2014年6月29日日曜日

20140629 有笠 ヘルケイブ

二日連荘でヘルケイブに行ってきた。
ブラストを一手でも先に進めることが目標。

今日は夕立が断続的に降ったが、長時間ではなかった。。
が、、、ヘルケイブの淵からは滝の様に水が落ちていた。ブラストの上部はびしゃびしゃ。
これは悪いこと、、
でも、、それ以上に良いことがあった、、先輩クライマーのAYAさんとKuniちゃんもいたってこと。
彼らはずっと正対引き付け師 5.12cをやっていた。
沢山のうまい人たちに囲まれるとモチベーションも上がるし気合も入って来る!!

手前からブラスト、るんるん、正対引き付け師


アップはブラストのヌン掛け、どうにかこうにか昨日と同じところまでヌン掛け出来た。
昨日はMacさんにやってもらったのだがww

2便目も昨日と同じ高度まで・・・、、ノッコシ部分でおしまい。ただ、今までは左手でホールド掴んで終わりだったが、左→左→右と手を出して両手をノッコシの上に出すことができた。
でも体は引き上げられない。。。
2便目終わって、一つの勘違いに気が付く、、ハングの先は「トラバース」なんだから体を引き上げる必要はないんだってこと。。
ってことはハング部分をノッコスわけではないww。無駄な努力をずっとやっていた、、、

ノッコシ改めハング部分のムーブは、、、
・ハング下で左右のガバを持った状態から左手でガストン(足の置く場所に注意)。この一手の伸び上がりが難しい、、、
・右手をガバにあげて(ガバの中央よりやや左寄りで親指がかかるところ)、最初に左右の手で持っていたハング下の穴に左足をねじ込む(上手く決まればかなり楽)。で、クリップ。
・右手のガバホールドをマッチして(左手カチで補助しながら右手を少し右にずらして左手用の空間を確保)、右手を奥のホールドへ(やや奥に親指がかかるでっぱりがあるのでそこで持つ)。
・左足をガストンで持ったホールドにあげて、ハング上のカチに左手、すぐ左の悪いガバに左手を飛ばして、最初の左手カチホールドに右手。ここは気合。。腕がきしむww
YUJさんに次の一手はガバだから頑張って出すようにアドバイスをもらう。

3便目、、気合入れる。
ハング部分でガストンを触ってテンション。ハング超えくらいはノーテンで行きたかったのだが、、、休んでからハング→トラバース部分。
次の一手がでた。
そこで、、最後のボルトにヌンチャクをかける。

・左手を悪いガバに飛ばし、右手を寄せたら直ぐに左手を「角」の左にあるガバへ
再挑戦、、ハング→トラバース→最終のヌンチャク→終了点と何とか、、本当にどうにかこうにかトップアウト。ただ、、トラバース部分のホールド自体は濡れてなかったけど、シャワークライミングだった、、全身ビシャビシャ、最終クリップから終了点の間は滝ww

4便目、スタートからハングまでのムーブ固め。
「スタート直後のムーブがイマイチだよ、力使いすぎ」とYUJさんからサジェッションを受けたので改良。皆がやっているムーブはどうしてもできないが、僕にとって、より良いムーブが見つかった。
ハング手前もちょっと改良した部分がある。
スタート直後の方は、右手で行く(行ける)ところを左手→右手とマッチする。
ハング手前は左手で取りに行く(行ける)ところを、右手→左手とマッチする。ここは左手で行くと、クラックに突っ込んだ右手の小指がちぎれそうになって痛いから、、、
どちらも一手づつ増えてしまうが、今は良しとしよう。
将来的に改善できればしていく。

って感じで、僕的には実りの有る一日だった、、
次は、ハング上までノーテンで行きたいなぁ。

ブラストオフ ××××

2014年6月28日土曜日

20140628 有笠 ヘルケイブ

 先輩12クライマーに誘われて!?(をたきつけて!?)、Macさんと3人でヘルケイブに行ってきた。
約一か月ぶりの外岩~。
今日はBlast-off 5.12aを見ることが最大の目的ww、触れればOKって感じ。
妄想ではトップアウト!?とか考えちゃったりしなかったりww

ヘルケイブは駐車場からちょっと離れていたが、着くとビックリ。
すごい迫力だった。野外音楽堂をイメージするとわかりやすい、メッチャかぶってる。
ヘルケイブの一部。迫力が伝わらない下手な写真ww
取敢えず、はじめの一歩5.10aでアップ。プルプルしながらOS。
次にねぼすけクラック5.10c。こっちは、足がブルブルしながら登った。
終了点間近がびしょびしょ。。こんな所どうやって登るんだって感じ・・・。
テンション掛けてしまった。。
下からフェイスに出るか、名前にクラック入ってるんだからジャミングするかだよ~。と言われる。
びしょびしょでもジャミング効くのか!?って思いながら突っ込んでみたら効いた!!
取りあえずワンテン。次来たときに落とせると良いな。
右手の甲と左腕が傷だらけになったww

