は大きかったようで体力が戻っていない気がする


次は,岩の右下から左側へトラバースする「莫逆 2段」

スタートからの3手が悪い

1手目<2手目<3手目の順で強度が高い

2,3手目が全くできないので3手目以降のムーブを作る

こちらには厳しいムーブは出てこないので,

3手目までのムーブを色々と考えると何とかしっくりくるムーブが完成

3手目が止まって「これはもらった」と思ったが,4手目の切り返しができず・・・

持ち方を変えて次のトライで完登

しかし,腕がつってしまいもう強度が高いムーブは起こせそうにない

寂声と寂光のSDが強度が高すぎてできないことを確認して

「寒雷切 初段」を探しに行く


目星をつけていいた場所まで20分程歩くが,

まさかのハズレで往復40分の散歩になってしまった

再度調べ直して何とか発見

下地にガラスやごみが散乱していて今三の雰囲気で,

フラッシュを逃して2トライ目で完登



A岩は質が高いラインばかりだったが,こちらはゴミも多くて可哀想な岩という感想で帰路に就いた

動画をYoutubeにアップロードしているときに名前を確認していると,

「莫逆」の抜け部分に限定があった

次回登りなおそうかな・・・

2024年1月28日日曜日

ロックトリップ~ワン~ in 城ヶ崎 & 神奈川某所

下見をしたからにはちゃんと行かないとということでロックトリップへ


行き先はもちろん城ヶ崎

Heeちゃんは到着前のコンビニでせっかく買っておいたお菓子を自宅に忘れて来たことに気が付き帰ると爆泣き

何とかなだめてジャクソンエリアへ

「富戸の冬 1/2級」「山椒魚 初段」「オオサンショウウオ 初二段」は一撃で,「馬の魂SD 初段」は一撃できなかったがさっくり

グレディングは2グレードくらい甘い気がする

まぁ「富戸の春 初段」や「富戸の四季 2段」にはしっかり弾き返されたが

とりあえず,直射日光がずっと当たっておりヌメッてしまい細かいホールドが持てなかったから仕方がないと自分を納得させる

ここに来る時は日差しを考えないといけないかな

ノンさんも幾つか簡単なのが登れたし

Heeちゃんも岩が登れたうえに,ご一緒したお兄さんにお菓子もあげられてご機嫌

自分から渡したいと言ったのにはビックリ


田中磯では「Good Luck to you 2段」

スローピーな右手から左手を割れ目に出す一手で足位置の微調整がバッチリハマった

その後の2手にも苦戦したが良いムーブが見つかり完登

下地がだいぶ気になる課題で充実度が高い

やはり城ヶ崎は景色が素晴らしい

陰鬱とした山のボルダーとは違うが僕には場違いな感じもする



勿論観光も

門脇吊り橋を皆んなで渡ったがHeeちゃんは至って普通

まだ状況が理解できていないのかもしれない

こっちは手摺りの隙間に落ちやしないかヒヤヒヤだった

門脇灯台に2回連続で登ろうとした時には流石に止めた

伊豆大島?