 本日の目標のブラスト。第一目標の「見る」は終わったので、、、

ブラスト!!スゲー被り
次は、第二目標の「お触り」。
感想は、、、厳しーっス!!!
1便目は最初の数手で落ちてしまった。何度も休みながらハング下に到達。
ハング上のホールドを取ったけど体は持ち上げられなかった・・・
2便目はハング手前まで何とか、
休んだ後もハング部分の左手でガストン気味に取るホールドが取れなかった。
その一つ上のクリップをしてしまうと、ガストンっぽく取るホールドの1手前の形が作れず練習できない。。沢山休んで1便目と同じところまで。

ハングからの~

3便目、行けるかなーって思ってやってみたが、2クリップ目までも行けずww
今日はこれでおしまい。
ねぼすけクラックやった直後は面白いルートだなって思っていたが、ブラスト触ったらそんなのはどこかに吹き飛んでしまった。ブラスト面白い!!
何とかトップアウトしないとなぁ。。。トップアウトできないなんて絶望すぎる・・・
ヌンチャク回収していただき感謝感謝です、、、


はじめの一歩 5.10a OS
ねぼすけクラック 5.10c ×
Blast-off 5.12a ×××






 
 
 


2014年6月22日日曜日

20140622 深谷ジム

 先輩12クライマーのYUJさんに二子の弓状エリアに連れて行ってもらうはずだったのだが、雨の為ジムに転戦。。Macさんと秋に向けて敵情(?)視察のつもりだったのだが・・・
で、、深谷ジムでリードした。

深谷ジムは11bまでは甘目、、そこからが厳しくなるみたい。
垂壁の11aを2本やって、被りの11bを2本やった。
垂壁の11aの片方は2便かかってしまった。
苦手なパーミングのある課題。パーミングできないよ・・・
肩をいてれぶら下がれない。。どうしても保持しようとしてカチ持ちしてしまう。
意識してやろうとしてるんだが、中々難しい。



その後、黄色の12aをやってみた。ムーブは教えてもらったのだが、やはり12aだけあって難しい。。。レスとするところが無い。。。なのに、聞いたらレスト出来るとか言われたww
一応トップアウトはできたので、つなげられるように頑張ろう。
今は、これしか言えない。。

 
 
動画見ると、最後に右足の位置が悪くて上がれてない気がする。
次に修正してみよう。


YUJさんは12bを練習していた。その時の背中を見てわかったことが一つある。
「クライミングには筋肉も必要だよ」ってこと。以前ブラストオフを落とした時のバックショットより1回り以上大きくなっていた。むしろ羽とか生えてきそうだしww
これが二子通いの成果の一部なのかな!?

スゲー背中!!

今練習したいことは、、、
1.インサイドフラッキング。これやれば余計な踏み替えが一つ減る。
2.パーミング。いまだにどうやって良いか良くわからん。理屈では分かっているのだが・・・ww



2014年6月18日水曜日

ヒールに隠れたすごい効果

 ムーブに関しての考察。素人だし、うまくもないので外れている可能性は大だが、自分なりに考えてみた。様々なムーブをアドリビタムに、感覚的にできる人もいれば、そうでない人もいる。前者は天才肌で上達の早い人だし、後者が普通だと思う。一方で、無意識でできることはすでに体得していると同義であるとも考えられる。僕は後者であり、その時々に体が動くわけでもなく、常に引出しを開けながらムーブを起こしている。つまりは経験したことのあるムーブを修正しながら行う。僕は、論理的に考えることを生業としているので、経験値を上げる際に、新しく出てきた問題にできる限り理由(理屈)を付けて消化することにしている。
これは研究でいう問題提起→実験→結果→考察という過程と同じであり、一番大切なのは考察の部分。どういう理屈でそうなるのかを論理立てて考えて、新たに生じた「穴」、つまりは仮定(仮説)を新しい問題点として調べる。
ボルダリングも論理立てて分解していけば、一つ一つの正解ムーブには力学的な意味付けや、体の構造から導かれる筋肉の動きによる説明がつけられる。感覚で登れないのだから、できたこととできないことを考察して、論理立てて検証して行けば良い。

 ボルダリングでつらいち(140°)をやってみて色々と考えさせられるところがある。正対で取れるホールド、ダイアゴナルやキョンを使って体をひねって取るホールド、フラッキングをして振られ止めをすることで取れるホールド。

・正対で届かない遠いホールはダイアゴナル。壁から体を離さない役割もある。
・体が壁から離れると残った腕への負荷が大きく、ホールドを取った腕にかかる重量が増す。腕を伸ばす距離を縮め、腕のみの引付に頼らず、さらに体が壁から離さない様にキョンを使う。
・フラッキングすることで、体の振れが小さくなりホールドを掴む腕にかかる負担が小さくなる。

 基本的なことだが、体が振られればホールドを掴んでいる手に負担がかかるし、壁から体が離れていれば取りに行く距離が増すことで、残る方の手による引付け、新たに取りに行く手の保持力がより必要になる。


 ヒールフックは体の振られ止めや、遠いホールドを取る際に掻き込むための手段だと思っていたが、、、しかし、壁から体を離さない様にする役目もあると感じた。
つらいちのある課題でホールドを掴んだ瞬間に体が壁からブランコのように離れて、保持できなくなり剥がされるムーブがあった。
この際に、爪先ではなくてヒールを置くと壁から剥がされなくなった。

その理由として、、、
1.爪先の場合に比べて、ヒールを置いた場合は膝つまりは股関節が開いていた。その結果、壁に体近づく。
2.爪先を置いて正対で取りに行くと、体の振られる方向が壁に対して垂直方向になり、ブランコの様に体が動く。これを止める力は腹筋とホールドを離さないための手の力。保持力が強ければこのムーブでも問題ない。実際できる人もいた。さらに、この一手で僕はダイアゴナルやキョンは使えなかった。保持力の問題もあるが、残る左手がパーミングだから難しい。
3.ヒールを架けた場合は、前述の通り、股関節を開いているので、股関節から腹筋にかけての筋肉が体を壁に押し付ける形になる。ブランコのような振れを、足の大きな筋肉と腹筋が軽減する。その結果、ホールドを掴むための保持力が劇的に小さくなる。

 つらいちを登る上手い人達を見ていて足の使い方が上手いなぁと思っていたが、ここまで効果があるものだとは、、、足に負荷を逃がすことで、ダイナミックなムーブが起こせる様になる。垂壁や多少被った壁では出てこないシビアな足遣いがつらいちには隠れていた。そして、僕にとっての第一通過点は「ヒールで体を壁に近づける」だった。
次に必要になってくる技(!?)は何だろうか、、楽しみだ。

2014年6月15日日曜日

20140614 ジム~Zero~

伊勢崎にできた新しいジム(Zero)に行ってきた。
今日は2回目。。前回は獅子岩でマルチピッチやった後に遊びに行った。
その時は、青(5級)をやって水色(4級)を途中までやったので、残りをやってきた。
前橋のホームジムに比べると、難易度は易しめって感じる。でも、ルートの趣が違くてこっちはこっちで面白い。
簡単なルートが多いので、初心者に優しい。新しく初めたい人を連れてくるにはこっちの方が良いかな。綺麗だし、うますぎる人が少ないしww

水色はタワーの9番をやってないっぽい。今度やろう。。
緑(3級)は2つ終了、黒(1級)は一つ終了。

 
 
 
 


2014年6月12日木曜日

20140612 ジム

ジム行ってきた。

ボルダリングとリードを少しやった、、、ビレイする人が一人しかいない上に初心者だから落ちる心配のほぼ無い10dと11aと11b。
ビレイはお願いするものだから、やろうと思っていた11cはお預けだった。

で、
筋トレに新しいメニューを加えることにした。
片手ロックオフ。できるかなーと思ってやってみたら予想外にできそうだったので。。。
あと、僕が3段階ロックオフって言っていたのは、実際はフレンチーズって言う固有名詞があるらしいww

<筋トレメニュー改>
・往復2回の3段階フレンチーズ(5秒)+懸垂1回 *2 (ぶら下がる=180°、120°、90°、0°!?)
・左右の片手ロックオフ(5秒) *2
**体は振らずに、ゆっくりやる**

取敢えずしばらくこれでやって、負荷を増やせるようなら増やしてみる。
フレンチーズはこれが限界。

2014年6月5日木曜日

20140605 ジム

ジム行ってきた。。2時間ほど。。
ボルダリングのマンスリー課題でウォーミングアップ。

リードに新しい課題が2つ出来ていた。
JOCの県予選課題、ピンク×の11bとピンク□の11d
今日は11bやってきた。
3便でRP。
最後のクリップからゴール手前の1手が出来ればOK。
なのに、、、、3便・・・
弱いな~。
自作の10dと筋トレして終了。