足がゾクゾクする吊り橋


伊豆グランパル公園はちょっとコスパが悪いが楽しめていたよう

恐竜の動くオブジェの前で取り乱したHeeちゃんは中々滑稽だった

ノンさんが動く恐竜のオブジェに食べられない様に必死の形相で泣き叫んで止めていた

トラウマになっていなかっただろうか

まぁトランポリンや滑り台で大分楽しんでいたのでもう覚えていないだろう



湯河原の旅館で朝食をとり

ゑふやの饅頭とキビ餅を買ったら神奈川某所へ突撃

アプローチは現地で解決だったが,岩センサーが働き迷わずに見つけられた

大きな垂壁にしばし威圧される

時間も遅くなってしまっていたので

アップで「エバ 初段」

初手が遠くその後のポケットからのサイドガバ取りのバランスが悪い

キチンと足を探して踏んだら登れた

ただ,マントルもピリリとしており気が抜けない


次は「オールドルーキー 2段」この岩で1番の高さでは無いが,結構高い

2手目取りが難しかったが初手の握り方を変えたら安定して上部へ

上部のポケット地帯を一度で突破できなかったが落ち着けば簡単だった

マントルもそこそこ悪いが2手目が止まれば登れる課題だと思う

この2本のグレードは1グレードくらい優しめな感じ


その後エバからオールドルーキーに繋げる「超エバ」と「オールドルーキーSD」にはしっかり敗退


15時に岩場を後にして近くにある良い感じのタイ料理屋で早目の夕飯

Heeちゃんは体力が付いてきたようで,行きも帰りも一度も抱っこと言わずに歩き切った

温泉に入りたかった様だが少し値段が高かったので車内でお昼寝を始めたのに乗じて帰宅

自宅で目覚めるとプンスカ怒っていたが,宿で入ったからいいでしょと丸め込んだ

初のロックトリップとしては上々だったのではないだろうか

岩と観光の割合や僕の集中して登る時間の確保,アプローチ

と改善すべき点が多いがこればかりは経験値を上げて補うしかない

あと,いかに荷物を少なくするかも重要

2024年1月14日日曜日

静かな清流沿いで解像度を上げる in 大丹波

 いくつか残っている課題が頭の片隅に引っかかっている

というより,大丹波の看板課題であるVermilionをやらないことには・・・

ここは静かで人がいないのが良い

携帯の電波もないことも相まって,山の中で岩と対話する贅沢な時間を過ごせる


「下弦の月 2段」は「月夜 3段」の直上ラインだが

月夜とは異なる核心がしっかりあり面白い課題だった

核心ムーブは面白く

しっくりくる足位置が見つかると強度がぐっと下がり

繋げワントライで完登できた


本命の「Vermilion」

ルーフ部分は何となくのムーブで最後に控える核心へ

バラシでできた二通りのムーブでは核心後のガバ取りで落ちてしまう

バラシで残っていた足が切れて戻せないことが原因で解像度の低さに起因している気がする

構築したムーブが繋げでも起こせるのかという観点(解像度)が荒すぎた

ルーフ部分のムーブも洗練させ

核心をヒールムーブにして,足位置を微調整すると

最初に捨て去っていたムーブが色を帯びて完登できた

グレード的には2段くらいか

学びが多かった非常に素晴らしい課題だった


最後に残った「八仙花 1級」

この岩は結構な斜度の坂(崖?)に飛び出しており

岩から剝がされると崖下に転がりそうな恐怖感

へっぴり腰になりながら色々とムーブを作る

核心をデットムーブにすると足が切れてしまい次の一手が出せない

こねくり回して良いムーブが構築出来て完登

この課題も大丹波を代表する好課題だと思う


シーズンオフに,

まだ出会えていない「ひこうき雲」と「風立ちぬ」の岩を見つけに足を運びたい

2024年1月7日日曜日

暖かくて開放的 in 城ヶ崎

家族でロックトリップに行きたい気分

HeeちゃんとNonさんはずっとは登れないだろうからその間は観光でもしてもらって・・・

温泉と海鮮が頭に浮かぶ

プラスして観光ができるところといえばで,

行ったことはないが,もう城ヶ崎しかないでしょう

調べるとアプローチや駐車場に懸念があるので,我が家のツアーコンダクタとしては下見が必須という結論に至り早速城ヶ崎へ

一人で行くと財布にやさしくないがこればかりは仕方がない


到着する前から車内が暑い

フニャフニャ指皮のため暖かいと直ぐに滑るし,圧痛から水ぶくれができてしまう

そのため気温が下がって人がいなくなった頃からそのエリアにinしている

城ヶ崎みたいな暖かりエリアでは何を着ればいいのと戸惑いながら秋になりたての頃の服装で岩場へ



先ずはフナムシロックエリアへ

「モンスターマン 初段」

岩が良い,サイズも形状もカッコいい

アップがてらに大きな穴からの一手とスタートから大きな穴どりを練習

スタートの足位置が決まる大きな穴が取れて登れた

アドリブでやった抜けのムーブがリスクと強度がかなり高いものになったが・・・


次は「モンスターママ 2段」

スタートの足位置で試行錯誤を繰り返して

大きな穴どりでのヒールムーブが足首の固さから苦労する

どうにかコツが掴めて上部へ

先程の抜けムーブを行うと直射日光で火照った岩が滑って失敗

で、皆がやってるムーブを試すとめちゃくちゃ簡単で、自分のバラしのいい加減さに辟易する

大穴取りでヒールが外れてイライラしつつ集中し直して何とか完登

かなり良い課題だと思う


続いて「文殊 初段」

景色は素晴らしいが恐ろしいアプローチを突破して

さっくり2撃

もう来なくて良いと思うと心の緊張が溶けて絶景を堪能できた



次は漁り火エリア

先ずは「狐火SD 初段」

スタートの足位置を工夫して、2手目の右手の位置を調整するとマントルへ

スポッターをドキドキさせる下手さで完登


「鬼火 1級/初段」は体が水平になると安定すして左手を放しやすくなるが,,,

そのような右手の持ち方と足位置が中々決まらない

色々工夫すると急にしっくりきて完登

またまたスポッターをドキドキさせる


「鬼火SD 三段」は何故かハマって一撃

あれだけこねくり回した右手のピンチ(?)ホールドが下から行くとても持ちやすい

体感はスタンドより簡単というよく分からん状態に


続いて大西さんの「トゥンバック 初段」

中々にハード

自分に合っていないムーブは強度が高かくなるためルーフでのムーブ構築は直ぐにヨレる

何とかルーフから這い出ると意味不明な角度でトウフックが残ってくれて完登

今回触った課題で1番強度が高かったかも



他のエリアの駐車場と降り口の場所を確認しながら橋立てエリアへ

既に取り付いていた人に聞いたが

スタンドでのスタートがよく分からない

ということで「ブルシットLow 2段」

個人的には上部が核心で何処から始めても同じ体感グレードになりそう

危なっかしいムーブで

またしてもスポッターをドキドキさせて完登


その後は,
「Do in 初段」はリップ取りで落ち
「ゲラル何とか 2段」は中間部のカチが全く保持れず
どちらも結構頑張ったが良いとこなしで終了



家族で来たら行ってないエリアへ行こうかな

僕調べではアプローチが比較的マシなはず

登り始めにしては中々に満足感があった

買ったばかりのモンベルの手袋無くしたけど