2014年6月2日月曜日

20140602 現状

梅雨に入る頃なので現状を確認。
最近ジムではあまりボルダーをしていない、、リードに逃げてばかりで負荷の強いトレーニングを避けている・・・。これはあまり良くないなぁと思ってはいるのだが。。

 前回の現状チェックは4月。。季節が良いので沢山クライミングに行けた2か月間だった。
この2か月は結構成長できたんじゃないかなって思ってる。一方で課題も沢山あったけど・・・
良い面だけを書いてみるww
OS:5.8、RP:11b 11台:4本からUp to date...↓ 

OS:5.10cRP:5.11d11台:10本(+6)
目標にしていた「11台10本」を梅雨までに達成できたことはうれしかった。しかも、10本目が「あひる」というのも嬉しい。このルートは黒岩をホームにしている身としては憧れだった。
ただ10台のOSがほとんど増やせなかった・・・。

2014年 <岩場 グレード トライ数(日を跨いだ合計の便数)*TRはトップロープ> 
5月 黒岩 11c:あひる ××○ (total 11便、11台10本目)
5月 黒岩 なし
5月 黒岩 10c:老眼鏡 OS
5月 獅子岩 (獅子岩 5.8:7P)
5月 城山南壁 5.9:ブルースカイ OS
                           5.8:とんとん拍子 OS
          5.9:アナザステップ FL
                          10b:ロング・グットバイ FL
                          (エキスカーション 10c:6P)  (初城山)
5月 有笠 フェアリー 11ab:夢を見る頃 ×○
4月 有笠 東の石門 11d:祝30万Km ○ (total 6便)
4月 黒岩 10b:柿ドロボー ××○ (total 4便)
       11b:舞姫 ○ (total 3便)       
4月 有笠 東の石門 5.8:白雪 OS
                                    5.9:有笠中央岩稜 OS
                                    10c:無名ルート OS (OSグレード更新)
4月 黒岩 5.8:オケラ ○ (Total 4便、やっとww)
4月 有笠 東の石門 10c:はし休め FL
               10a:謎の女 FL
                                     11a:大いなる山の日々 FL
                                     11c:モーテル有笠 ×○  (初有笠)

ホームジム 2014年6月現在 OS:11c、RP:12a。Up to date... 11d:+1、11c:+1、11b:+3、11a:+3
 *自作ルート2本(11a、11bcを含む)


<食生活の改善>
 体重は変わらず53kg台だが、痩せたと思う。腹筋が少し引き締まってきた。
平日はタンパク質、ビタミン、ミネラル、カルシウムはなるべくたくさんとるように、、、一方で、カロリーと無駄な脂質は少なめの食事を心がけている。土日、特にクライミングした日はあまり気にしないことにしている。。。

 

 ジムのスタッフに聞いたら、梅雨から夏はオフシーズンって言っていた。雨だし、暑くて滑るしだそうだ、、確かにそう思う。この期間にできることはジムで下地作りかなぁ!?

そこで、、、
<トレーニング>
ボルダー45%、リード45%、筋トレ10%でどうだろう。

・ボルダーは被りの課題で苦手克服。ピンチ、足振り、体幹の強化を目指す。
・リードは11後半から12前半で持久力Upとレストの改善が目的。
・筋トレは懸垂棒を活用。
コンセントリックとエキセントリック・コントラクションの両方を行う。コンセントリックは負荷を掛けながら筋肉を収縮。エキセントリックは伸ばす。エキセントリックの方が筋肥大が起こりやすいみたいだ。
そこで、3段階ロックオフをコンセントリックとエキセントリックの両方で行うのが最適なのではないかという結論に至った。ロックオフで筋動員率のUpが図られ、同時に効率的な筋肥大も起こるのでは!?ロックオフは腕や肩の筋肉だけではなく背筋や体幹の筋肉も動員されている感じがする。
後は腹斜筋を鍛えるために足振り。

<次なる目標~夏まで~>
タイトルの通り12のルートを落とすこと。しかし、そろそろ触りたいと思う反面、11台も増やしたい。
撃沈されると凹むからウダウダしている感じ。。
12に関しては、秋に向けて狙いを定める時期にするってのも良いかもしれない。
現実的なところとしては、、、OS数を稼ぐ(5本)、11台を2本、12台を触ってみるかなぁ。

上述のトレーニングを秋口まで続ければ、秋には成果が出てるかなww
続けられればねww
取敢えずは梅雨が終わるまでモチベーションを保って頑張ろう!!